No.14
本日の例会
2006年10月10日(火)第2255回
ロータリーソング・我等の生業
献 立 和食
委員会事項 結婚記念日御祝
卓 話 「光ファイバーについて」
    鳥取環境大学情報システム学科
    教授 秦野論示氏
※18:30〜鳥取砂丘会館にて ホクホク会

次週の例会
2006年10月17日(火)第2256回
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献 立 洋食
委員会事項 創業記念日御祝
卓 話 「因州青谷の和紙ガイド」
    若木 剛 氏

先 週 の 例 会
2006年10月3日(火)
会長挨拶
 皆様こんにちは。
 1997年に臓器移植法が制定されて以来初めて臓器売買事件が摘発されたとの情報が紙面や画面を賑わしています。思い返しますと、この法案は「脳死は人の死か?」と様々な立場の識者が甲論乙駁する中で、「臨時脳死及び臓器移植調査会(脳死臨調)」の答申に基づき、国会でも種々の議論や駆け引きがなされ、党議拘束をはずした上で5年後に漸く可決された曰く付きとも言える法案でした。どちらかと言えば脳死移植の在るべき姿に重点を置いて議論がなされ、生体移植については既に実施されていたこともあり、それに関する報道は少なかったようです。法が施行されて2年後に初めて、高知赤十字病院で脳死臓器提供を認定された提供者(ドナー)が移植患者の待つ阪大病院へ移送される様子は各テレビで実況中継され、心臓手術が可能な時間内に到着できるか等多大な関心を集めました。その後は移植手術についてあまり大きく報道されることは少なくなり、特に生体移植については患者やドナーが死亡した時に小さく報道されるくらいでした。そんなことを思い出しながらこの度の事件での報道を見聞きすると、法制定に至るまでに議論された懸念や問題点のいくつかが解決されず今に至っていることも事件の誘因の一つではと思われます。全国で26万人の人工透析患者がいるなかで、移植を希望し臓器移植ネットワークに登録している人が10年間で3万人いるにもかかわらず、実際に移植を受けたのは1割しかいないとのことです。法制定時に心配された全国的な臓器ネットワークの整備が十分でない中で、原則として親族以外からの提供が禁止されている生体移植の現状では、年間100件余りしか実施されていない脳死移植に頼らざるを得ない該当親族のいない患者にすれば、望みはないに等しいでしょう。現実に中国やフィリピン等海外で移植手術を受けている人が多数いることを思うとき、今度の事件は氷山の一角か今後の流れを予感させる出来事と受け止め、現実に即した抜本的な対策が必要ではと思うものです。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー事務所
  青少年交換留学生募集の締切延期…
  10月末まで
 2)青少年育成鳥取県民会議
  第40回「青少年育成鳥取県民大会」の開催
  10月27日(金)於 県民文化ホール
 3)鳥取ローターアクトクラブ
  創立35周年記念式典のご案内
  11月12日(日)9時〜
  於 ホープスターとっとり
  登録料6,000円 〆切り10月10日(火)
B)例会変更
 1)鳥取中央RC 10月9日(月)休会 
   ビジター受付なし 
   10月30日(月)休会 ビジター受付なし
 2)倉吉東RC 10月12日(木) 10月19日(木)
   ビジター受付 定刻 事務所3F
 3)米子東RC 10月11日(水)
   ビジター受付 定刻 ホテルサンルート
 4)米子南RC 10月16日(月)
   ビジター受付 定刻定例会場
   10月30日(月)休会 ビジター受付なし
C)当クラブ報告事項
 1 宗 康雄さん 9月末にて健康上のため退会 会員数69名になりました。
 2 10月10日(火) ホクホク会 18時30分 
   鳥取砂丘会館(〆切り10月5日)
   直接行く方は連絡を…尚、当クラブの例会は通常通りあります。
 3 地区大会(10/29/米子)最終の参加報告 10/7
交通手段 貸切りバス マイカーの方は申し出てください。
 4 例会終了後 定例理事会 3F高砂の間

