No.16

本日の例会
2004年10月26日(火) 第2164回
唱 歌 ふるさと
献 立 米山ミール
委員会事項 出席表彰
卓 話 米山奨学委員会

次週の例会
2004年11月2日(火) 第2165回
君が代・奉仕の理想
献 立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
卓 話 ロータリー財団
推進委員会
※例会終了後定例理事会3F高砂の間

先週の例会
2004年10月19日(火)
会長挨拶
 来る、10月23日・24日の両日、出雲でロータリーの地区大会が開かれます。当クラブからも、22名参加することになっております。
 話がちょっと横道にそれますが、古くから10月は神無月と言い、この月には全国の八百万の神々が、同地の出雲大社にお集りになると言われております。正確には旧暦の10月10日から10月17日までとのことですが、出雲においては神在月と言っているそうです。
 私は数カ月前、出雲大社にお参りをしてきました。神社での一般的な参拝は、二礼、二拍手一礼で拝礼します。しかし、出雲大社は他の神社と異なって、二礼四拍手一礼となっております。
 ただし、伊勢神宮の神官達は、現在も拍手を8回打ち、8回拝礼していると聞きました。何故そういったスタイルになったのかと私には感心のあるところですが、未だにわかっておりません。
 この様に神前で拍手を打つのは日本独特の礼法とされておりますが、邪馬台国の卑弥呼が登場する「魏志倭人伝」の中には、倭人の風習として、大人に対して敬う時ひざまづいて拝礼したと記されております。
 しかしこのことと現在の拝礼様式との関係は、まだはっきりしていないそうです。
 出雲に行かれた機会に縁結びの出雲大社へお参りされたらいかがでしょうか。
幹事報告
(到着文書)
1.ガバナー事務所
  2005年R I会長主催祝賀会議への案内
  2005年4月30日 新高輪プリンスホテル
2.次年度延原ガバナー事務所
  2005年〜2006年度地区大会チラシ
  2005年11/12〜13 岡山リットシティ(岡山駅西口)
3.第1ブロック三上晃ガバナー補佐
  今年度IM 平成17年4月10日(日)ホテルニューオータニ鳥取
  (第1ブロック、第2ブロック合同)
4.菅生浩三氏(大阪北RC、次年度地区大会12日の講師)  書籍「再・ロータリー随想」
5.クラブ活動・運営計画書
  週報
倉吉東、倉吉中央、鳥取RC

(例会変更)
1.米子南RC 10/25 休会(定款)ビジター受付なし
11/29 夜間例会 受付定刻定例会場
2.倉吉中央RC 11/3 休会(定款)ビジター受付なし
(その他)
台風16号災害見舞支援金 25,542円
委員会報告
◎出席率報告
 10月19日 会員68名中 欠席17名 75.00%
 10月5日 補正後 欠席4名 出席免除13名 92.73%   
◎創業記念日御祝
 木村知己さん 福本 登さん 植田哲朗さん
 福石幸市さん 松田 剛さん 石谷雅文さん
ビジター
 鳥取西RC 田淵敏夫さん
メークアップ
 10/14鳥取RC 田中英教さん
 10/15鳥取西RC 角谷弘海さん 戸杉和敏さん
 松下栄一郎さん 藤岡正明さん
 10/17RAC 太田垣清さん 小原 誠さん
 福石幸市さん
スマイル報告(本日27,000円 累計379,300円)
牧浦繁雄さん また大型台風がやってくるようです。充分注意を。
藤岡正明さん 前田社長さん今日はお世話になります。
吉田 通さん 韓国慶州市とのソフトテニス交流試合がすみました。
谷口昌弘さん 笹野さん先日はお世話になりました。
宗 康雄さん 北中さん迷惑をかけました。
田中英教さん ご無沙汰が過ぎたようです。
木村知己さん 植田哲朗さん
福本 登さん 福石幸市さん
松田 剛さん 石谷雅文さん
創業記念日
中村辰夫さん 誕生日
早退3件
卓 話「開業10周年を迎えて」
智頭急行株式会社代表取締役社長 前田良明 氏
 日頃智頭急行を御利用いただきまして誠に有難うございます。智頭急行は平成6年12月3日に運行が始まり、この12月で開業10周年を迎えることが出来ました。私は智頭急行に入った時は平成10年度の決算が公表された後で、初めて黒字に転換された時で第三セクの会社に黒字経営が出来るとは考えられておりませんでした。しかし15年度まで無事黒字を継続しています。
 明治20年代の始めに民間や議会を中心として陰陽連絡鉄道構想が起り、その間紆余曲折はあったものの、平成6年12月3日に智頭急行の運行が始まりました。
 明治25年1月に期成同盟会の方々が帝国議会へ陳情されておりますが、その中で西尾家三代の方々が非常に尽力をいただいております。
 智頭線建設は昭和41年に建設工事に着手されていますが、昭和54年「国鉄再建法」により昭和55年から建設が中止となり、いつ再開されるかわからないままに工事は途切れ、はぼ出来上ったレールは雑草に埋れて惨めな姿となって居りました。
 昭和58年知事になられた西尾邑次さんが舵取りをされ、積極的に働きかけ、田中元首相にも励まされ、河本臨時元首相代理の示唆で第三セクター鉄道会社智頭鉄道(後で智頭急行)株式会社を立ち上げた次第であります。第三セクター鉄道の経営は成り立たないと云う前提のもとに国鉄から分離されたものです。41年当時工事着工時の事業認可の前提は上郡−智頭間のローカル線の運行でありましたが西尾知事はローカル線だけでは赤字は必全的なもので、国鉄の特急列車の乗り入れを前提としなければ黒字経営は難しいと云う判断で智頭線は「高速型在来幹線」方式を採用し高速運転(気動車で最速130km/h運転)を志向するタイプに位置付けました。従来4時間以上かかった鳥取−大阪間を1時間30分に短縮して2時間30分で山陰から京阪神を直通で走ることになりました。これにより乗車密度が大巾に上がることになります。現在スーパーはくとの利用者は平成8年度から年間70万人台を確保しています。因に第三セクター鉄道会社の15年度の決算状況では黒字会社が7社で北越急行につぎ当社が2位にあります。
 鉄道業の特殊性としては、経費は変動費が少くて固定費が殆どであること。したがって損益分岐点が高く相当の収入を確保しなければ黒字にはならない。
 又日々の経営においてキャッシュフロー収支に支障をきたさないためには、内部留保資金だけでは賄えない固定負債の償還のために、相当額の純利益が必要であります。特に気をつけている経営手段は損益分岐点に配慮した経営、修繕費の年度間平準化・内部相互補助方式の採用、キャッシュフロー経営、ダンピング理論の応用、レバレッジ効果の応用等であります。
 次は社員の活用であります。社員は時として理解出来ないような能力を発揮することがあります。1例はスーパーはくとの8両分増便用車両購入の時でした。いくら努力しても5千万円も減額出来ないと思った事がメーカーとの交渉で9,600万円の減額に成功した事です。
 又JR西日本とのダイヤ作成交渉でありますが、これも最速2時間10分台に希望がかなえられました。社員の交渉でどこまで諦めずに粘れるかと云うことです。
 色々な方々の御苦労を重ねられた経営基盤と社員の頑張りによって無事開業10周年を迎えることが出来たことを感謝し、ますます努力し、社会に奉仕する積りでございます。
(担当 早川慶子)


今週の句
十五夜は幻となり嫌な雨
木犀の香りほんのり隣家から
砂浜に夏置き忘れゴム草履
魂を削り削りし子規かな
松田 剛