No.21
本日の例会
2005年11月29日(火)第2215回
ロータリーソング それでこそロータリー
委員会事項 出席表彰
献立 洋食
卓話 「クリーンな次世代自動車燃料利用を鳥取から」
鳥取大学工学部生物応用工学科
教授 簗瀬(やなせ) 英司 氏
※例会終了後親睦委員会

次週の例会
2005年12月6日(火)第2216回
君が代 奉仕の理想
献立 和食
委員会事項 誕生日御祝
 年次総会
※例会後次年度理事会及び本年度定例理事会
3F高砂の間



先 週 の 例 会
2005年11月22日(火)

会長挨拶
 今年もあと1ヶ月程になりました。
 週末は首都圏マンションの耐震偽造の問題で、大変なことをしてくれたと暗い気持ちでしたが、日曜日、日本女性がスポーツで大活躍、スカットされた方が多かったと思います。
 まず女子マラソン、高橋尚子さん、Qちゃんが37キロ地点からのスパートみごと優勝。涙が出ました。うれしかったです。
 次にフィギュアスケートのフランス杯で15才の浅田真央さんが優勝。又女子ゴルフ宮里藍さんが優勝。男子の方もスピードスケートワールドカップで20才の加藤選手が世界新で優勝。男子ゴルフでは、横尾要さんがタイガーウッズとプレーオフで死闘を演じました。力尽きましたが見ていて楽しかったです。
 いずれにしても日本の女性は強いと感じた1日でした。私達も彼女達に負けない様、後1ヵ月暮れに向かって頑張りましょう。
幹事報告
1.ガバナー事務所 1地区大会礼状 22006〜2007年度ガバナーノミニー候補者推薦について 3地区大会でのRI現況報告 4ロータリーレート変更通知12月1日より1ドル118円
2.倉吉RC クラブ活動運営計画書、会報、週報
3.高松RC 会報
4.新日本海新聞社 裁判員制度全国フォーラムin鳥取 案内12/4(日)13:30〜16:00国府町中央公民館
5.元米山奨学生の皮在煥さんと中村昌樹名誉会員事務所へ来訪
6.東部5RC幹事・副幹事会が11/17開催されました。いくつかの提案事項がありましたので12月の理事会にはかります。
委員会報告
◎出席率報告
11月22日 会員69名中 欠席14名 79.71%
11月8日 補正後欠席5名 出席免除14名 90.91%
◎ゴルフ同好会 優勝者:竹田達夫さん
森田館長挨拶
 7、8月の2ヶ月間で、31,610名の署名が集まりました。東部の市・町議会へ陳情し全て採択にしていただきました。
ビジター
鳥取RC 谷口譲二さん 八村輝夫さん
鳥取西RC 川越治郎さん 田中章夫さん
メークアップ
11/18鳥取西RC 西尾昌宜さん
スマイル報告(本日13,000円 累計491,000円)
田中章夫さん(鳥取西RC)久しぶりです。お世話になります。
吉田 通さん 前期があと1ヶ月、宜しくお願いします。
太田垣清さん 前田清介さん、公開講座(オレンジドさん)ではお世話になりました。
竹田達夫さん 先日行われたRCのゴルフコンペで久し振りに優勝いたしました。角脇会長杯をいただいて以来のことと思います。中村孝男さん、千金さん、中山さんのメンバーの後押しに感謝です。
小林弘尚さん 10月17日“ヘルペス脳炎”にて日赤病院へ入院。治療、完治11月15日退院その間クラブよりの暖いお見舞いに深謝。
前田清介さん 懸案事業が片付きました。寒風ピープー厳しくなります。ご自愛の程。
宮川敬学さん 創業記念日
早退1件
卓話
田辺賢二さん
 鳥取のナシもかつては全国1位の生産量、栽培面積を誇っていましたが、今は第3位です。
 この原因は豪雪、台風、冷夏などの天災が続いた事や、消費者の果物離れによる低価格と採算割れ、後継者育成のおざなりなどがあります。もう一つ大事なことは、「作れば売れる。果実連に売ってもらえる」の意識が今日まで続き「二十世紀はうまいナシだからお前たち食べろ」の心が変化しなかったことです。
 新しい品種、消費者が買ってくれる品種への切り替えが20年遅れたことが大きな原因といえます。
 ナシ王国を再生するには、まず人づくりです。熟練した栽培技術を持ち、樹体生理もよく理解している地域の核となる人材がしっかりしているうちに、就農希望者をどしどし募集し、彼らに教育と技術伝授にあたってもらうことです。
 2007年から数年に渡り定年を迎える大量の熟年層を大々的にナシ産地再生のために募集し、就農してもらうことが望まれます。
 最近は果物の消費が減っています。なぜか。本来一番食べなければならない20代、30代の消費量が少ない。若年層の成人病が多い原因の一つでもあろうかと思います。一方、50代、60代は健康に対する意識が高く、果物の消費が増え、良いことです。
 健康の為に朝フル(朝に必ずフルーツを食べる)をおすすめします。1年間「朝フル」をつづけた結果、表1のように、あらゆる数値が改善された例もあります。生産地を救う意味を込めて、朝、昼、晩、是非フルーツを食べていただきたいと思います。

表1「朝フル」実践による健康診断結果
平成13年
(「朝フル」開始前)
平成14年
(「朝フル」を始めて1年後)
体重 88.0kg 83.7kg
尿酸 8.4mg/dl 7.2mg/dl
中性脂肪 136mg/dl 96mg/dl
コレステロール 220mg/dl 207mg/dl

小谷 寛さん
 「世の中をフラット」にして、「産官学野(産官学民)」が連携し、「よそ者、若者、ばか者による、まちづくり」を目指し、「庶民の声を施策に反映」するため、97年に、道上先生、野田先生、米子今井書店の永井さん、谷口博昭さん(現・国交省道路局長)らとZITを創設した。
 もう一つの目的は、鳥取県応援団を強化すること。先日卓話していただいた坂野真理さんは、日本医科大の学生時代に入会。経企庁事務次官の時に加わった糠谷真平さん(国民生活センター理事長)と共に、東京鳥取応援団の主要メンバーだ。
 インターネットを活用するのは、電子メールなら、パソコンが音声に変えてくれるので全盲の視覚障害者にも便利だし、車いすの人も、自宅から参加できるから。どんなに遠距離でも参加は可能だ。
 現在、会員は865名。全盲の視覚障害者、車いすの人。主婦、退職老人、フリーター。町役場の若い職員や学生だけではなく、鳥取商工会議所の会頭、財務省主計局主計官、副知事、大学の学長など、産官学の代表も加わって、ネット上で、わいわいがやがややっている。
 「産官学野」でスタートしたZITは、現在では、「産官学やばい」に発展した。「媒」とは媒体のことで、産官学民マスコ連携を意味する。ZITで話題になった鳥取の技術者が開発した視覚障害者の位置確認装置を、NHKが投稿者から取材した。それが全国放送になり、国際放送になった。「産官学」だけで物事を決められては「やばい」という意味もある。
 三菱総研が、「e-コミュニティへの国内外取り組み事例」として、藤沢市や、マンチェスター、香港など世界の六つの事例を発表した。その一つがZITだった。
http://www.internetclub.ne.jp/MRIKAI/region/NO40/toku/toku02.html
 綾部ML、愛媛ZIT、広島ZITが鳥取ZITから生まれた。来月3日には愛媛ZITとのオフラインミーティングを鳥取で開催する。
(担当 西尾昌宜)