No.42

本日の例会
2004年6月1日(火) 第2144回
君が代・奉仕の理想
献 立 米山ミール
委員会報告 誕生日御祝
卓 話 「百姓三年生」
中山 勇さん
※18:30〜次年度クラブ協議会3F高砂の間

次週の例会
2004年6月8日(火) 第2145回
ロータリーソング それでこそロータリー
献 立 和食
委員会報告 結婚記念日御祝
卓 話 「鳥取環境大学の就職状況」
鳥取環境大学常務理事 岡本範道氏

先週の例会
2004年5月25日(火)
会長挨拶
 一昨日から2日間国際大会に大阪に行って参りました。我々の北クラブは10名で参加しました。日曜日に大阪ドームで開会式がございまして早くから凄い人数が集まっておりまして約4万人は居るなと思いました。さすが国際大会だなと感心致しました。大会委員長は千玄室で羽織袴で大変素晴らしい挨拶をされまして見蕩れてしまいました。又、アトラクションも素晴らしく退屈しないで過ごさせて頂きました。2日目は本会議がありましたが牧浦さんと古川さんに参加をして頂きました。後の8名は舟に乗ってゆっくりと過ごさせて頂きましたが、中でも中村昌樹さんには大変お世話になりました。国際親善では最初の夜エクアドルのガバナー御夫妻を夕食に御招きして非常に和やかに過ごさせて頂きました。エクアドルはワールドカップで鳥取をキャンプ地としたことから、日本・エクアドル友交協会が昨年設立されその準備委員長が田中英教さんで現在は副会長をやっておられます。私も理事をさせて頂いております関係から大使館から鳥取市の方に連絡が御座居まして、ガバナー御夫妻を御招き致しました。たまたま女性通訳の御母さんが青谷町の出身だということで特に吉田さんを筆頭に非常に素晴らしい一時を過ごさせて頂きました。木村さんも同行して頂き元気で今日も出席されておられますが、かなり歩きましたし、かなり食べましたし、かなり飲みましたし、非常に気分のいい国際大会であったことを皆さんに御報告させて頂きまして本日の挨拶を終らせて頂きます。
幹事報告
(到着文書)
・ガバナーエレクト事務所より @地区協議会礼状 A地区大会「友愛の広場」展示出品依頼
・智頭RCより 40周年記念誌原稿依頼
・鳥取いのちの電話より 冊子「心のつながりを求めて」
・会報 高松RC
・週報 鳥取西RC
(例会変更)
・鳥取西RC 6/11 夜間例会 受付定刻定例会場
・倉吉RC  6/8 休会 受付なし
6/29 夜間例会 受付定刻事務局
・倉吉中央RC 6/9 職場例会 6/23 夜間例会 受付定刻事務所
6/30 休会 受付なし
・米子南RC 6/28 夜間例会 受付定刻定例会場
・境港RC  6/29 夜間例会 受付定刻定例会場
委員会報告
◎出席率報告
 5月25日 会員67名中 欠席13名 80.60%
 5月11日 補正後 出席免除13名 100%
◎出席表彰
 瀧本紀晴さん(8年) 花原 俊さん(6年)
 山本朝子さん(2年)
◎次年度幹事より
 公式訪問報告書原稿及び予算要望書の提出期限が6/15となっております。各委員長はできるだけ早期に委員会を実施するようお願い致します。
ビジター
 鳥取RC 池内勝彦さん 澄田秀雄さん
 鳥取西RC 大石 徹さん
メークアップ
 5/20鳥取RC 福本 登さん
 5/21鳥取西RC 石尾博久さん
 5/23.24国際大会 遠藤正昭さん 尾崎英篤さん
 木村知己さん 坂根 徹さん 霜村哲男さん
 田中英教さん 福田洋一郎さん 古川郁夫さん
 牧浦繁雄さん 吉田 通さん
スマイル報告(本日29,000円 累計1,192,500円)
尾崎英篤さん 10名で国際大会へ参加してきました。スケールの大きさにびっくりしましたが、大変楽しい「おもい」をさせていただきました。
牧浦繁雄さん 国際大会参加皆さん大変ご苦労様でした。
福田洋一郎さん 国際大会に参加されました皆様大変御苦労様でした。大変楽しかったです。
田中英教さん 大阪ではエクアドルガバナー御夫妻と同席させて頂き有難うございました。
木村知己さん 大阪国際大会では参加会員の方々に、色々手を貸して頂き大変有難うございました。
筒井和彦さん 長男が結婚しました。あんなに小さかった子が?私も大きくなりました。
荻原忠康さん 娘の結婚式が無事終りました。花嫁の父として初体験、何とも言いようがありません。今日は娘の乗っていた車で出席致しました。
瀧本紀晴さん 花原 俊さん 出席表彰
早退5件
卓 話 「法人化後の鳥取大学のすがた」
道上正●さん
