No.16
本日の例会
2007年10月23日(火)第2305回
ロータリーソング それでこそロータリー
献立 和食
卓話 「最近の金融情勢について」
   足立登典氏

次週の例会
2007年10月30日(火)第2306回
唱歌 もみじ
献立 洋食
委員会事項 出席表彰
卓話 地区大会の報告

先 週 の 例 会
2007年10月16日(火)
会長挨拶
 去る9月21日(金)、新入会の山根さんに入会に当たってのインフォメーションを行いました。
 そこで、皆さんにもう一度ロータリーの原点を思い出していただきたく、インフォメーションの内容をお話します。野田パストガバナー補佐が作成した「ロータリークラブ入会の手引き」(2006年改訂版)に基づいて説明しました。私も説明しながら大変感銘を受けましたので、その概要をお話します。
1)入会にあたって:・ようこそロータリーへ;ロータリーを楽しんでください・入会の意義;あなたは推薦者・理事会・クラブ全会員の賛同を得て入会されました。その理由は、第一にあなたが職業上良い世評を受けておられ、第二にその職業を代表する地位にあり、最後に、人格・識見ロータリアンにふさわしい。ということで選ばれましたので、このクラブでロータリーを楽しみながら、真の友情を育んでください。
2)ロータリーとはなにか:・ロータリーとは;ロータリーとは「一人ひとりが他人の立場に立ってものを考え、相手の身になって、思いやりの心を尽くすこと」言い換えると、「奉仕の心」です。この精神的基調は「思いやりの心と心のゆとり」です。・ロータリークラブとは;ロータリークラブは奉仕する団体ではなく、奉仕する人々の集まりです。・ロータリーの特色;ロータリアンはクラブ例会に出席しなければならない。永続的友情を育むために、お互いに知り合い、親睦を深めることをその第一歩とします。
3)ロータリーの誕生とその組織:・ロータリーのはじまり;1905(明38)年、その頃経済恐慌で人心の荒れすさんでいた、とくにシカゴの状態を憂えた、青年弁護士ポールP.ハリスが友人3人と語らって、2月23日第一回の会合を開いた。それがロータリーの誕生で、ポール・ハリスが創始者です。出発点の理念は、胸襟を開いて、会員相互が話し合い、親睦を図ることです。・日本のロータリーの歩み;1920(大9)年10月、米山梅吉氏が東京にて創設した。・ロータリーの現状;このようにして産声を上げたロータリーは現在国際的な広がりとなって、国際ロータリー(RI)ができ、全世界のロータリークラブ(RC)の連合体となっています。国の数は166、クラブ数は31,936、会員数は1,229,000人で、日本の会員数は106,000人で世界第二位です。
 福石さん・霜村さん、山根さんの推薦ありがとうございました。山根さん大いにロータリーを楽しんでください。会員一同歓迎すると同時に、ロータリー活動を応援します。
幹事報告
A)到着文書
1)ガバナー事務所より:新潟県中越沖地震災害義捐金のお礼状。当クラブは¥36,000醵金。地区全体では¥2,960,000
2)第2回RI2690地区ローターアクト委員会開催の案内(10/20(土)〜10/21(日)、ホストクラブ浜田RCによる地区スポーツ行事)。
3)週報・月報等:
・岡山RC:週報
・岡山西RC:月報(9月号)、例会案内
・岡山城RC:例会案内
B)例会変更・休会
・鳥取中央RC:10/29(月)休会 ビジター受付なし
・米子中央RC:11/8(木)休会 ビジター受付なし
 11/29(木)夜間例会 ビジター受付 定刻定例会場にて
C)連絡事項
1)11/13(火)に指名委員会を開催。12/4(火)に年次総会を開催。
2)当クラブの例会変更
・11/6(火)→同日、18:30からの夜間例会に変更(会員増強と退会防止のIDM)。
・11/20(火)→11/22(木)、高知北クラブとの交流夜間例会(18:00〜、ウェルシティ鳥取)に変更。翌11/23(金)は交流親睦会実施(詳細未定)。
3)11月理事会の開催時刻の変更:11/6(火)、17:30〜18:20当館VIPルームで。
4)インターネットバンキングの設定完了。来年1月から運用開始予定。
これに伴い、クラブ細則第29条の一部変更(10月理事会承認済み)。
5)ローターアクト例会案内、10/18 19:30、日本海ゴルフセンター
6)10/28(日)の地区大会にバスで参加の方の朝食はクラブで準備します。
委員会報告
◎出席率報告
 10月16日(火) 会員60名中 欠席14名 76.67%
 10月2日(火) 補正後 欠席0名 100%
◎創業記念日御祝
福本 登さん 植田哲朗さん 福石幸市さん
入江敏夫さん
ビジター
鳥取RC  八村輝夫さん
鳥取西RC 錫木卓朗さん
メークアップ
10/12 鳥取西RC 道上正矢見さん
10/15 鳥取中央RC 乾 康彦さん 田中和夫さん
スマイル報告(本日7,000円 累計331,500円)
錫木卓朗さん 本日はお世話になります。
植田哲朗さん 福石幸市さん 創業記念日
入江敏夫さん

