No.31
本日の例会
2007年2月20日(火)第2272回
          18:00〜
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献 立 パーティー料理
卓 話 森下耀雄さん

次週の例会
2007年2月27日(火)第2273回
唱 歌 春の小川
献 立 和食
委員会事項 創業記念御祝
      出席表彰
卓 話 「わたしの故郷・フフホト(青い都)」
    鳥取大学連合農学研究科3年
  王 冬芳(ワン・ドンファン)さん

先 週 の 例 会
2007年2月13日(火)

会長挨拶
 先日来マスコミを賑わしている柳沢厚生労働相の女性蔑視の発言批判も峠を越し、野党の審議拒否も当面収まったようですが、改めて振りかえって見ます。多くの人々が指摘していたように、柳沢大臣の演説はユーモアを交え分りやすくする為にとの思いだったのかと推測はできますが、比喩の不適切さは文学的言語能力の乏しさを表しており、言葉の重さを具現すべき政治家として、発言そのものを弁護する余地はありません。しかしながら、比喩の不適切さを人間性の問題や政治的能力にまで直結させてとことん追及する「言葉狩り」とも言えるマスコミの姿勢も、決して報道のあるべき姿には沿っていないでしょう。何もかもあからさまにすれば良いとの思いなのか、「眼光紙背に徹す」とか「行間を読む」或いは「惻隠の情」等と言う言葉は死語になっているようなマスコミの報道姿勢は私達視聴者にも責任があるとも言えます。「女子どもには…」とか「どうせ私達女性には…」等々の言葉を一度も聞き流したり、まして口にしたことはないと言う人がどれだけいるでしょう?更には国民を代弁して柳沢大臣の政治姿勢そのものを問い質すべき国会の場を放棄して、大衆におもねるとしか言いようのない行動をとっていた政治家達も、政局に対する安倍内閣の対応のまずさは別として、政治家のあるべき姿ではありませんでしたが、これも有権者の責任と言うことなのでしょうか。
 先日は米国で3児の母であるナサ宇宙局の女性飛行士が不倫の恋の鞘当てで、恋敵の女性を千kmも追い駆けて危害を加えると言う常識で考えられない事件も報道されていました。宇宙飛行士と言えば知能だけでなく冷静な判断能力や危機管理能力まで並大抵ではない基準で選ばれていながら、子供でもしないような愚かな判断で行動していたのです。判断以前の愚かさの証明であり、かくも愚かな人間と言う動物に完璧を求めること自体間違いなのでしょう。事実を事実として報道することは大切ですが、法を犯す部分は法の裁きに委ね、法に触れない柳沢大臣のような場合は有権者の判断に委ねるべきでしょう。洋の東西を問わぬ愚かな発言や事件に一言…。
幹事報告
1)到着文書
 特になし
2)例会変更
 鳥取中央RC
2月26日(月)夜間例会(クラブフォーラムの為)ビジター受付 定刻定例会場
3)クラブ報告
 1 東部5クラブ合同例会
3月8日(木)18:30〜 ニューオータニ鳥取会費 7,000円 各クラブ負担金 30,000円
締切り 2月28日
当クラブは3月13日(火)を変更
(3月13日は例会なし)
 2 ガバナー事務所
  拉致被害者家族支援義捐金の要請あり
会員1人当たり100円…会の予算より支出。
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」あて
 3 「IM」進捗状況の報告
4月15日(日) 県民文化会館 小ホール
「プログラム」各クラブに発送
テーマ 「地域社会の安全・安心を考える」
講演 2題  登録締切 3月12日
 4 「職場訪問」…職業奉仕委員会
  3月中旬 裁判所 裁判を傍聴
※ 2月6日例会の勤労学生表彰式の様子が翌日の日本海新聞へ掲載された。
委員会報告
◎出席率報告
2月13日 会員69名中 出席52名 75.36%
1月30日 補正後 89.09%
◎結婚記念日御祝
松田恭子さん 森本美明さん
ビジター
広島RC 河野博行さん
鳥取RC 涌本祐之さん 甲斐英則さん
鳥取西RC 森下哲也さん
スマイル報告(本日29,000円 累計657,500円)
木村敬さん(鳥取県観光課) よき社会を実現するための活動にお使い下さい。
森下哲也さん(鳥取西RC) 久しぶりにお世話になります。笹野さんの記事を読ませていただきました。
田中英教さん 1.バッジを不保持で申し訳ありません。2.うその様に好天気です。
笹野眞紀さん 先週2月7日の朝日新聞の鳥取版に私の記事がのりました。おかげ様で良い記念になりました。
曽我部邦彦さん 体だけは丈夫、と思っていたのに、思わぬ過信でした。改めて人の温かさにふれた1ヶ月でした。長期欠席のおわび方々。
乾 康彦さん 本日お配りした日本音楽熟成鳥取大会が2月27日ホテル「モナーク」17:00、モーツァルトと食事と右脳開発で有名な七田先生「右脳開発で人はここまで伸びる」が開催されます。チケットは道上先生、観光タクシー、伝習館「坂根さん」、住友生命さん、イヌイ迄。
森本美明さん 1.結婚記念日 2.誕生日
曽我部邦彦さん 畦上 徹さん 誕生日
中村孝男さん
早退 1件

卓 話
鳥取県文化観光局観光課長
木村 敬さん
「観光で鳥取を元気に」
「何故、今、観光なのか」
 観光とは、直接的に観光に関係ない方とも密接な繋がりがある。
 他の事業をしている方や、地域で生活している皆さんが、一つのツールとして心に留めていれば、長い目で見れば効果が上がり鳥取全体の付加価値が上がる。
 今の日本は、明治時代(鹿鳴館時代)以来、国策として観光政策に取り組んでいる。
 昨今、各地で企業誘致に積極的に取り組んできたが、装置産業型が多く雇用や税収の面ではその地域が期待するほど潤いを与えていないのではないか。
 しかし、旅館一つが元気になれば「雇用・税収」のみでなく、「地産地消」の面でも大きな効果が生まれる。
 近年、国内旅行の宿泊数が大幅に減少している。特に入湯客数の減少が厳しい。
 鳥取の温泉地も、三朝や皆生に代表されるように「マスツーリズム」の影響を大きく受けて宿泊客が大きく減少している。
 草津温泉(交通の便が良くなくても)や城崎温泉(泉質が良くなくても)など、宿泊客が落ち込んでない他の例に学び「観光地の魅力向上」こそが復活の道である。
 高速道路の開通は、便利になる反面で「宿泊旅行を日帰り旅行」にする恐れがある。
 鳥取も時代の変化を捉えた、鳥取ならではの観光施策の転換を進めなければならない。
 これからの観光は、イベントやハコモノを脱し、境港の「水木しげるロード」のような「第3の道‖地域の魅力向上」を歩む時である。
 倉吉でも、漫画の掲載場面に出合う新しい「町歩きツアー」に取り組んでいる。
 3つのげん「財源・権限・人間」が行政偏重の構造的問題を打ち破り、皆さんの身近なツールとして「町づくり・地域づくり」に生かしていただきたい。
(担当・森本正行)