No.42

本日の例会
2005年5月31日(火)第2190回
唱 歌 一寸法師
献 立 和食
委員会事項 出席表彰
卓 話 「環境立県プログラム」
    鳥取県生活環境部
    次長 澤田 勉氏

次週の例会
2005年6月7日(火)第2191回
君が代・奉仕の理想
献 立 和食
委員会事項 誕生日御祝
卓 話 「鳥取砂丘の景観再生について」
    鳥取県文化観光局振興課
    鳥取砂丘室長
    堀田利明氏

先 週 の 例 会
2005年5月24日(火)
会長挨拶(吉田副会長代行)
 今日は会長の牧浦さんがカナダへ行かれたので、私が代理させていただきます。
 会長のカナダ行きは、1996〜97年度の青少年交換学生キャメロン・ハイディ・エリザベスさんの結婚式に、日本のお父さんとして出席のためです。
 ロータリーの交換学生とは、国際理解と親善を促進することを目的として、高校生を1年間かあるいはそれより短期間海外へ留学又は旅行させるプログラムです。
 ロータリークラブあるいは地区がスポンサーとなって学生の派遣、受入に当ります。我が北クラブは今迄9名の学生を受入れ、8名の学生を派遣しています。どうか皆様の御子息御孫様にチャレンジさせては如何でしょうか。
 次に元会員の中谷寿雄さん、1974〜87年在籍が5月18日逝去されましたことをお知らせいたします。
 それから、田中英教さんにロータリー財団よりマルチプルポールハリスフェローピンが届いておりますのでお渡し致します。
 山田雅文さんの長女が、先日結婚されましたのでクラブより御祝をお渡し致します。
幹事報告
(到着文書)
1.ガバナー事務所
1.ロータリー米山記念奨学会2005年4月分
 寄付金納入明細書
2.2004年7月〜2005年4月地区別ポールハリスフェロー・
 マルチプルフェロー・ベネファクター認証者データ
2.青少年育成鳥取県民会議
総会開催の案内6/3(金)県民文化会館
3.鳥取県県民の警察を励ます会
KOBAN2005年春号(鳥取市の麒麟獅子舞が紹介されている)
4.尚徳錬武館
池坊いけばな展の案内(太田瑛子)
6/1〜6/3鳥取大丸
6/4ホテルニューオータニ鳥取
5.アクト例会案内5/26(木)19:30〜パレットとっとり2F調理室
(例会変更)
1.鳥取中央RC6/13(月)夜間例会 受付定刻定例会場
2.米子中央RC
 6/9移動例会
       ビジター受付定時定例会場
 6/23夜間例会
 6/30休会(定款)
委員会報告
◎出席率報告
 5月24日 会員68名中 欠席11名 83.82%
 5月10日 補正後 欠席5名 出席免除13名
 90.91% 
◎創業記念日御祝
 小谷寛さん 竹田達夫さん 原田克巳さん
 西尾昌宜さん
◎会計
 1.次年度各委員会予算要望書提出〆切は5/31
 2.6月は年度末のため、会費は中旬までに納めて下さい。
ビジター
 鳥取RC 山岸正明さん
 鳥取西RC 作野友康さん 吉田 博さん
メークアップ
 5/18倉吉中央RC 遠藤正昭さん
スマイル報告(本日25,000円 累計1,075,100円)
山岸正明さん(鳥取RC)お世話になります。また、オレンジドさんがお世話になります。よろしくお願いいたします。
吉田 博さん(鳥取西RC)お世話になります。
平木祥夫さん 本日卓話いたします。つたない話ですが、宜しくお願いします。
山田雅文さん 娘の結婚式が無事すみました。竹田先生には謡を歌っていただきありがとうございました。
藤岡正明さん 松田剛さん、森本正行さん、早川さん、山本朝子さん、米田さん、北中さん、先日はありがとうございました。来年は練習して頑張って下さい。
早川慶子さん 先日の利き酒でお恥しくも最低で、帰宅後やけ酒を飲みました。皆様の足をひっぱり申し訳ございませんでした。
小谷 寛さん
竹田達夫さん 創業記念日
原田克巳さん

卓話「食糧危機は必ず来る」 石谷雅文さん
 今日は、2つの事を話したい。食糧危機がいつか来るであろう事の理由と、カロリーベースで40%という非常に低い水準にある日本の食料自給率についてである。今、世界の人口は62億人と言われているが、この40年間で2倍になった。一方、発展途上の中国、インドが豊かになるに連れ、かつての日本と同様に食生活が穀物から畜産物へとシフトされ食料の絶対量についてのニーズが高まる。では食糧危機にどう対応するか。当然食料の増産である。その為には、収穫面積を増やす、単位面積当たりの収穫量を増やすという事がキーワードとなる。しかし砂漠化の進行等色々な理由で、収穫面積は地球規模で年々減少している。次にわが国の食糧問題である。日本の食料自給率は衰退の一途である。食料自給率を一般的なカロリーベースでいうと、昭和39年には79%あったが、平成10年には40%になり、それ以降構造状態が続いている。この数値は主要先進国の中では最低である。何故自給率が低下したか。食生活の洋風化と言われている。自給率の低下に関しては、生産者サイドも反省すべき点がある。生産者は政府の農産物価格指示のもとで、一定額の収入が保証されており、消費者や市場の動向にあまり関心をはらわなかった。農業の規模の拡大、コストの削減といった事に努力するということがおろそかになっていたのではないかと、率直に反省している。この3月には、我国の食料安定供給の確保の為に国内の農業生産の拡大を図ること等の食料農業農村基本計画が閣議決定された。鳥取市では食料自給率、地産地消の目標をきっちりと定め、関係者を糾合すべく取組んでいるところである。

「『レントゲンと私』あれこれ」 平木祥夫さん 
 最近は前立腺がんの治療も大きく変わって来た。以前は外科手術やホルモン治療が中心であったが、今は放射線治療が注目されはじめている。鳥取ではまだ受けられないが、患部に半減期の短くて弱い放射線を出すアイソトープを埋め込む治療が、今後色々な所で受けられるようになれば良いと思う。又、身体の外から放射線治療する方法も、最近は三次元的に患部をとらえてミリ単位の精度でもって沢山の放射線を当てることが出来る様になった。今から110年前の1895年11月8日、レントゲン先生がX線を発見したおかげで、私の専門である放射線医学(ラジオロジー)というものが出来た。レントゲン先生について見聞きし感心したことが3つある。一つは、X線に自分の名前を付けようとしなかった事。もう一つは、特許をとらなかったこと。三つ目は、1901年第一回ノーベル物理学賞を受賞したが、受賞記念講演を辞退している事である。数多くのノーベル賞受賞の中で、一番人類の福祉に貢献しているのが、このX線だと思っている。最後に、自分が何か重い病気にかかったのではないかと思った時は、放射線科、放射線科医が充実している病院を選んで行かれるのが良いと思います。
(担当:荻原忠康)

白蝶の群か辛夷か霞む山
行く道は葉桜となるうからの忌
春嵐桜古木に容赦なし
田中 豊穂