No.28
本日の例会
2008年1月29日(火)第2317回
唱歌 雪
献立 洋食
委員会事項 出席表彰
卓話 山根英和さん
   早川慶子さん
※例会後、本年度・次年度合同理事会
 2F梨花の間
2008年2月5日(火)第2318回
ロータリーソング 君が代・奉仕の理想
献立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
卓話 松下栄一郎さん
   入江敏夫さん
   西川淳次さん
※例会後定例理事会VIPルーム
 2/12(火)休会
会長挨拶
 1月18日から20日の3日間にかけて韓国の雪祭りに参加してきました。江原道は鳥取県と姉妹提携を結んでいますが、竹島問題がこじれて、ここ数年は本格的な交流が途絶えていました。しかし、平井知事になってからはそのわだかまりが取れて交流再開となり、鳥取県と江原道が協働して雪花祭りが開催されました。私たちは、知事団よりも一足お先にツアーに参加して、その祭りの様子を調査してきました。
 平昌は、仁川国際空港から高速道路で約2時間の日本海側に位置した、1万人くらいの標高700メートルの鄙びた町です。この地は2度冬のオリンピック候補地に名乗りを上げましたが、2度とも落選したようです。しかし、次回も候補地としてまだ挑戦するそうです。ここには、よく滑りそうなさらさらの雪質のゲレンデがあり、若者を中心にスキーを楽しむ人でいっぱいでした。山ろくの標高700メートルのドラゴンバレーホテルから、ゴンドラで20分かけて1400メートルまで上がってきましたが、足が冷えて痛いくらいの感覚でした。その時の外気温は氷点下20度でした。
 私はカナダのエドモントンで、氷点下35度を体感しました。そのときは目の中の水分が凍って、目がしょぼしょぼしたり、鼻腔の鼻毛が白くなるような貴重な経験でしたが、それよりはマイルドでした。その後、ソウルに戻ってきましたが、そこでの気温は氷点下5度位でしたので、足が痛いという感覚はありませんし、不思議にも暖かいような感じでした。
 雪花祭りのメイン会場には、鳥取県の鬼太郎とトリピーの雪像がつくられていました。大関嶺側では怪獣やカマクラなどが作られていましたが、14日に降った36センチメートルの雪のため、多少顔が歪んだり、あばたがついていました。これが韓国唯一の雪祭りなので、ソウルの人にとっても一見の価値はあると思います。
 雪の降る前の1月14日以前に、雪像を作り始めたので、人工雪を作ってそれに当てたようですが、鬼太郎の雪像を作るために400トンの水が必要だったようです。このように雪が少なく、暖かい冬も温暖化のせいだと現地の責任者は言っていましたが、雪国にも顕著な温暖化現象が及んでいるようです。
 帰る途中、女性ガイドの説明を楽しみましたが、非常に説明上手な人で、こんなことも言っていました。現在の韓国で最も怖い物は、50年前の朝鮮戦争ではなく、1997年のIMF勧告でしたと。しかし、日本人はこのIMFが何であるか大多数の人は知りません。とても幸せな国民です。また、ソウルのイルミネーションで飾られた夜景も楽しみました。次期韓国大統領の李明博(イ・ミョンバク)氏がソウル市長の時に造った、繁華街を流れる清渓川も見てきましたが、これは500年前チャングムが活躍した宮廷のそばを流れていた川を復元した物です。皆さんもソウルに行く機会があれば、この清渓川も是非見てきていただきたいと思います。ここには、夏はアベックや若者が集まり、熱く燃えますが、この川のお陰で1度気温が下がるそうです。
幹事報告
A)到着文書
 1)G事務所より、会長エレクト研修セミナー(PETS)開催の案内:
   日時:2008年3/1(土)・3/2(日)
   場所:岡山プラザホテル、
   申込〆切:1/31(木)必着
 2)G事務所より、地区協議会開催の案内:
   日時:2008年4/19(土)・4/20(日)、
   場所:岡山コンベンションセンター、
   申込〆切:2/29(金)必着
 3)G事務所より、事務局研修開催の案内:
   日時:2008年4/20(日)、受付:10:30〜
