No.8
本日の例会
2007年8月28日(火)第2297回
18:00〜 鳥取砂丘ゴルフクラブレストラン
唱歌 海
献立 パーティー料理
納涼夜間例会

次週の例会
2007年9月4日(火)第2298回
ロータリーソング 君が代・奉仕の理想
献立 米山ミール
委員会事項 出席表彰
      誕生日御祝
卓話 「青少年奉仕について」
   福石幸市さん
※例会後定例理事会VIPルーム

先 週 の 例 会
2007年8月21日(火)
会長挨拶
 先週のお盆はいかがでしたか。子供さんやお孫さんに囲まれてにぎやかな1週間でしたでしょうか。
 さて、先週の1週間は記録破りの猛暑でした。8月16日の埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市の40.9度は、戦前の1933年に山形市で観測された40.8度を上回り74年ぶりの国内の最高値を更新しました。また、16日の埼玉県越谷市の40.4度、群馬県館林市の40.3度も、それぞれ観測史上6位、8位とランキングされており、まさに日本列島が猛暑に包まれた1週間でした。そのため熱中症で亡くなられるかたも多数報じられ、私も少し怖くなって、涼しいところでごろごろとしていました。とにかく大変な1週間でした。
 このような70数年ぶりの事象が頻発して起こると言うことはやはり変で、指摘されているように温暖化現象のなせることといわざるを得ません。来年は安倍総理がG7を洞爺湖で開催されます。その主要テーマは地球温暖化問題ですが、地域を救うためにも大いにリーダーシップを発揮していただきたいと願っています。今週からは少し暑さも和らいできたように思いますが、早く過ごしやすい季節になることを願っています。
 先週、もう一つの大激震が日本を襲いました。それは株安と円高の二つの金融ショックで、今までの高値を一挙に消してしまいました。このショックから株価が立ち直って、順調な経済活動を続けてほしいと思いますが、これもここ当分目が離せない経済の大型台風です。
 とにかくまだいろいろな猛暑が続きますので、体調にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

幹事報告
A)到着文書
 1)地区ガバナー事務所より 地区大会エクスカーションの案内(10/28(日)、13時〜16時、陶芸工房で絵付け体験)
 2)米山記念財団より 米山梅吉記念館の秋季例祭の案内と館報の寄贈
 3)鳥取ローターアクトより例会案内
  8/23、はまゆう、19:30から海外ゲーム麻雀
 4)鳥取中央RCより 5クラブ合同ゴルフコンペ開催日の問い合わせ、11/3(土)か11/4(日)の都合の日を8月末までに回答
 5)週報・月報・会報
  ・鳥取RCより「50周年記念誌」の寄贈
  ・ハイライトよねやま90号
B)例会変更・休会
 該当なし
C)連絡事項
 1)8/7開催第2回定例理事会の報告
 ・新潟中越沖地震義捐金について⇒8/21の例会でボックスを回し、千円程度のご協力
 ・事務局会計業務の簡素化と効率化を図るために「合銀インターネットバンキング方式」を採用
 ・事務局山根さんに今年度は7日の有給休暇
 ・中山勇さんより7/31日付けで退会届が提出、届けを受理
 ・その他
  1)納涼夜間例会(8/28日)の案内(森本正行副委員長から説明あり)
  2)本日中(8/21)に会員名簿のご訂正を!
  3)早川慶子さんに第3回米山功労者マルチプル表彰の通知あり
  4)9月のロータリーレート1ドル=116円