卓話「米山奨学金」について
谷口昌弘さん
 1年に数回、米山ミールを食べていましても、米山奨学委員にでもならない限り、米山の情報をくわしく読む人は少ないと思います。
 ロータリー米山記念奨学会の歩みですが、今年で財団設立40周年になるそうです。1952年12月に東京ロータリークラブで奨学金事業の構想が立てられ、東京RCが、米山梅吉氏の功績を記念して1952年に奨学制度を制定。1953年から「米山基金」と称し募金を始めております。そして1954年9月に奨学生第1号のソムチャード君がタイから来日。2期生以降は日本の大学に在籍している留学生から採用する方法に変わったようです。
 1959年2月に「世話クラブ」が設置され1967年7月に財団法人ロータリー米山記念奨学会の設立許可を得ております。この時より、今年が財団設立40周年ということであります。
 1971年2月にカウンセラー制度が設置されています。現在の当クラブの米山奨学生は中国出身の「こうとう」さんで、カウンセラーは福石さんがつとめておられます。
 1972年12月には、寄付者の表彰制度が制定され、1985年11月に「米山学友会」が設立されています。
 1998年10月、米山奨学生の出身地をロータリークラブ所在国にかかわらずすべての国・地域に拡大されています。
 2007学年度奨学生数は43か国で810人、累計奨学生数は109か国で1万3902人となるそうです。
 2006年〜2007年度の寄付金収入は14億5200万円であり、いただいた寄付金はすべて、奨学金および地区・世話クラブへの補助費、募金推進費など、奨学事業費に充てられています。
 その他の管理費支出は資産の運用収入でまかなっております。
 2005年から2006年度の寄付実績は9年ぶりに前年度を上回り、回復のきざしを見せていたのですが、残念ながら2006年から2007年度は前年度マイナス0.8%、約1200万円の減少となりました。しかし1人あたりの平均寄付額は前年度を上回っており、全国の会員数が約1800人減少した中で、予算額14億5000万円を達成した意義は大きいと言えます。
 米山奨学会では3年前に特別積立金をこれ以上取りくずさず、寄付額に見合った支援規模とする方針を決めております。
 今回の決定を受けて2008学年度の奨学生採用数を今年度と同じ800人とすることが決定しています。
 米山奨学会への寄付金には普通寄付金と特別寄付金の2種類がありますが特別寄付金には一定の金額に達するごとに表彰制度があります。所得税・法人税・相続税の寄付金控除が受けられます。特に所得税については、平成18年度の税制改正で寄付金控除の適用下限額が1万円から5000円に引き下げられる等、寄付金の税控除がより受けやすくなっております。
 米山奨学事業を通じて公益に寄与している全国また当クラブのロータリアンにぜひこの恩恵を受けていただきたいと思います。

田邉賢二さん
 米山奨学金の募金をお願い方々お話をさせていただきます。
 身近な話から致しますと、私が教授になって20年になりますが、その間に修士課程、博士課程に留学生を10名受入れました。その中で私費留学生が半分おりました。韓国、中国からの留学生でしたが何とか奨学金が欲しいということで指導教官として申請書を毎年書きましたが採択されたのは韓国からの留学生1名だけでした。採択率の低い奨学金であるのを実感しております。
 昭和20年30年代の日本が非常に貧しい時代に外国に行って勉強したいという学生はアメリカのフルブライト留学生となってアメリカに渡り4年5年後に帰国してそれぞれの所属する学会で先導的な役割を果して今日の日本の学会の水準が高くなったということにつながっておる訳です。
 今の日本は裕福になりました。今度は日本が発展途上国にお返しをする番ではないかと思います。地方の大学にくる私費留学生は良いアルバイト先も少なく苦労しております。1名でも多くの奨学生が選ばれるように米山奨学金への拠出を宜しくお願いします。
(担当 小谷恵三)