No.40
本日の例会
2007年4月24日(火)第2281回
唱歌 めだかの学校
献立 和食
委員会事項 出席表彰
卓話 「耐震診断」
   中山 勇さん
※5/1は休会

次回の例会
2007年5月8日(火)第2282回
君が代・奉仕の理想
献立 米山ミール
委員会事項 誕生日御祝
卓話 「鳥取県の芸術文化振興策を語る」
   鳥取県総合芸術文化祭総合プロデューサー
   柴田英杞 氏
※例会後定例理事会3F高砂の間

先 週 の 例 会
2007年4月17日(火)
会長挨拶
 一昨日の第1・第2グループ合同IMでは大変お世話になり有難うございました。有能な我がクラブのメンバーなので大会運営についての心配はしていませんでしたが、7〜8種類もの防災グッズやパンフの袋詰めを当日朝の作業で行うとの段取りには少し驚きました。予定通りであれば良いものの、予定が狂った場合のぶっつけ本番ではと心配しましたが、9時半頃には多くの会員が姿を見せ、階段に並んでの順送りの作業がスムーズに進み、心配は杞憂に終りました。結果的に最も効率よく準備できたこととなりましたが、?智慧の働く?担当メンバーに感心したことでした。作業の後は、受け付け・会場・司会進行・来賓接待・弁当準備等々夫々の持ち場に分かれてお世話を頂きましたが、トラブルも無くほっと致しました。
 京都大学防災研究所の河田教授の講演は地震を始めとする巨大災害の日本の第一人者のお話しだけに流石に説得力があり、知識としては知っていながらも、自分だけは大丈夫だろうと言う身勝手な甘えは許されないとの思いを強くさせられました。
 吉村県警本部長の話は警察トップと思えないようなソフトな語り口で「横道の話からだが」と、サッカーのガイナーレ鳥取に対する県民上げての応援の重要性を以前の勤務地であった新潟におけるアルビレックス新潟の例を引きながら始められました。話しが進むにつれ決して横道の話でないことが分りましたが、要は地域が一丸となって打ち込めるものがあり、それに一生懸命になって取り組めば、結果として地域の発展・活性化の大きな起爆剤となり、それは青少年の健全育成や犯罪防止にも繋がるのだと言うことでした。
 道上実行委員長始め夫々の担当の方々には準備の段階から大変なご苦労をお掛けしましたが、多くの参加者に喜んで頂く立派なIMとなり、その苦労も報われたのではと言うのが実感でした。ホストクラブとしての面目も立った思いで、会員皆様には改めて感謝申し上げ、会長挨拶と致します。
幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー事務所
  ・「ハイライトよねやま 86号」
 2)国際RC2650地区 ガバナー・RC情報マニュアル編集委員長
 改訂版「ロータリー情報マニュアル」購読のお願い 予約制で前金2,000円 〆切5月31日
 3)国際協力機構中国国際センターより
  JICA中国ニュース 10号
 4)鳥取命の電話 広報誌25号
 5)エヌピーオー・ワークグループ
 「臓器移植手術を待つ幼児の命を救う基金」に支援・協力要請
 6)高松RC 会報 1・2号
B)例会変更
 ・米子東RC 5月2日(水)休会 
  ビジター受付なし
C)クラブ報告
 ・『IM』について
 ・高知RCとの交流会
 ・『砂丘一斉清掃』4/15(日)
  奥山社会奉仕委員長参加
委員会報告
◎出席率報告
 4月17日 会員66名中 出席51名 77.27%
 4月3日 補正後 100%
◎創業記念日御祝
 角谷弘海さん 小谷恵三さん 前田清介さん
 太田垣 清さん 小林弘尚さん 笹野眞紀さん
 野田英明さん 山本朝子さん 入江容子さん
 秦野諭示さん
ビジター
鳥取RC 若松昇さん 足立登典さん 涌本祐之さん
メークアップ
4/11倉吉中央RC 遠藤正昭さん
4/15鳥取砂丘清掃 奥山育英さん
4/15IM 54名出席
スマイル報告(本日32,800円 累計898,300円)
足立登典さん(鳥取RC) 出席させて頂きます。よろしくお願いします。
若松 昇さん(鳥取RC) 本日はお世話になります。
田中英教さん 合同IMでは大変お世話になり、感謝。
前田清介さん 1.待望のIMが無事終了いたしました。道上委員長他委員の皆様、会員の皆さんの美事な結果を実感しました。2.創業記念日
野田英明さん 1.IMでは大変お世話になりました。皆様のお陰と感謝しております。A創業記念日
古川郁夫さん IMでの皆様のご協力に感謝。
早川慶子さん 先日のIMでは御苦労様でした。何のお役にもたたず申し訳ございませんでした。
秦野諭示さん 1.鳥取環境大学、7年目になります。ありがとうございました。(創業記念日)
出席委員会一同 4月3日のメークアップ後が100%になりました。有りがとうございます。
