No.7

本日の例会
2005年8月23日(火)第2201回
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献 立 和 食
委員会事項 創業記念日御祝
卓 話
 第1グループガバナー補佐
 井上勲氏(倉吉中央RC)

次週の例会
2005年8月30日(火)第2202回
18:30〜レーク大樹
唱 歌 たなばた
献 立 和 食 
新会員歓迎会・納涼祭

前 回 の 例 会
2005年8月9日(火)

会長挨拶
 昨日は大変暑い長い一日でした。郵政民営化法案が参院本会議で否決され、衆院解散、総選挙へと激変の一日でした。
 1953年の吉田内閣の「バカヤロー解散」、1966年の佐藤内閣の「黒い霧解散」などを思い出しますが、小泉さんの今回の解散は「八つ当り解散」がふさわしいのではないでしょうか。いずれにしても暑い選挙になると思いますが、国民は国民の為になる選挙をしましょう。
 もう1つ気になることがありました。なかなか発表されず心配しました。野口聡一さんが乗ったスペースシャトルディスカバリーの帰還が天候不良のため延期されたことです。今日9日無事帰ってこられる事を祈るばかりです。
幹事報告
(到着文書)
1.ガバナー事務所 1.ロータリークレジットカード入会依頼(詳細並びに仮申込書はクラブ事務局まで)
2.第2560地区直前ガバナー横山芳郎様よりの新潟県中越大震災復興支援活動報告書
2.岡山丸の内RC インターアクト地区大会礼状
3.国際ロータリー ザ・ロータリアン誌8月号
4.ロータリーの友事務所 ロータリーの友手引書並びに全国インターアクトクラブ名簿
5.鳥取西RC クラブ活動運営計画書
6.鳥取RAC 2004〜'05年度会計報告書
7.鳥取市観光コンベンション推進課長 鳥取砂丘除草に係るボランティア募集依頼
実施日:8/16(火)〜8/31(水)午前6時集合
集合場所:県営駐車場内お知らせ処付近
申込先:鳥取砂丘情報館サンドパルとっとり
電話20-2231 FAX20-2232
(詳細はクラブ事務局まで)
8.月報・週報 岡山RC 岡山西RC
岡山城RC 鳥取西RC
(例会変更)
米子RC 8/12休会受付なし
8/26夜間例会受付定刻定例会場
米子南RC 8/15休会受付なし
8/29夜間例会受付定刻定例会場
境港RC 8/16休会受付なし
8/30夜間例会受付定刻境港ビアガッセ
(当クラブ連絡事項)
1.西山睦深(むつみ)さんの所属委員会は親睦委員会
2.次週8/16例会は休会(事務局8/15〜17休み)
3.8/23(火)10:30〜井上ガバナー補佐をお迎えしてのクラブ協議会 12:30〜通常例会
委員会報告
◎出席率報告
8月9日 会員69名中 欠席18名 73.91%
7月26日 補正後欠席2名 出席免除13名   96.36%
◎結婚記念日御祝
原田克巳さん
メークアップ
8/5 鳥取西RC 田中和夫さん 田辺賢二さん
村上美起雄さん 西尾昌宜さん 山根敏男さん
霜村哲男さん  牧浦繁雄さん 遠藤正昭さん
福本 登さん
8/8 鳥取中央RC 植田哲朗さん
角谷弘海さん 千金周一さん 米田由起枝さん
森下耀雄さん 田中和夫さん 山田雅文さん
山根敏男さん 平木祥夫さん
スマイル報告(本日9,000円 累計171,000円)
吉田 通さん 野口聡一さん今日こそ遠い宇宙から無事に帰還されることを祈って。
坂田 侃さん 鳥取城北高校、高校総体相撲競技個人優勝、団体準優勝を祝して。
森本正行さん 誕生日
原田克巳さん 結婚記念日
早退2件

卓 話「松下政経塾あれこれ」
松下政経塾塾生・小児科医 坂野真理氏
 今日は松下政経塾という財団法人について説明させていただきたいと思います。本日は松下政経塾の設立趣意・研修方針・研修カリキュラム・卒塾生の進路について話をさせていただきます。
1.設立趣意
 松下電器の創業者である松下幸之助がつくったのですが、松下幸之助は和歌山県に生まれ9才で大阪へ丁稚奉公に出て、ひばち屋、自転車屋を経て、電気会社に就職します。そこで、自分のアイデアでアタッチメントプラグを開発し、一大決心をして起業に至ります。このプラグがヒットし、以後自転車のランプといったものを次々と生みだして行きます。ただ太平洋戦争の後、GHQから色々な制約を受ける事があり、真面目に一生懸命ものをつくっているのに、なぜこの努力が実らないのかと感じて、PHP研究所を設立します。そこで、そもそも人間は何の意味があって生まれてきたのか、国家はどういうものなのかを研究してきました。そのような視点にたって、彼は国家とは経営体でなければならない。経営するものだ。そもそも政治に理念がない。国家を経営体として経営してゆくような人物を、政治を良くしてゆくことによってつくっていかなければならない。これからの日本を担っていく人材を育てていく機関を創らなければならないのではないか、との結論に至り、1979年、私財70億を投じまして、財団法人松下政経塾を設立いたしました。
 目的は21世紀、理想の日本を実現する為の諸理念、方策の探求と、それを推進してゆく人材の育成という事です。幸之助の考え方では政治家を育てるというよりは、リーダーを育ててゆくという事で設立されました。
 1学年6人で3学年18人居ます。現在26年目で、私は26期生です。
 松下幸之助は25年を1周期(1ターン)と考えていまして、25年が10回、つまり250年つづくと世の中がかわってゆくのではないかと。その様なスケジュールで色々なものを運営していかなければいけないと考えていまして、要するに最初の25年はもう終わった。今年は新たな25年の1年目にあたるというスケジュールで考えているそうです。
2.研修方針
 「塾是」「塾訓」「五誓」があり、幸之助の塾に対する考え方の一番の基本だと把握しております。

塾是
真に国家と国民を愛し
新しい人間観に基づく
政治・経営の理念を探求し
人類の繁栄幸福と
世界の平和に貢献しよう

塾訓
素直な心で衆知を集め
自修自得で事の本質を究め
日に新たな生成発展の
道を求めよう

五誓
一、 素志貫徹の事
一、 自主自立の事
一、 万事研修の事
一、 先駆開拓の事
一、 感謝協力の事

3.研修カリキュラム
 「立志」と「修身」の視点から色々なカリキュラムが組まれています。1年目はどちらかというと「修身」に重点が置かれ、2年次、3年次は「立志」に重点が置かれています。
「修身」
・建塾の理念と塾生の使命を知る
・精神修養、体力増強
・現場体験実習
「立志」
・目標設定と活動計画の作成
・人間観、歴史観、国家観の探究
・コミュニケーションスキルの修得
4.卒塾生の進路
・政治分野…45.0%
・経済分野…26.3%
・研究・マスコミ・教育分野…23.4%
・NGO・その他…5.3%
 どういう事がやりたいのかをここで見つけて、その目標に向かって自分の人生をかけて磨いていく場所です。どんな研修プログラムがあっても、自分がどういう事をやっていきたいかが一番重要なので、塾生が何を感じていくかは各自しだいです。
 ここで、自分を磨いていく事にどれだけ専念できるかだと思っています。  (担当 西尾昌宜)

梅雨曇梅酒作りて憂さ晴し
糠漬けの茄子賞でし人今は亡く
ベランダに燥(はしゃ)ぐ声あり遠花火
             早川 慶子