委員会報告
◎出席率報告
8月21日 会員61名中 欠席7名 88.52%
7月31日 補正後 欠席9名 85.48%
◎結婚記念日御祝
原田克巳さん
◎創業記念日御祝
河野二朗さん  福田洋一郎さん  藤岡正明さん
霜村哲男さん
◎会員増強委員会
先週のディスカッションの結果を纏めました。各テーブル1名の推薦で、会員が71名になります。よろしくお願い致します。
◎親睦委員会
8/28(火)PM6:00〜鳥取砂丘ゴルフクラブレストラン
送迎バス:駅裏フコク生命前集合
役員PM5:00 その他PM5:20
メークアップ
智頭RC 田中和夫さん 乾 康彦さん
スマイル報告(本日21,000円 累計167,000円)
古川郁夫さん ・暑さもやっと峠をこえたようです。・本日は、藤原源市さんの卓話を楽しみにしています。
田中英教さん ・お盆も無事終えて…。・ホームクラブ欠席が重なりました。
入江宏一さん(会員増強委員会)会員増強のテーブルミーティングでは貴重なご意見をおよせ下さいまして、ありがとうございました。
朝倉通憲さん 残暑お見舞い申し上げます。
田中 彰さん 夏暑い、ヒューストンに行って来ました。米国の豊かさには、結局日本は追いつけないことを納得しました。
原田克巳さん 結婚記念日
河野二朗さん 福田洋一郎さん 創業記念日
霜村哲男さん 藤岡正明さん
早退 1件
卓話
藤原源市氏
「SL導入による町づくり」
 ご紹介いただきました若桜の藤原と申します。若桜の活性化の一つとして若桜鉄道にSLをということで活動してまいりました。6月ごろから新聞で取り上げられ、若桜は元気になったなぁと言われていますが、これは眠っていたものが動き出したんだと思います。
 資料のSLは若桜鉄道をS19からS22まで走っていました。S13生まれ当年で70歳です。現役後は兵庫県多可町に37年眠っていました。H13年頃、若桜鉄道にSLをという運動がありました。若桜駅には40年前の、転車台・給水塔・掃炭ピット等があって、何とか若桜の資源として生かそうとしたわけです。長年放置されていたものをJRにお勤めの山根徹さん、6年前から私を含む商工会青年部が整理。そして昨年SL保存会が核となって、NP法人や若桜の行政等、さまざまな組織の方々の資本で、まずそれを導入しようという計画をたてました。まずその汽車はどこにあるか、現在全国に沢山眠っているSLをインターネットで調べ形状がこれならいけるというのが写真のものです。この譲受を急遽多可町さんに申し入れました。町長さんは一度は「あっ、いいよ」と簡単に答えられ、JR西日本の神戸のほうにもお願いに行って、とんとん拍子に話は進んだんですが、多可町さんから住民の合意が取れないということで、改めてお断りがありました。しかし私からは「今頃言われてもいけんじゃないですか」ということで、町長は町民を説得することになりましたが、うまくいかず再度お断りにこられました。そこで、このSLを動かない状態で多可町に置くより、若桜に持ってくれば、このSLは活かせるしまだまだ70歳ですから働ける、もっと光る、というようなことを申し上げ、多可町の方も沢山見にこられて、最後は、町のためにもこのSLのためにもなる、ということでようやく6月14日に回答がありました。これまでに新聞紙上をにぎわせ、NHKもストーリーにしたいとしていましたが、多可町の件もあって現在は山陰中央さんが、一つの物語にするということで編集されています。
 ということで、現在、入りました。ただ実はお金が沢山いるわけです。町費を一切使わない、という意気込みでスタートいたしましたが、なかなかうまく行くものでもなく、ならばメディアを利用しようとお願いをしました。結果的にはそれが良かったと思います。
 我々はこういう運行計画、将来の町づくりのプランをずっとしてまいりました。この6月・7月から京阪神、名古屋あたりから沢山お客様が月にバスで4〜50台、コンスタントに来ていますが、この町はなんか元気そうだ、人間が生き生きしている、とか活力があるというような見方があるようです。
 若桜鉄道も赤字で悩んでいます。6億あった基金があと7000万。若桜線を残すか残さないかは大きな社会問題ですが、若桜線のみじゃない。国鉄時代に第三セクターとなった会社はほとんど赤字。我々も、5千万円の赤字をどうするの、ということで町村、鳥取市、そして県、知事と話をしているところ。片山知事と平井知事はちょっと考えが違い、平井さんはやはり住民の足を守るべきであるということをおっしゃっていただいています。そして、過疎バス対策同様、格差社会のこの時代、やはり田舎といえども生活路線・福祉路線を守るべきと我々申し上げております。寄付金は趣意書の金額の600万は到達しましたが、どういう具合に活用していくか一円たりとも無駄に出来ません。
 多くの方に募金を通じて意見をいただくことは、非常にいいことです。若桜町では8〜9割の方が募金ご賛同いただけました。若桜がなぜ活力あるのかといえば、SLのみならず、いろんなものがあってそういう仲間が横に連携をして、新しい町づくりが生まれてくるのかな、ということで我々も励まないといけないし、皆様のご協力頂きたいところです。よろしくお願いいたします。
(担当 曽我部邦彦)