笹野眞紀さん 山本朝子さん
太田垣 清さん 小林弘尚さん 創業記念日
小谷恵三さん 角谷弘海さん
小谷恵三さん 結婚記念日
報告事項
◎道上IM実行委員長
 先週日曜日の合同IMでは皆様に大変お世話になりありがとうございました。
 「地域社会の安全・安心を考える」ということで、自分だけは例外的に助かると思わずに、それなりの備えをしていただくと減災効果があがるのではないかというのが、お二人のお話しだったと思います。
◎次年度理事会報告は次回紙面記載
卓話
「草の根自治支援について」
鳥取県総務部総務課草の根自治支援室
室長 島田真紀子氏
 この草の根自治支援室は平成18年4月に総務課の中に新しくできました。その仕事としては、このような講演を通じて1.住民自治の普及啓発をする。2.行政に対して働きかけをしたい時どうゆう手法があるのか、このようなことのご相談にのらせていただくことを仕事としています。
 本日は「夕張市の財政破綻をヒントに考える」というテーマでお話しをいたします。
 最近マスコミ等騒がせております夕張市の財政破綻ですが、今後18年間で353億円の借金を返していかなければなりません。市民一人当たりにしますと272万円。標準財政規模は(ひも付きでない財源)45億円程なので、この8倍の借金を18年間で返していかなければなりません。一般の家庭にたとえますと、450万円の年収のサラリーマンが3530万円の借金を抱えてしまったという事になります。普通一般の家庭でしたら自己破産しようかなというレベルになっておりますが、自治体の場合は自己破産はできませんの。財政再建団体という事になり、財政再建計画というものを国の承認を受け、自治権が非常に制約された中で国の統制下で借金を返す事になります。
 さて夕張市では何が悪かったのか、何故このようなことになってしまったのかという事ですが、「炭鉱から観光へ」ということでたくさんの観光施設を作りました。第3セクターで30以上の施設を作ったといわれています。メロン城、炭鉱の歴史村、ホテル、ゴルフ場、スキー場等・・・思ったよりお客さんが来なく儲からなかったことが大きな原因と言われています。それと自治体病院(夕張市立病院)の赤字が大きかったこともその一つです。
 ただこの問題は、夕張市だけの問題ではなく全国的な問題でもあります。それでは何故、夕張市が一番最初に破綻したのか?どうして誰もこの状態に気づかなかったのか?ここがポイントだと考えております。
1.夕張市の負債隠しの手法
 夕張市は一時借入金を使って借金を隠していました。…(観光事業会計と一般会計を資料の表で説明を聞く)巧みに借金を隠しながら赤字をごまかして行った悪質な行為をしていたわけで、この事を住民と議会が気づきませんと行政改革、財政改革に着手する事ができません。夕張市民もこのことが分っていれば、対処ができたと思われます。多くの観光施設や同規模の自治体の倍の職員数…このように分からないように隠してしまった借金が現在の事態を招いたわけです。
2.夕張市の住民サービスはどうなるのか
○税金(住民税・固定資産税等)の値上げ。
○各種料金(ゴミの有料化・下水道使用料・保育料等)の値上げ。
○図書館の廃止。
○市立病院の縮小。171床→17床。
○市立有料老人ホームの2年後廃止。
○中学校の1校への統合化が予定。 等々
3.誰が悪かったのか?
 当然、市の職員、市長さんが悪いのは間違いありません。それでは議会はどうだったのか?(資料3の説明)一時借入金利子、歳入の諸収入、歳出の投資・出資・貸付金が決算上明らかになっております。議会は決算の認定行為をしており、知らないわけはありません。議会は何を見ていたのだろうということになります。職員も市長も議会も同罪という事になります。
 住民は如何だったのでしょうか?観光事業等がうまくいってない事は気づいておられたのではないでしょうか。そのような時に、議員さんに聞いてみるとか、インターネットの情報等が手に入ります。厳密にチェックするというのは無理だと思いますが、おかしいなあと素朴な疑問を感じていただいたら行政や議会に聞いてみる事をしていたら、現状は変わっていたと思います。そおいう意味では住民にも責任はあったんではないかと感じます。
C夕張市にならないために住民にできること
 振り返って考えますと、私たちは如何でしょうか?私たちは夕張市民とは違うのでしょうか?…
 鳥取県内にもこの趣旨をチョット超えてしまって一時借入金を利用している団体もあります。室のホームページをご利用していただけば解るようにしております。ここでは夕張市にならないためには、資料の「住民ができることの例」をあげております。是非とも参考にして行動をしてみてください。お力になれると思いますので宜しくお願いいたします。
(担当 植田哲朗)