No.36

本日の例会
2004年4月13日(火) 第2138回
ロータリーソング 我等の生業
献 立 洋食
委員会事項 結婚記念日御祝
卓 話 「南極の話」
鳥取環境大学教授 遠藤辰雄 氏


次週の例会
2004年4月20日(火) 第2139回
18:00〜
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献 立 和食
クラブフォーラム 
「会員増強」

先週の例会
2004年4月6日(火)
会長挨拶(牧浦副会長代行)
 尾崎会長がお休みですので私が替って会長挨拶をさせて頂きます。今日は新入会員の朝倉さんの入会式をのちほど行います。
 桜の花もぼちぼち散り出しましたが、十分に楽しめるのではないかと思います。先日は2690地区の第1・第2ブロック合同のIMがありました。昨年は第1ブロックが倉吉で行なわれ、我がクラブより、コーディネーター、パネラー、2人出席して活躍して頂きました。此の度のIMの中心テーマは広報ということで記念講演は、国際会議場の社長で元、電通の副社長、次期大阪ロータリークラブ会長の山下和彦さんで「21世紀のロータリーの方向」というテーマでした。フォーラムは、ロータリーの広報ということで、パネラー4人のうち2人はロータリー外の人で違った角度でロータリーの活動をご覧になり、大変参考になりました。当クラブは68人中、17人の登録で、ちょっと寂しく思いましたが、今後多数の出席をお願いします。
幹事報告
(到着文書)
・ガバナー事務所より @国際研究会案内5/21〜22大阪国際会議場A2003〜04年度各RCの環境保全事例報告協力依頼
・ガバナーエレクト事務所より @次年度ガバナーメッセージ、及びRI会長・ガバナー・ガバナー補佐略歴、顔写真A地区協議会アンケート(社会奉仕・100周年記念)
・智頭RCより 創立40周年記念式典案内及び登録依頼5/29(土)14:00〜17:00智頭町総合センター
 登録料会員10,000円同伴者8,000円
・倉吉RCより 創立50周年記念式典案内
 6/6(日)14:00〜倉吉未来中心・倉吉シティホテル
・ジャイカ(JICA)より 機関紙
<CODE NUM=01AC>週報 鳥取RC
(例会変更)
・米子東RC4/7夜間例会受付定刻ホテルサンルート米子ロビー
・米子RC4/30休会受付なし
(当クラブ連絡事項)
・例会後理事会3F高砂の間
・4/11(日)春の家族会鳥取駅南口集合9:00
・米山奨学生の馬さんより「くこのみ」をいただきました希望者は事務局まで
入会式
朝倉通憲さん(62才)鳥取公証人役場公証人
推薦者 筒井和彦さん 米田由起枝さん
趣味 ゴルフ 麻雀 囲碁 ソフトテニス
朝倉通憲さん挨拶
 鳥取に来まして一年経ちようやく土地にも慣れたところ、米田税理士さんから推せん頂き入会させて頂くことになりました。とても喜んでいます。親睦をはかり、地域社会に貢献したいと思っていますので、どうかよろしくお願い致します。私は昭和17年3月生まれの馬年で、生まれは北京で残留孤児にならず引上げて来ました。三重県は父親の本籍地で私が育ったのは大阪です。家族は妻と母親が大阪の高槻市で暮らしています。娘が2人いますが上の娘は滋賀県の草津市におります。下の娘が5月に子どもを生む予定で、はじめての孫ですので今から、わくわく、そわそわしています。趣味はゴルフ、山歩き、ソフトテニスとなんでも首を突っ込んでいます。ゴルフは毎月行っています。お誘い願えれば有難いです。今、四つのテストを眺めていましたけど、私の公証人の仕事もこれに次ぐものと思っています。今後共皆様よろしくお願い致します。
委員会報告
◎出席率報告
 4月6日 会員67名中 欠席10名 85.07%
 3月12日 補正後 欠席4名
      出席免除12名     92.73%
◎誕生日御祝
 入江宏一さん 木村知己さん 角脇篤彦さん
 松田 剛さん 田辺賢二さん 早川慶子さん
 石谷雅文さん 小原 誠さん
ビジター
 鳥取RC 安住庸雄さん
 鳥取中央RC 荒田英毅さん 玉川海潤さん
メークアップ
 3/26鳥取西RC 木村知己さん
 3/29鳥取中央RC 石谷雅文さん
 田中 彰さん 松下栄一郎さん
 4/3倉吉中央RC 尾崎英篤さん 福田洋一郎さん
 4/4IM 遠藤正昭さん 小原 誠さん
 尾崎英篤さん 霜村哲男さん 千金周一さん
 中村孝男さん 福石幸市さん 古川郁夫さん
 福田洋一郎さん 牧浦繁雄さん <CODE NUM=4145>田 通さん
 山本朝子さん 米村信哉さん 小谷恵三さん
スマイル報告(本日25,000円 累計987,500円)
荒田英毅さん(鳥取中央RC)今年度もよろしくお願い致します。
玉川海潤さん(鳥取中央RC)竹田先生、今年の桜は格別美酒によい「輝く花と奥様の姿が目に麗し」でございました。
牧浦繁雄さん 朝倉さんご入会おめでとうございます。
石谷雅文さん 拙ない話を聞いていただくということで。
平井克典さん 出席表彰
早川慶子さん 角脇篤彦さん 松田 剛さん
小原 誠さん 田辺賢二さん 入江宏一さん
石谷雅文さん 
誕生日
小谷恵三さん 花が届きました。今日が記念日です。