   場所:岡山コンベンションセンター、
   申込〆切:2/29(金)必着
 4)G事務所より、2010-2011年度地区ガバナー候補者として「小林完治(岡山西南RC)さん」が推薦されている旨の通知と信任状。
 5)G事務所より、2009-2010年度ロータリー財団国際親善奨学生募集の案内:
   申請書は3/31までに当クラブへ提出。
 6)G事務所より、米山奨学会学友総会・送別会開催の案内(高君と福石カウンセラーへ):
   日時:2008年2/3(日)、
   場所:ホテル倉敷、
   申込〆切:1/29(火)
 7)次年度ロータリーのテーマの発表:
   Make Dreams Real「夢をかたちに」
 8)岡山RCから:週報
   岡山西RCから:月報
 9)ハイライトよねやま95号
B)例会変更・休会
 1)倉吉東RC:2/7(木)夜間例会、受付は定刻事務所にて
   2/21(木)を2/20(水)の合同例会に変更。受付は定刻事務所にて
C)連絡事項
 1)福田洋一郎副会長は体調不良につき次年度会長を辞退する旨申出がありました。
委員会報告
◎出席率報告
1月22日(火) 会員60名中 欠席7名 88.33%
1月8日(火) 補正後 欠席6名 90%
◎結婚記念日御祝 河野二朗さん
◎創業記念日御祝
森下耀雄さん 谷口昌弘さん 早川慶子さん
松田恭子さん 本家勇子さん 西川淳次さん
ビジター
鳥取RC 谷口譲二さん
鳥取西RC 小谷重善さん
メークアップ
1/13 地区RAC 田中和夫さん
1/16 倉吉中央RC 坂根 徹さん
1/17 倉吉東RC 曽我部邦彦さん 
    中村孝男さん
1/21 鳥取中央RC 田中英教さん
スマイル報告(本日19,000円 累計577,500円)
谷口譲二さん(鳥取RC)本年もお世話になります。
松田 剛さん 小谷恵三さん、この度は大変お世話になりました。よい経験をさせて頂きました。
松田恭子さん ドキュメンタリー映画「花の夢」無事終えました。皆様のご協力感謝致します。全部で150名の参加が有りました。その内110名が感想を書いて下さいました。嬉しい1日になりました。ありがとうございました。
河野二朗さん 結婚記念日
森下耀雄さん 早川慶子さん
吉田 通さん(12月)
米田由起枝さん(12月)
山本潤一さん(12月) 創業記念日
秦野諭示さん(12月) 出席表彰
遅刻 1件

卓話
「食品リサイクルについて」
因幡環境整備株式会社
代表取締役社長 
     国岡 稔氏
 生ゴミ再利用は2004年に智頭町内130世帯を対象に始まり現在は600世帯に広がりました。週3回の収集で1.5トンの生ゴミが集まります。去年からは鳥取市と八頭郡の事業所から出る生ゴミも再処理されるようになり処理プラントを増設して処理能力は1日10トンにアップしました。事業所からは毎週4トンの生ゴミが収集されています。プラントに投入された生ゴミは乳酸菌などで発酵させて24時間で液肥に変わります。
 液体の肥料を使うのは野菜の有機無農薬栽培をする人達です。液肥の利用は家庭菜園から生産農家まで広がり野菜だけでなく果樹や米造りにも使われています。その生産品は安全安心を求める人達の人気を集めています。
 こうして完成した食品のリサイクルシステムを生産、販売のバランスをとりながら如何に拡大していくかが、今後の課題で、生ゴミを再利用して液肥に変え安全な野菜を生産して販売するという食品リサイクルの取組、焼却ゴミの減少による環境負荷の軽減という波及効果もあり自治体からも注目されています。
 鳥取大学との共同研究で玄米のアミノ酸含有量を調べた結果、慣行農法と液肥を使った場合とでは、アミノ酸18種類について約2倍の含有量があったという研究結果が出ました。
 収量への影響は大豆で調べたところ、明らかに収量アップが見られました。
 最後にゴミの中で注目されてなかった生ゴミが可燃ゴミの約半分あるということです。可燃ゴミの半分の焼却量が減量可能になるということです。生ゴミのリサイクルを真剣に考えて行かなければいけない、そういう時期にきているのではないかと思います。    
  (担当:小谷惠三)