28 2004年2月10日(火) 第2130回

No.28
本日の例会
2004年2月10日(火) 第2130回
ロータリーソング 喜び分かつ
献立 洋食
委員会事項 結婚記念日御祝 創業記念日御祝
第37回勤労学生表彰式
※例会終了後次年度理事会3F高砂の間

次週の例会
2004年2月17日(火) 第2131回
18:30〜
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献立 パーティー料理
創立43周年記念例会
中村辰夫氏を祝う会
新会員歓迎会

先週の例会
2004年2月3日(火)
会長挨拶
 先週、先々週と新しい会員が入会されて明るい雰囲気に我々クラブはな
っております。今日はお客さんも多く元気がいいなあと思っております。もう
一つ今日は明るい話題で中村辰夫さんが先般鳥取県の教育委員長に就
任をなさいましたので一言卓話の前にお話を頂きたいと思います。中村辰
夫さんの実績であるとか経験であるとか、人柄であるとかが評価されての
教育委員長就任だと思います。日本のこれからの課題として色んな事が挙
げられますが、一番大事なのはやはり教育問題だと言われる専門家が多
いですが、そんな中で御健闘を御祈りしたいと思います。
 今日は、米山功労者の表彰状をお渡しいたします。初めに藤岡さんこれ
は3回目です大変おめでとうございます。それから小川さんおめでとうござ
います。
 それから今日は一つ絵画の作品展の紹介をしたいと思いますが、今博物
館で「赤と青の対話」という二人の鳥取県在住で県内外で活躍されている
「郷土作家の作品展」であります。私も見て来ましたが、非常にスケールの
大きい激しい生と祈りを描く西垣風江氏と、神秘的な詩情を描いている越
野邦夫さんの二人の象徴的な「赤」と「青」の世界に感銘を受けて来ました。
片山知事も強く推薦されておられますし、是非行って見られたらと思いま
す。
幹事報告
(到着文書)
・ガバナー事務所より ロータリー100年史「奉仕の一世紀:国際ロータリー
物語」案内 1冊25ドル
 (希望者は事務局まで)
・ガバナーエレクト事務所より PETS討議事項文書
・日本事務局より ロータリーレート変更通知
 1ドル106円
・国際ロータリーより ロータリーワールド新聞
・米山記念奨学会より 米山功労クラブ感謝状
 米山功労者感謝状及びメダル
・鳥取RAより テーブルマナー講習会案内(例会を兼ねる)
 2/5(木)19:00〜 ウェルシティ鳥取 ¥5,000
 (希望者は明日までに事務局へ申し出て下さい)
・週報 鳥取西RC
(例会変更)
・鳥取中央RC 2/23夜間例会 受付定刻定例会場
・倉吉中央RC 2/11休会受付なし 2/18→2/13受付2/18定刻事務所
委員会報告
◎出席率報告
 2月3日 会員68名中 欠席8名 88.24%
 1月20日 補正後 欠席5名 出席免除13名 90.74%       
◎誕生日御祝
 森下耀雄さん 小谷恵三さん 角谷弘海さん
 道上正●さん 霜村哲男さん 谷口昌弘さん
 中村孝男さん
ビジター
 鳥取RC 安住庸雄さん 荒木康文さん
 坂田真理夫さん 谷口譲二さん 吉岡昭義さん
 吉武 哲さん
 鳥取西RC 平野裕章さん 西上昌男さん
メークアップ
 1/30鳥取西RC 戸杉和敏さん
 2/2鳥取中央RC 角谷弘海さん
スマイル報告(本日28,000円 累計749,500円)
平野裕章さん(鳥取西RC) 今日はお邪魔いたします。よろしくお願いしま
す。
西上昌男さん(鳥取西RC) はじめまして富士印刷の西上です。よろしくお
願いします。
尾崎英篤さん 中村辰夫さんの県教育委員長就任を祝って。
中村辰夫さん ただ何となく!!
