No.46
本日の例会
2004年6月29日(火) 第2148回
唱 歌 大黒さま
献 立 洋食
委員会事項 出席表彰
卓 話 役員退任挨拶
※例会終了後次年度理事会3F高砂の間

次週の例会
2004年7月6日(火) 第2149回
君が代・奉仕の理想
献 立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
卓 話 新役員就任挨拶
※例会終了後定例理事会地階風紋の間


先週の例会
2004年6月22日(火)
会長挨拶
 いよいよ今年度もあと今回を入れて2週間となりました。ホッとしていますが、次年度の牧浦さんが急いで待っておられますので早く終了したいと思っています。又、牧浦副会長には山根幹男さんの葬儀、物故会員法要と私が出張で居なかったものですので、大変御世話になりました。今年度は一つ心残りは先日山根幹男さんが亡くなられたことです。私は1994〜1995年度山根会長年度に幹事をさせて頂きました。まさか私の会長年度に亡くなられて今だに心残りで、元気でいて欲しかったと思っています。弔辞で代読して頂いた通りカナダから交換学生のスゼリガ・ジルという可愛い高校生が一年間鳥取女子高校へやって来ました。今、オーストラリアに居る様ですが、家族ぐるみで交流しています。
 去年、メールが届き山根のお父さんの様に会計士になる為、勉強しているということでしたので、山根先生に伝えると大変嬉しい顔をしていられたのが印象に残っています。先生は仕事の面では叩き上げで可成り厳しい税理士さんであったと聞いていますが、プライベートでは特にロータリーの関係では非常に明るくユーモアたっぷり、シャレも多く笑顔で接しておられた姿を思うと残念でなりません。
 悲しき日 偲ぶ姿を 蓮浮葉
幹事報告
(到着文書)
・倉吉RCより 創立50周年記念式典出席礼状
・鳥取中央RCより 創立15周年記念誌
・100周年記念事業市内4RC合同実行委員会より 第3回委員会報告
・湖山地を守る会より 青島一斉清掃協力依頼7/4(日)8:30〜小雨決行
 (大雨の場合は7/25に延期)
・鳥取県留学生等交流推進協議会より 鳥取県留学生日本語スピーチコンテスト案内
 6/26(土)13:30〜さざんか会館
・若草学園より 理事会並びに総会案内
(例会変更)
・米子RC 6/25夜間例会受付定刻定例会場
(当クラブ連絡事項)
・各委員長は次年度委員長に引き継ぎをしっかりして下さい。
委員会報告
◎出席率報告
 6月22日 会員67名中 欠席15名 77.61%
 6月8日 補正後 欠席1名 出席免除13名98.15% 
◎創業記念日御祝
 牧浦繁雄さん 米村信哉さん 道上正●さん
 奥山育英さん 田辺賢二さん 宗 康雄さん
 松下栄一郎さん 古川郁夫さん
 荻原忠康さん 入江敏夫さん 石尾博久さん
◎ゴルフ同好会
 第6回尾崎会長杯優勝者 中山 勇さん
 総会は7/16(金)18:30〜つる家
ビジター
 米子RC 入澤 宏さん
 鳥取RC 今井陸雄さん 三橋 明さん
 鳥取西RC 田中善蔵さん
メークアップ
 6/14鳥取中央RC 村上美起雄さん
 山田雅文さん 松下栄一郎さん 早川慶子さん
 田中博文さん 松田 剛さん 福本 登さん
 筒井和彦さん 角谷弘海さん 植田哲朗さん
 千金周一さん 朝倉通憲さん
 6/18鳥取西RC 山本潤一さん
 6/19・20ライラ 戸杉和敏さん
 6/21鳥取中央RC 村上美起雄さん
スマイル報告(本日35,000円 累計1,281,500円)
尾崎英篤さん 牧浦副会長には重ねてお世話になりました。
中村辰夫さん 教育長ご来会有難うございます。
田中英教さん @尾崎年度最後のゲストに藤井教育長をお迎えして。Aプログラム委員会メンバーのご協力に感謝して。
中山 勇さん 台風の力とメンバーの良さにより優勝できました。
大羽孝義さん 中山さんの苦労されて作られた吉岡谷のコシヒカリを分けていただき、誠にありがとうございました。お客様も大変喜んでおりました。
出席委員会 物故会員の法要例会に出席委員会全員欠席してしまい、出席率の報告ができませんでした。おわび申し上げます。
道上正●さん 田辺賢二さん
宗 康雄さん 松下栄一郎さん
古川郁夫さん 荻原忠康さん
入江敏夫さん 牧浦繁雄さん
米村信哉さん 奥山育英さん
創業記念日
早退3件

