No.43
本日の例会
2005年6月7日(火)第2191回
君が代・奉仕の理想
献 立 和食
委員会事項 誕生日御祝
卓 話 「鳥取砂丘の景観再生について」
    鳥取県文化観光局文化政策課
    鳥取砂丘室長
堀田利明氏
※18:30〜次年度クラブ協議会3F高砂の間
次回の例会
2005年6月10日(金)第2192回
16:00〜天徳寺
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献 立 和食
  物故会員法要

先 週 の 例 会
2005年5月31日(火)
会長挨拶(吉田副会長代行)
 牧浦会長がまだお帰りになっていないので、今日も代行させていただきます。
 本日の卓話は、鳥取県生活環境部次長の澤田 勉さんで「環境立県アクションプログラム」であります。国際ロータリーの活動方針の一つである環境問題についてのお話です。楽しみです。
 さて、皆様、国際ロータリーの人口を知っていますか。志を同じくするクラブが、つぎつぎに各地に生まれ、国境を越えて世界166ヶ国の地域に広がり、2004年12月現在クラブ数32,176、会員数1,214,127人に達しています。ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められる様になり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。
 1905年にポール・ハリスが友人3人とシカゴにロータリークラブを作ってから100年、会員数が1,214,127人と大変な発達だと思います。
幹事報告
(到着文書)
1.ガバナー事務所 「ロータリーでの感動体験と良かったと思った事柄」「理想的ロータリークラブの条件案」「第1期世界平和奨学生マーガレット・スーさんのスマトラ沖地震による津波の被災地で救援活動記録」
2.(財)米山梅吉記念館
(1)創立35周年記念誌
 「超我の人 米山梅吉の跫音(あしおと)」受贈
 購入希望 ¥2500+500(送料)
(2)館報 2005年春号(Vol.5)
3.第2660地区・大阪南RC
 ヘルプ版(Windows版)「手続要覧2004」の案内と利用のお願い
4.文部科学省高等教育局学生支援課
留学生交流推進会議参考資料集の送付案内
5.尚徳錬武館大会の後援依頼
7/10(日)午前9時から 鳥取市武道館
6.鳥取県県民の警察を励ます会
 平成16年度決算及び平成17年度予算等についての承認依頼
7.週報〜鳥取西RC
(例会変更)
(1)鳥取西RC 6/10→6/11に変更(創立25周年記念式典)6/10ビジター受付 定時定例会場
(2)倉吉RC 6/28 夜間例会 受付定刻事務局
(3)倉吉東RC 6/23 夜間例会 受付定刻事務局
      6/30 休会(定款) 受付なし
(4)米子南RC 6/27 夜間例会 受付定刻定例会場
委員会報告
◎出席率報告
 5月31日 会員68名中 欠席17名 75.00%
 5月17日 補正後 欠席3名 出席免除13名
94.55% 
◎出席表彰
 瀧本紀晴さん(9年) 花原 俊さん(7年)
 山本朝子さん(3年)
◎ゴルフ同好会
 優勝者 笹野英二さん
ビジター
 鳥取RC 安住庸雄さん 馬場俊明さん
 鳥取西RC 浜本真一さん
メークアップ
 5/26鳥取RC 西尾昌宜さん
 5/29地区 前田清介さん
 5/30鳥取中央RC 藤岡正明さん
          田中英教さん
スマイル報告(本日22,000円 累計1,097,100円)
馬場俊明さん(鳥取RC) 久しぶりにお世話になります。
霜村哲男さん 母の葬儀に際しまして、大変有難うございました。厚く御礼申し上げます。
木村知己さん 去る5月29日私は生まれて丁度3万日となりました。よく生きてこられたものと感謝しております。
瀧本紀晴さん 出席表彰
花原 俊さん 出席表彰
早退3件

卓話 「環境立県アクションプログラム」
   鳥取県生活環境部次長 澤田勉さん
 鳥取県では、平成12年に環境基本計画を作って5年間運用してきましたが、本年2月に「環境立県アクションプログラム」を策定発表しました。これは要するに環境問題は、広く県民の皆様の力をいただかないとだめだということで、県民の皆様に日常生活の中でも活動、実践していただけるような、今お配りした資料を見ていただければわかるように、11項目にわたる目標を作り、県の方針を環境として県民による環境・県づくりに向けて行動計画を示したのがこのアクションプログラムです。
 一番目の目標は二酸化炭素等温室効果ガス削減を図るということです。その元になる化石燃料-電力、石油消費料を、県では平成12年度を基準として22年まで10年間で16%削減しようという目標です。
 県の温室効果ガスの発生量の推移を見ると、平成2年度は合計3,886.5トンの二酸化炭素を県民全体が出していることになっていますが、これが平成12年になると18.9%延びて4,622.8トン(推定)になっています。
 二番目の目標は自然エネルギーの導入で、これは風力発電、太陽光発電ですが県では平成17年から3年間に自然エネルギー5万キロワットを導入しようという計画を組んでおります。平成17年度すでに着工されており、風力発電は北条で9基できていますが、これからさらに加速されることが予想され、太陽光発電については補助金を出している市町村があり、県でも市町村の補助に対してその半分を支援しております。次にバイオマス発電はすでに米子で完成しているほか、ペレットストーブがすでに県知事室に入っていて、今後次々と導入計画が出ています。これは間伐した山の木を砕いてペレット状にした燃えやすいもので、まず二酸化炭素を出さないという特色をもっていてエネルギーの構造改革ともいうべきものです。
 三番目の目標は一般廃棄物発生排出抑制ですが、排出量を平成13年度から19年度までには10%削減し、リサイクル率を14年度10%から19年度14%までにしようという各目標をおいている。産業廃棄物発生抑制とリサイクル率の向上減量目標を14年度94%からさらに97%にあげる目標をおいてます。これにはリサイクルを進展させる産業が必要となりますが、現在6事業所がすでに県の研究助成という融資制度で立ち上っています。これを平成19年度までには30事業所まで創出していく目標です。
 次は生物、生態系の保全再生ですが県では三大湖沼の湖山池にはかつて沢山いたワカサギ、テナガエビのほか、東郷池にはヤマトシジミやシラウオ、中海にはアカガイやハゼがそれぞれ多数いたが、これらを復活させ、再生しようというものです。
 次は環境にやさしい農業の推進であり、化学肥料や農薬を使っていない畑等で作られる農産物を特別栽培農産物として県が認証していくことで、その認証面積を543ヘクタールから平成19年度には700ヘクタールにします。
 最後は、環境教育学習と環境配慮活動の推進です。環境省、文部科学省が環境活動を総合学習の時間に入れていこうという活動を始めました。鳥取環境大学から光ファイバーを使って高校に授業内容を流していただくという取組を始めていくことになったのです。
 このアクションプログラムを公表したところ、県民の皆さんの中から野田先生を中心として世話人会を作っていただき環境立県県民会議が設立して、来たる6月18日に県民文化会館梨花ホールで設立会議が開かれます。
この会議は
   二酸化炭素削減グループ
   自然環境保全グループ
   廃棄物リサイクルグループ
   景観まちづくりグループ
   環境教育グループ
の五つのグループに分けて開かれますが会議の後、各地の市町村の首長も参加して片山知事がコーディネーターとしてパネルディスカッションされます。ぜひ皆さんも参加していただきたいと思っています。
(担当 朝倉通憲)