植田哲朗さん 田中和夫さん入会おめでとうございます。本日の卓話楽し
みにしています。
森下耀雄さん 誕生日当日につき、私1人が祝っていただいた気分がしまし
たので。
中村孝男さん 小谷恵三さん
角谷弘海さん 道上正●さん 
霜村哲男さん 田中博文さん
早退7名
中村辰夫氏鳥取県教育委員長就任挨拶
 会場に入って来ましたら逃げだすわけにもいかず、とうとうこういう場所に
立つことになりました。只今尾崎会長から身に余る励ましの言葉を頂戴し、
又改めて緊張しているところでございます。教育員6人の取りまとめ役でご
ざいまして、そう気負って委員長を務めるわけでもございませんが、でも今
76才の坂を生きておりまして、今日の出来事、ニュースから身につまされる
思いで新しい知識を吸収しております。考えてみますと今学校で勉強してい
る子ども達というのは目が澄んでおります。この子ども達に私の人生経験
が幾らかでもお役に立てたら非常に幸せだと思って一生懸命務めて参りた
いと思います。加えてお気付のてんがありましたら、所謂一般社会から見た
教育を学校も地域も一体となって勉強していきたいと思っておりますので、
御叱責や御励ましの言葉が頂ければ大変幸せに存じますので宜しくお願
い致します。
新入会員卓話 原田克巳さん
 鹿野町のシンボルでもあり、私の会社名でもある「鷲峰山」についてお話
させて頂きたいと思います。本当は趣味の話でもと思ったのですが、釣りも
ゴルフもしませんし、趣味といったらオートバイに乗るぐらいです。自慢では
ないですけど、1450ccのハーレーダビットソン、30年前の650ccのカワセの
ダブルバンを持っています。もしツーリングに興味がある方がおられたら声
をかけて下さい。
 本題の「鷲峰山」のことですけど、この山は格好いい山でして、一番いい
のは国道9号線から鹿野方面に走っている時に正面に出現する場所です。
この場所での鷲峰山はちょうど鷲が羽根を張げている姿に見え、結構雄大
な景色だと思いますので是非皆さんに見て感じてほしいものです。この鷲
峰山は僕達の小学校、中学校の校歌になっていますし、毎日自然に見てい
る山ですし、生活の一部にもなっていて、雲が掛ると雨の準備をしたり、冬
になると雪が山頂に2回冠雪すると今度は里に降るので冬の準備をしなさ
いと教えてくれる山です。
 昨年の夏、僕が鹿野町の民生委員の代表世話人をしていることもあって
山頂にどんぐりの苗木を植える企画をたてまして、子どもや先生に声をか
けて200本の苗木を植えに10年ぶりに山頂に登りました。久しぶりに山頂か
ら見た眺めは疲れを忘れるぐらい素晴らしい景色でして、天候もよかった関
係鳥取市内、日本海、大山もよく見えて非常に素晴らしかったです。大山を
見ながら子どもの頃よく聞かされた鷲峰山と大山の背比べの伝説を思い出
しました。
 今年は鹿野町も鳥取市に合併になりますし、この鹿野町のシンボルの鷲
峰山をこれからは鳥取市の西のシンボルの山として、市民の憩いの山とし
て沢山の人に登ってもらいたく皆さんに推薦して頂きたいとお願いし、終わ
りと致します。
新入会員卓話 田中和夫さん
 先週当会に入会したばかりでございます。インフォメーションの後に2月3
日に卓話をできないかと言われ、わたくしも「卓話とはなんだろう」と思いつ
つ、たったいま「ノーはだめですよ」と教えを説かれたばかりでしたので、思
わず「イエス」とこたえてしまったために、この場に立つこととなりました。
 わたくしの会社はご存知の方もおられると思いますが造園業を営んでおり
ます。前社長であります芦澤会長が創業して28年になる会社でございま
す。
 造園業といいますとやはり誰でも石を据えたり、木を植えたり、竹垣を作っ
たりという庭作りや、樹木の剪定作業というイメージが強いのですが、ブロッ
ク積み・レンガ積み・インターロッキング張り等の外構工事や、宅地の造成
もしたことがあります。また、樹木医さんの監督のもと、樹木の診断治療も
いたします。これは、樹木の消毒はもちろんのことですが、病気等が発生し