卓 話「教育について思うこと」
鳥取県教育委員会教育長 藤井喜臣氏
 鳥取県教育長の藤井です。鳥取北ロータリークラブにお招き頂き有難うございます。自己紹介させて頂きますと、私は米子の出身で現在52才になります。残念ながら法学部を卒業しましたが教員の免許は持っていません。鳥取県へ入庁していろんな課を経ましたが、片山知事になり県民の声を聞く必要ありということで、県民室が設けられ、私が担当しました。その時の事が大変勉強になっています。現在教育長になって三年目ですが、私にとって毎日毎日が新鮮な職場です。教育を通して鳥取県の将来を担う大変な業務と思っています。教育には良い伝統と歴史があり良きにつけ、悪しきにつけカラーがある様に思います。教育については人それぞれの思いがあります。特に県議会は非常に教育への関心が大きく、議会での質問も多く、週5日制、基礎学力、学校給食、教員の資質の向上、学校の改築、知育、体育、定時通信教育、学校図書館等々皆様の関心のあるところです。学校週5日制によって基礎学力の低下を防ぐ為、鳥取県では独自に小学校1、2年生の30人学級制で教員の目が行き届く様な方針が示されています。ニューデール政策で3年間の給与を5%カットし教員の雇用を増やし2004年中学一年生で36人以上の学級を30人学級にする方針です。
次に学校の老巧化が進んでいる問題ですが、学校の校舎も外面はよいが中身は古くなっており、特に普通教室への冷房がなく現在、計画的に整備にとり組んでいます。
 次に、子ども達の個性をとらえた教育についてですが、学力低下論がある中、十分な点検が必要であると思っています。平成14年度、15年度の基礎学力調査、生活実態調査の実施を行った結果、子ども達を伸ばす工夫、全体のレベルアップの必要性を感じております。学力低下の問題より今大きな問題は子ども達の体力不足の問題です。すぐ座り込む子ども等、体力調査ではかなり後退しています。頑張っている子と頑張れない子どもの差は開くばっかりです。そこで教育委員会もスポーツ担当者に子ども達が関心を持つような工夫をする様に指導しています。しかし一方では鳥取県は小さい県ですが、国体の高校生は水球、弓道、山岳、学校駅伝、等で活躍しています。又、スポーツばかりでなく地域文化に親しむ活動も盛んで国民文化祭を初めとして多くの子どもが活躍しました。例えば、琴、吹奏楽、神楽、麒麟獅子、太鼓、貝殻節等々です。
 次に県の教育委員会の役割ですが、組織を説明しますと、北ロータリークラブの中村さんを含めて6人の教育員で組織され任期は4年です。現場へ出かけその月で教育委員会での活発な議論が行なわれています。又、県庁内の組織では、教育総務課、福祉室、教育環境課、小中学校課、障害児教育室、高等学校課、家庭、地域教育課、文化課、体育保健課、等であります。又、県庁外の組織は教育事務所、教育センター、博物館、図書館、生涯学習センター、スポーツセンター、埋蔵文化財センター、少年自然の家等であります。
 最後に教育行政の施策と課題ですが、鳥取県の16年度当初予算は4,118億円(−262億円)ですが教育費は734億円(−19億円)で初めて教育費が土木費を上回りました。(教育費17.8%、土木費16.9%)今後教育委員会としての特色は、30人学級への拡大、軽度発達障害への対応、学校の施設整備、冷房の設置、人権教育の推進、文化財の検証、文化へのかかわり、生涯学習フェスティバル、全国スポレク祭の準備等であります。時間となりましたので終りにしたいと思います。本日は有難うございました。
(担当 松田 剛)