 皆さんご承知のようにこの4月1日から国立大学が国立大学法人という形体を執るようになりました。その中身はどういうことかをお話ししたいと思いますが、その前に明治19年に帝国大学令を作って西洋の文明とか、科学技術に追い付くように大学を中心に色々なことがなされました。その次に昭和24年に新制大学がスタート致しました。その時に国立鳥取大学がスタート致しました。母体は高等農林、米子医専、鳥取師範の3つが一緒になり3つの学部でスタートし、昭和40年に工学部が出来ました。およそ50年に一度の大改革だと言われています。法人化の背景の一つは18才人口の減少であろうと思われます。現に私立大学の一部では定員割れが起こっておりますし、これが平成21年頃になりますと希望する人と大学の定員がほぼバランスし、誰でも大学に入れる時代になる、このことはもう少し教育に力を入れないと高等教育が駄目になるんではという議論がなされ、こういう中から法人化の議論もなされたということです。
 二点目は政府の動機は不純なんですが、政府にお金が無くなって来た為に国立大学の教職員12万人を国家公務員から切り放す選択をしたということです。
 法人化の狙いはお金のこともありますが、それよりも大学の自主自立の精神を高めて個性ある大学を造らないと世界の中で日本の大学が伸びていくのが非常に難しい。特にアメリカの大学が1人勝ちになっているその中でも学生の教育については特に負けている。我々の反省点は教育よりも研究重視でやって来て学生に対する教育を大学全体としてミッションを立ててやっていなかった。そこが財界の方から非難されまして、大学はもう少し教育に力を入れるべきだ、それも大学の考え方に基づいて金太郎飴ではなしに大学の教育理念を打ち立ててそれを学生を通して世の中に貢献する。それが大学の自主自立であると同時に個性輝く大学である。それから国民に対する経営責任もはっきりさせること。そこで議論が4つの観点からありまして、その一つが業務組織を中心とした改革をやること。それは学長・学部長を中心としたダイナミックな運営をやること、それから社会に開かれた運営システムであること、さらに柔軟な組織編成をやること。この様な目標を掲げて上部組織を変えていく中で一番焦点になったのは学長の選び方、学長の権限でありました。
 鳥取大学の場合は学長が5名の理事を指名してその内の1人は部外者となっております。鳥取大学では鳥取銀行の安藤頭取になってもらっています。後は学内の教官が3名と事務系の1名となっておりそこが最高の意志決定機関となっております。その両隣に学部長、副学部長、センター長が入った教育研究協議会の22名が教育・研究を担当し一方には経営協議会を置き社会に説明出来るような経営をやります。経営協議会の半数は学外者でありまして6名居ります。その6名は片山知事、商工会議所の児嶋副会頭、作家の内田照子さん、広島工大の森学長、倉吉出身で元文科省の長谷川善一さんと新日本海新聞社の吉岡さん、内部では学長と理事が入っております。これが役員会のメンバーの両脇にあり、これらから色々な意見を聞き役員会で決めていくのですが、この役員会が暴走しないように監査役を2名付けております。常勤の監査役は元病院管理者の林喜久治さん、もう1名は大阪大丸会長の奥田勉さんです。こういう型で業務の運営をやって行きます。
 2番目は人事制度であります。人事制度はインセンティブを与えながら確り人事評価をやり、仕事がきっちり出来る仕組を作ることです。その中で一番大きな変更点は大学の職員は国家公務員でなくなったことです。今後は民間並にやった人が幸せを感じるようなシステムに変更することを考えております。
 それにこれからは、客員教授、産官学コーディネーター等のサポーターを増員することが容易になってきた。
 3番目は目標評価を設定し文科省に受理されそれをやっていかなければなりません。
 大学では6年間の事業計画を作成しそれをプロモートするのが学長の一番大きな仕事です。例えばダブルデグリー制度(2つの学位を4〜5年で取得できる)をプサンの大学と協定してやる。もう一つはインターシップの問題等学生の目線に立って教育・研究をやっていくことを目標に掲げている。
 4番目は財務会計制度です。これは目標を立ててそれを第三者評価を受けることに寄って財務に反映される仕組です。
 鳥取大学の規模をいいますと、1620人の職員と学生が6千人で予算は3百億円程です。
 この予算、人員を活かしながら地域貢献をしていかなければなりません。これまでは大学のミッションが確立しなかったので鳥取大学では理念と致しまして、「知と実践の融合」という目標を掲げてやりましょうということで現在やりつつあります。これから先生方も色んな形で地域に出ていって活動すると同時に鳥取大学の顔をもっと大きくして皆様方の所に先生に学生に行って頂いて親しい関係を作って頂くことを期待しながら私の話を終わらせて頂きます。
(担当 入江敏夫)