たときの殺菌剤散布、弱っている樹木の原因究明、肥料、活力剤の混入、
樹木の腐朽箇所の治療などがおもなものです。いろいろやっておりますの
でいつでもご相談ください。
 業務内容はこれくらいにして、植木屋ですので、木を植える、切る、育てる
勘どころといいますか、簡単なポイントを御話ししたいとおもいます。
 木を見栄えよく植えるのは浅く植えるのが鉄則です。棒杭を突き刺すのと
はわけが違って、根張りがしっかりして、それが幹に上がっていくところの美
しさを強調するようではないといけないからです。植えつけたはなは、根張
りがそう出ていないものでも浅く植えるとがっちりと地面近くに根を張ってく
るようになります。2年後くらいには深く植えた木の2倍、3倍もいい木になり
ます。風が強いところならば支柱をすればよろしいです。深く植えると根が
呼吸困難になり根腐れを起こしやすく、木が弱るので御注意ください。ま
た、木を植えた根元の地面を周りの地面より少し高くしたほうが、一歩退い
て眺めてみるとへこんでいるよりとても見栄えがします。ちょっとした加減で
すが少し前かがみに植えると木がとても生きてきます。
 それから、何の木でもそうなんですが、小さな苗木を植えるときは幹を3分
の1ぐらい切ってから植えるといいようです。幹を切り詰めて植えると、切っ
た後から出る芽は勢いをつけていい枝を伸ばします。なかなかハサミを入
れられないのが人情ですが思い切ってパチンとやってみるのがいいでしょ
う。
 次に木の植え方を御話します。植え穴を掘りまして、その中に根鉢を入
れ、土を埋め戻します。その際土がお汁粉状になるくらい水を注いで、木を
動かし、どろどろになった土が細かい根の隙間に入り込むようにします。最
後に水鉢という水が流れないように、根元の周囲に土を盛って土手を作り、
表面に水をあたえるという「水ぎめ」という方法が、特に水はけが悪い土で
なければ一番良いと思います。
 植えつけた後は、堆肥やマルチング材などを敷き均しておけば乾燥を防
ぐばかりでなく、夏は直射日光による地温の上昇を防ぎ、冬には同じく乾燥
と霜による凍結を防いでくれるので、上手に根づかせるにはかなりの効果
があります。大事な木にはやっておいたほうがいいでしょう。
 「植えた後、水をやったほうがいいか」とよく聞かれるのですが、特別に水
はけが悪い場所を除いて、水をやりすぎて枯らしたという話は聞かないので
やったほうがいいと答えます。夏はどんな木でもたっぷり水をやってくださ
い。松も乾燥に強いのですが、夏に水をぜんぜんやらなければ、弱って松く
い虫にやられてしまう恐れがありますので気をつけてください。
 次に、切る勘どころ、いわゆる剪定の簡単なポイントを御話しいたします。
最初にも申しましたが、切ることを怖がらなくても、よほど切りどころを間違
えなければ切ったところからは必ず前よりいい枝が伸びます。刈り込み物
などはとくに思い切って切れば前より込んできて形も良くなります。刈り込
み物以外の木は枯れ枝を除去するだけでもかなりいい形になります。ま
た、木を小さくするために枝を切るときは必ず葉と葉の途中で切らず、付け
根で切ると枝の先枯れを起こさずきれいになり、いい枝が伸びてきます。
 また、太い枝を切ったときには、切りっぱなしではなく切り口に防腐剤を塗
っておいたほうが良いでしょう。切り口からの腐れを防止することができま
す。特にサクラには気をつけたほうが良ろしいです。
 それから松の剪定だけはプロにまかされたほうが良いと思います。プロの
われわれでも難しい木です。
 最後に育てる勘どころとして、寒肥があげられます。寒肥とは今のような
冬に油粕のような窒素肥料と鶏糞などを混ぜて木の周りに数箇所穴を掘っ
て与えることです。これはぜひ簡単ですのでやられたほうが良いと思いま
す。しかし植え付け1年目はバラなど特に肥料を良く好む木は除いて、肥料
はやらないほうが良いです。一冬あるいは一夏越してからやってください。
また、窒素肥料をあまりやりすぎると、花芽がつきにくくなるのでやりすぎに
も気をつけてください。
(担当 入江敏夫)