委員会報告
◎出席率報告
10月3日 会員69名中 出席52名 出席率 75.36%
9月19日 補正後 92.59%
◎誕生日御祝
松下栄一郎さん 入江敏夫さん 原田克巳さん
竹田達夫さん
スマイル報告(9/26 34,000円 累計 298,500円)
田中英教さん ベネファクターとの由です。
奥山育英さん(社会奉仕委員会)砂丘一斉清掃、御協力有りがとうございました。
入江宏一さん 砂丘清掃で入江敏夫さんには大変お世話になりました。特に奥様によろしく。
畦上 徹さん(創業記念日)ありがとうございます。
早川慶子さん 戸杉和敏さん
小谷 寛さん 福石幸市さん
野田英明さん 山根敏男さん  出席表彰
石谷雅文さん 松田恭子さん
中村孝男さん 米田由起枝さん
森本美明さん
早退 4件
スマイル報告(本日 17,000円 累計 315,500円)
田中英教さん ディープインパクトは残念でした。
前田清介さん 好季節となりました。職業奉仕に努めましょうか、元気に感謝して。
森下耀雄さん 日本海新聞10月2日の潮流に徳永圀典氏が当クラブの誕生歌について寄稿されていましたので。
千金周一さん 売り場がリニューアルオープンしました。もう少しばたばたしてますのでごめんなさい。
中山 勇さん 日曜日、雨の中出航して湖山池より採ってきました。ほんの1粒ですが味みして下さい。まだ実が落ちない様なので、あまり収穫出来ませんでした。
福田洋一郎さん 下手なスピーチをします。どうぞ安らかにおやすみ下さい。
森本正行さん 定例議会のため長く欠席しました。
竹田達夫さん 入江敏夫さん 誕生日
田中和夫さん 創業記念日(9月)
早退 2件

卓話
「四つのテスト」 福田洋一郎さん
基本的なこと 誰が唱えたか。
 1932年(昭和7年)にロータリアンである「ハーバート・J・テーラー」がシカゴに所在する「クラブ・アルミニュウム社」という家庭用品製造会社の立直しに携わった時に考え出されたものです。当時大恐慌の余波を受け、財政難から破産の危機に瀕していた同社を救済するため、ハーバート・J・テーラーが先ず着手したのが、従業員全員が遵守すべき指針作りでありました。それが現在の「四つのテスト」と呼ばれているものです。「言行はこれに照らしてから」1真実かどうか、2みんなに公平か、3好意と友情を深めるか、4みんなのためになるかどうか。
 この「四つのテスト」を会社の経営のあらゆる面に活用する事によって、「クラブアルミニュウム社」は、顧客・取引先の信用を深め程なくして会社の業績も大きく改善され、立派な実績をあげるまでになったという事です。ハーバート・J・テーラーは、1954〜55年度RI会長を務め、その際にこの「四つのテスト」の版権をロータリーに譲り、今日に至るまでロータリーの「職業倫理」に関する考え方を明確に表す言葉として、ロータリーの内外を問わず最も多く引用されている文章であるとまでいわれております。
 「四つのテスト」に対しては、大変もっともなことが書かれているのだけど、余りにも理想主義的過ぎてついていけないという向きもあると思いますが…。
 この「四つのテスト」ができてから70年以上が経過しておりますが、その長い歴史の間に、このテストを規範として数多くの素晴らしい事々が成し遂げられたことは疑いのないことですが、他方では余りにも理想主義的な考え方で、実行不可能であるという懐疑論が存在する事も確かです。
 その理由の一つとして2みんなに公平か、4みんなのためになるかどうか、の中にある「みんな」という言葉があるのではと思います。「みんな」を全ての人と置きかえて考えますと、「全ての人に公平」「全ての人のためになる」となり、大変困難な事で、実現不可能な事だと考えざるを得なくなってしまいます。
 しかし原文を読みますと、「みんな」という言葉は「ALL Concerned」という英語になっております。従って、夫々解決しなければならない問題の「当事者みんな」に公平かどうか。「当事者みんな」のためになるかどうか、ということが正しい翻訳ということになるのではないでしょうか。最初から「人類みんなに公平」とか「人類みんなのために」といった大上段に振りかぶった抽象論としてではなく、個々の解決しなければならない問題の当事者、関係者に対象を限定して「四つのテスト」を活用するべきだと考えた方が、四つのテストの本来の目的に相応しいのではないでしょうか。
(担当 植田哲朗)
お詫びと訂正(週報No.13)
会長挨拶(5行目、6行目)
丹羽雄哉総裁会長→丹羽雄哉総務会長
二階俊博国体委員長→二階俊博国対委員長