早退1件
卓話「市町村合併について」  石谷雅文さん
 平成16年度の鳥取市政はさまざまな課題を抱えていますが最大のものは、この秋、予定しています周辺の町村の合併です。智頭町含む9町村との合併協議は最終段階を迎え10月1日には21万人を越える新しい鳥取市が誕生する予定です。合併推進を進めて来た裏方として今はこの様な機会を与えて頂き感謝しています。 我が国では今までに2回の大合併の歴史があります。明治の大合併と昭和の大合併です。明治22年に先だち近代的地方制度である市政、町村制が施行されました。明治21年末には町村の数は71,314であったとされていますが、これを戸籍や小学校の事務処理出来る規模まで全国一律に町村合併されました。明治22年末には新たに39市町村が、15,820で5分の1になりました。明治の合併は地域的行政課題に対応する一定の能力が、市町村に付与されたものと評価されています。鳥取市も明治22年10月1日に誕生し市政115年を迎えます。記録によりますと、鳥取市の人口は27,898人、世帯数5,975、一家族4.7人世帯当たりです。現在は2.6人世帯当たりです。当時の市の予算は3,600円余りと記録されています。次に昭和の大合併でありますが、第2次世界大戦に制定された新憲法のもとでは、地方自治の確立が課題で市町村を一定規模に計画され、昭和28年には9,868市町村が昭和36年6月に3,476と3分の1になりました。鳥取市は昭和28年7月1日付で、倉田村、面影村と岩美郡の2村を編入しています。又、吉岡、末恒、気高村13村を編入しています。その後、30年には米里村、昭和38年に津ノ井村を編入して現在の枠組みとなっています。30年代以降の高度成長の激変した情勢に対処した市町村が整備されたと昭和の合併は評価されています。
 次に平成の合併であります。平成15年10月1日現在、全国に3,181の市町村があります。そのうちの7割が合併協議会を作っています。これが進みますと約1,700市町村となります。政府の方針としては1,000位にもって行きたい様です。今回はそこまでは進まないです。明治22年の合併から60年少々で昭和の合併があり、50年で平成の大合併があり、市町村合併は半世紀に一度の大事業であるといえます。
 それでは今、何如合併なのか、今回の市町村合併の必要性ということであります。私の考えるところで4点程、申上げたいと思います。まず一番に地方分権の推進ですが、明治維新と、戦後の改革に次ぐ第三の改革といわれる、地方分権改革、これが平成12年4月1日に地方分権一括法が施行されて以来、現実のものとなりました。この特徴的なものは国と地方公共団体の役割分担と対等協力をベースとして明確にする。そして住民に一番近い市町村が、自分達の地域のことは、自分達で決めるということができる様にすることです。自治体の力量が必要となります。この力量を合併によって強化して行こうということです。2つ目の構造改革の進展ですが、平成15年度まで国、地方、併せて、850兆円の借金です。これを国と地方が一緒に考えて、行こうと考えているとこです。3割自治といわれる足腰の弱い地方自治体の行財政基盤を最大の行政改革といわれている合併で強化していかなくてはならないところです。
 3つ目は少子高齢化社会の到来ということですが、市町村が住民に提供するサービスの内容が高度、多様化して来ることが予想されます。
 そのためには専門家を配置したりして今までより変った対応が必要になります。労働力も減って税収も減少しそれによって地域活力も低下を余儀なくされます。政府は国庫負担金を減らし、地方交付税も減らして、一方税源を地方へ移譲する三位一体の改革を推進しています。合併によって改革の受皿となる地方自治体の足腰を強くしていく必要があります。いわゆる行財政の強化が必要です。4つ目の増大する広域的な行政需要についてですが、今の枠組が決まった昭和28年と現在を振り返って比較すれば生活圏と行政権が逸脱しています。本来この2つが一致することが望ましいことです。これを合併によって一体化しようとするものです。合併は最大の行財政改革といわれていますが、それを東部10市町村が合併した場合、人件費の削減、特別職34人が4人に、議員156人が46人に減り、その他物件費の節減、国県からの支援金合併算定替の効果が得られます。人件費だけでも10年間で200億円減少するのではないかと思われます。又合併算定効果で15年間で500億円近い交付税の減少がまぬがれます。以上市町村合併の今日における必要性を4点述べました。次に今鳥取県の状況ですが鳥取県は今39市町村ありこれが合併により17市町村になり単独は境港市、日南町、三朝町、岩美町、日吉津村等で、若桜町、智頭町、気高町、江府町は流動的です。合併に関する様々な意見がありますが、私は合併に伴うデメリットがあるとしてもそれは克服出来るが合併によるメリットは合併しなければ享受出来ません。又、現状と合併後の比較ではなく、合併しない場合と合併する場合を比較する視点が重要であると考えます。以上市町村合併について述べさせて頂きました。どうも有難うございました。
(担当 松田 剛)