No.27
本日の例会
2006年1月24日(火)第2221回
ロータリーソング 我等の生業
献立 和食
委員会事項 創業記念日御祝
卓話 「鳥取県経済の課題と展望」
   鳥取県商工労働部長 山口祥義 氏

次週の例会
2006年1月31日(火)第2222回
唱歌 ゆき
献立 洋食
委員会事項 出席表彰
卓話 創立45周年実行委員会

先 週 の 例 会
2006年1月17日(火)

会長挨拶
 新しい年になれば日本国にも良い話題がやって来ると思っていた所、昨日ホリエモンことライブドアの堀江貴文社長の自宅と本社に家宅捜索が入りました。
 10年ほどで7000億円超の会社を作り上げ、プロ野球参入宣言、フジテレビとのバトル、衆院選出馬と話題を提供してきた堀江氏でしたが、なにかあると思っていたのですが、証券取引法違反の疑いで家宅捜索、IT時代の寵児もこれで終わりかと残念です。又今日昼からは耐震強度偽装問題でヒューザーの小嶋社長の国会で証人喚問、又暮からの大雪で犠牲者が100人以上と暗い話しばかり続いていますが、私達はこんな事に負けないで良い年になるよう頑張りしょう。

幹事報告
1、新宮ガバナーエレクトより 会員満足度アンケート(各自ご記入をして事務局までご提出下さい)
2、国際ロータリーより ロータリーワールド新聞
3、岡山RCより 創立70周年記念誌
4、岡山丸の内RCより 第29回インターアクト地区大会報告書
5、青少年育成鳥取県民会議より 機関紙「とっとりの青少年No.125」
6、県民の警察を励ます会より 広報誌「KOBAN」
7、月報、週報 岡山RC 岡山西RC 
 岡山城RC
(例会変更)
・境港RC 1/31夜間例会 受付定刻境港ビアガッセ
委員会報告
◎出席率報告
1月17日 会員68名中 欠席17名 75.00%
12月20日 補正後 欠席2名 出席免除14名
                 96.36%
◎誕生日御祝
米村信哉さん 田中博文さん 瀧本紀晴さん
遠藤正昭さん 田中 彰さん 古川郁夫さん
中山 勇さん 西山睦深さん
◎結婚記念日御祝
河野二朗さん 小川祐市さん
◎ゴルフ同好会
遠征ゴルフコンペ案内
 2/11(土、祝日)鳥取出発7:30
場所:湯郷オークレットゴルフクラブ
会費:昼食キャディー付 11,000円 〆切1/31
メークアップ
1/16鳥取中央RC 平木祥夫さん 角脇篤彦さん 米田由起枝さん 原田克巳さん 
松田 剛さん 千金周一さん 角谷弘海さん田中和夫さん 花原 俊さん 小谷 寛さん戸杉和敏さん
スマイル報告(本日17,000円 累計625,000円)
吉田 通さん また寒くなりました。雪が降らないことを祈って。
米村信哉さん・古川郁夫さん
西山睦深さん・中山 勇さん  誕生日
田中 彰さん・瀧本紀晴さん
遠藤正昭さん 
福本 登さん 写真を頂いてありがとうございました。
遅刻1件

卓話
「起承転結」 野田英明さん
 話を進めるには、起・承・転・結があります。起は話したい題目、承はそれを受けた内容、次に話題を転じ、最後に結を述べる。
 次に「書くと読む」「話すと聞く」上手く書くこと、上手く話すということについて、PHPの中の一部、福井さんという上方文化評論家の方の話を紹介します。彫刻のように書くということの中で「評論家が自分の考えを周囲の人に表明するに当たっては、評論の執筆と講演の2つの方法がある。つまり書くことと話すという方法。何れも同じ日本語という言葉を使うために人は特別に意識せずに、書いたり話したりしがちであるが、上手く書くことと上手く話すことは全く別ものである。本というのは、同じ大きさの活字が並んでいるだけで、逸話や本筋から外れた面白い余談を書いても、本論と区別がつきにくく、読者のために良かれと書いたことが反って冗長に感じられたりする。これが講演なら、声のトーンや表情などの違いで聴衆は、幹と枝葉の区別をつけて聞いてくれるので問題がないが、書くという行為は彫刻と同じで、余分なものを削ぎ落とし大事なものだけを残すつもりで取りかからなければならない。次に書くように話すこと、このことを徹底すると電報文の朗読になる。想像力の趣くままの四方山話にこそ、人は興奮し狂喜する…」このことから、話すことは時々脱線しながら間違ってもいいのではないか。皆に興味を持って聞いてもらえるということが大事なこと。話すときに重要なのは、ユーモア、ジョーク、ギャグなどをどう入れていくかですがこれが難しい。
 鉄砲担いで鳥取県、滑って転んで大分県、山はあっても山梨県など、昔はこのような言葉遊びをしていましたが、いまはユーモアのセンスなどで皆が共通のものがありません。例えば「泥縄」といっても、泥でどうして縄をなうのかと問われるなど言葉に対する受容力が減っているのか、ジョークのつもりで言っても理解してもらえない。
 PHPの話を要約すると、話すときに間違うことを気にしない。間違うのも愛嬌、間違ってはいけないと緊張することが大敵。時間厳守が大切で、時間のないときは話の途中でも結論を要約する。また時間が余りそうなときのために別の話題を用意しておくことも大切です。
 学術講演会で発表するときは、10分くらいのときがあり、そのうち3分は質疑の時間、これは起承転結ではなく、承も転もなく起と結だけですが、共通の研究仲間なのでこれでも解る。普段の講義は90分、14〜15回半期でひとつの講義を行いますが、90分の中にも起承転結が必要。また1週間目、2週間目など15週の間にも起承転結が必要ですが簡単ではなく一番の悩みです。

「団魂世代と今後のファッション業界」
            村上美起雄さん
 まず我々ファッション業界が団魂世代の人達をどのように思っているかといいますと、「心身の健康を求め、美意識が高く、高付加価値と上質を志向する人々」という風に位置づけております。
 私はそもそもお洒落はオトナのものと思っております。今こそカッコいい大人の男を若者に見せてあげてほしいと思います。
 しかし洋服の面では新宿伊勢丹のメンズ館が火付け役となり、タイミングよくクールビズ・ウォームビズに乗ってダンディズム(知的ファッション)を復活させて、50〜60代の世代がしっかり受け入れられました。
 遊びにおいても、クルージングが大流行(自分のクルーザーがなくても気軽に出来るサービス会社も登場)旅行では高級客船で巡る優雅な世界旅行は予約殺到で、多くの人達がキャンセル待ち状態。車もそうした人達をターゲットにしてトヨタ自動車が昨年レクサスを提案しています。やはりこういう動きの要因の一つとしては都道府県の職員だけでも2007〜2009年の間に退職される12万約6000人分の退職金、3兆4645億が市場に出るということも大きな要因になっていると思います。
 しかし私の本業の理美容業界においては、そういう人達を満足させる技術の準備がやや遅れていると言われております。
 現場を退いてスーツを脱いだ時、以前、VAN・JUNというトラッドを身につけて成長した方々だけに、ダンディズムが益々進むと思います。
 髪の毛がなくても、ショーンコネリーのようなカッコいい大人を作れるよう、いろいろな感性を提案していこうと思っております。
 長い間、動きのなかったメンズ市場を目覚めさせた現在約680〜690万人とも言われるこの世代の人達は日本にとって、何かと重要な立場になるめぐり合わせになっているのだと思います。
 最後になりますが退職金をどんどん使ってデフレの歯止めを一役買ってほしいと思います。          (担当 戸杉和敏)