No.41
本日の例会
2004年5月25日(火) 第2143回
唱 歌 一寸法師
献 立 洋食
委員会事項 出席表彰
卓 話「法人化後の鳥取大学のすがた」
道上正●さん

次週の例会
2004年6月1日(火) 第2144回
君が代・奉仕の理想
献 立 米山ミール
委員会報告 誕生日御祝
卓 話 中山 勇さん
※次年度クラブ協議会18:30〜3F高砂の間

先週の例会
2004年5月18日(火)会長挨拶
 今日の卓話は、鳥取市における最近の文化事情ということで鳥取市文化団体協議会の会長をされておられます須崎俊雄先生にお願いいたしております。
 ご存知のように昨今国内外で大変なことが起こっています。自衛隊の行っているサマワの周辺の状況も大変ですし、北朝鮮に関して小泉さんの訪朝が突然決まったり、UFJ銀行の決算が悪く株が急落しております。また鳥取市周辺でも市町村の大型合併が殆んど決まったかのように見えて突然に智頭で問題が起こっております。石谷さんはじめお疲れが出ませんようにと願っております。
 以上で本日の会長挨拶を終らせて頂きます。
幹事報告
(到着文書)
・ガバナー事務所より 新旧ローターアクト委員会会議案内 5/30(日)11:00〜
 倉敷市児島ことうら公民館
・2004国際大会実行委員会より 最終連絡文書
・鳥取RAC例会案内 5/20(木)午後7時30分〜
 ジャパンズ(弥生町)出席できる方は本日中に事務局まで
(当クラブ連絡事項)
・5/11理事会報告
@角脇篤彦さんよりの出席免除願い承認
A物故会員法要 6/12B午後4時〜天徳寺 会費2,000円 6/15例会を6/12に変更する
Bライラ参加者 戸杉ローターアクト委員長と2名のローターアクトメンバー
C智頭RC40周年参加者 18名
 5/29(土)12:45鳥取駅南口出発
委員会報告
◎出席率報告
 5月18日 会員67名中 欠席13名 80.60%
 4月27日 補正後 欠席5名 出席免除12名 90.91%
◎創業記念日御祝
 小谷 寛さん 竹田達夫さん
 山根幹男さん 原田克巳さん
ビジター
 鳥取RC 谷口譲二さん
 鳥取西RC 田中善蔵さん
 鳥取中央RC 谷岡 浩さん
メークアップ
 5/14鳥取西RC 森下耀雄さん
 5/16地区協議会 入江宏一さん
 尾崎英篤さん 木村知己さん
 霜村哲男さん 田中英教さん
 谷口昌弘さん 中村孝男さん
 古川郁夫さん 牧浦繁雄さん
 田 通さん
スマイル報告(本日17,000円 累計1,163,500円)
田中善蔵さん(鳥取西RC) 4月23日に湖山池石がま保存会が、鳥取西RCの社会職業奉仕賞を受賞しました。北中さんには大変お手数をかけました。会長はじめ会員皆様の今後のご支援ご鞭撻をお願い致します。
谷岡 浩さん(鳥取中央RC) 本日はお邪魔させて頂きます。宜しくお願い致します。
尾崎英篤さん 地区協議会も終了し、いよいよ牧浦年度が始まります。
牧浦繁雄さん 5/16地区協議会では早朝よりご苦労さまでした。
森下耀雄さん 永らくホームクラブに出れなかったので、皆様のお顔がなつかしく思われます。
山田雅文さん 初めてウインズ米子に行きました。少しもうけましたので。
竹田達夫さん 原田克巳さん 創業記念日
早退2件
卓話「鳥取市における最近の文化事情」
鳥取市文化団体協議会会長 須崎俊雄氏
 最近はさまざまな問題で世の中が揺れ動いています。北朝鮮、イラク、年金問題など、鳥取では市町村合併の問題などがあります。文化の問題としては、大合併により文化の問題がどうなるかはあまり取り上げられていません。地域の文化が合併により蹂躙されないかと危惧をもつ人もおられます。本来文化は一人一人の中に存在するもので、各地域での生き方です。ですからこれが単一のものになってはいけません。市からは合併に伴い現在ある10の地域文化団体協議会をまとめてくれとの意見もあるが、文化を代表する団体は合併ではなく窓口が統合され、窓口を地域団体が回りもちで担当するのが本来の姿ではないでしょうか。文化は地域にわたって広がるものであり地域によって区切られるものではありません。実際メンバーを見ても、鳥取市の方もおられますが東京、米子、兵庫など広い地域の方が集まって文化をつくっています。これらの活動を現在まで各地域の市町村が支援助成してきているのですが、このかたちは合併があっても18年度までは従来どおり行うとの約束ができていますが、その後を考えて何らかの整理が必要との意見もあり、今後どのような論議になるのか気をつけてみていく必要があります。鳥取市百人委員会で「鳥取市に誇りうる文化があるか」との意見もありましたが、「文化は個人の思いであり生き方である、それをどう表現するのかが芸術である」ということで納得できたようすが、鳥取市は文化芸術に関するアピールが下手である、「鳥取砂丘が不毛であるように鳥取の文化も不毛である」といわれて来ました。最近県が積極的に取り組んでおり市の取り組みはまだ見劣りするものであると思います。ようやく衣食住たってプラス文化もという時代になり文化立県が推進されています。文化とはあくまで個人的なものですから10人いれば10の文化があるものです。一方、行政は普遍化を求めるものですから本来行政と文化とはうまく密着出るものではありません。最近行政の補助を当てにしての活動も見られることがありますがこれは間違いであります。行政がいくらお金を出しても個人の文化度があがるものではありません。行政がすることは文化活動に直接タッチするのではなく、文化活動をしやすいように環境整備と配慮をすること、情報提供と施設の開放などにより支援することです。このような行政と文化との関係を「アームレングスの法則」と呼んでいますが、鳥取市もこの関係を理解して支援することが大切です。
 県民文化会館の利用者は、女子と失業者(年金生活者)です。男性17%に対し女性81%と圧倒的に女性が多く若い人は利用していません。50歳あたりから利用が増えますがそれも大部分は女性でそれに失業者の男性がくっついている状態であります。若い人は使わないということは将来が危ぶまれることです。これが文化団体協議会の大きな課題であると思っています。
 文化には定年がありません。生きている限りは続けることができます。「働く」の反対語は「遊ぶ」です。良く働いてよく遊ぶ。趣味を持って趣味で遊ぶことが大切です。趣味を持つと、仲間が増え、孫に尊敬されます。また生きがいを作り出すことができますので、ぜひ趣味を持つことをお勧めします。趣味は人を変えます、また趣味は次第に増え多趣味となります。ぜひとも多趣味になって文化を創り広げてください。
(担当 田中 彰)