No.42
本日の例会
2008年6月3日(火)第2331回
君が代・奉仕の理想
献立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
卓話 「〜聞いて下さい〜」
   和田 好生さん
※例会後 定例理事会 VIPルーム

次週の例会
2008年6月10日(火)第2332回
ロータリーソング 我等の生業
献立 和食
物故会員法要(天徳寺)
※例会前
 12:00〜次年度理事会(天徳寺)

先週の例会
2008年5月27日(火)
会長挨拶
 先週の例会は欠席してすみませんでした。そのため霜村副会長さんには大変ご迷惑をおかけして誠に失礼しました。
 丁度そのとき、松山市で同期会がありましたので、その会に出席するためホームクラブを欠席させていただきました。私事で恐縮ですが、50年前に八幡浜高等学校を卒業したときの仲間が、松山の奥道後に集まってにぎやかに同期会を開きました。私たちは、普通科200名、商業科200名の計400名で、第10期の八幡浜高校の卒業生です。2年に一度同期会を大阪、東京や地元で開いていますが、私が出席したのは今回で二回目です。
 出席者は約100名で、男女ほぼ同数でした。私たちが高校に進学した頃は、同世代の50%の者が高校に進学する時代で、丁度現在の若者が大学に進学する割合と同じでした。因みに、当時の大学への進学率は同世代の10%でしたから、今とは隔絶の感があります。
 仲間たちは齢67.8歳になるので、その風貌にはなんとも言えない苦労や、歩んできた努力の跡がにじんでいるように思えました。残念なことに、出席名簿に名を連ねながら、つい先日逝去されたため、この会合に出られなかった者が2名いました。この2名に対する哀悼の意を表すために黙祷をして、会はスタートしました。
 私のテーブルには恩師の今泉先生が同席されましたが、先生はお元気で、私たちの同期会にはいつも出席されて皆を励ましています。また、女性もたくさん出席していましたので、卒業後のことや子どもさんのこと、それに現況についても話し合いましたが、50年の歳月の間には口で言えない苦労があったようで、その跡が顔や手のかすかな皺となっていました。人の皺を今までは少し醜いもののように思っていましたが、何だかいとおしく人生の勲章のように思えてきました。私たちが3年生のとき、わが校は全国高等学校野球大会で甲子園出場を果たしました。その時のことを昨日のように思い起こしながら、楽しかった高校3年生の思い出に花を咲かせました。
 今度の旅は時間にゆとりがあったので、一日は奥道後ゴルフクラブでゴルフを楽しみました。このコースは造船王の坪内壽夫氏が手がけたゴルフ場で、多くの著名な作家や有名人が愛したリゾートコースです。コースにはいろいろな大木が植栽されていますが、例えば14番ホールでは、「ねね」の木と呼ばれる大きなイチョウの木がでんと構えて、ゴルファーに「浮気の戒め」をしているといわれています。また、フェアウェーは広くて安心してティーショットができる雄大なゴルフ場で、皆さんも一度はここを訪れることを推奨します。因みに、私のスコアーをご披露しますと、まれに見る好成績で、OUT42、IN41の83でした。
 皆さんも同級会や同窓会などの誘いも多かろうと思いますが、このような会にも顔を出されて「しん友」作りに励まれてはいかがでしょうか。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー事務所より:例会訪問のお願いあり、日時:6/24(火):次期地区庶務幹事(武 和志氏)と次期地区大会登録・受付委員長(藤井一也氏)から地区大会の案内があります。
 2)鳥取県総務部県民室より:県民の意見を行政に反映するため、「出前説明会」、「草の根自治相談」、「草の根自治出前レクチャー」、「県庁見学」などの利用案内がありました。
 3)6月ロータリーレート:1ドル=102円
B)例会変更
 1)鳥取西RC:6/13(金)創立記念例会、ビジター受付は定刻定例会場にて
   6/27(金)休会(定款6条第1節)、
   ビジター受付なし
 2)倉吉RC:6/24(火)夜間例会、
   ビジター受付は定刻定例会場にて
 3)倉吉中央RC:6/11(水)が15(日)に、ビジター受付は定刻定例会場で
   6/18(水)夜間例会、ビジター受付は定刻定例会場で
   6/25(水)休会(定款6条第1節)、
   ビジター受付なし
 4)米子中央RC:6/12(木)移動例会、ビジター受付は定刻定例会場にて
   6/26(木)夜間例会、ビジター受付は定刻定例会場にて
   7/17(木)ガバナー公式訪問会(18日)
   7/31(木)夜間例会、ビジター受付は定刻定例会場で
C)連絡事項
 1)5/20の鳥取海上保安署訪問が無事終了し、日本海新聞(5/23日付け)にもそのときの様子が紹介されています。
 2)決算時期が近づいておりますので、会費未納の方は至急お納めください。

委員会報告
◎出席率報告
5月27日 会員57名中 欠席13名 77.19%
5月13日 補正後 欠席13名 77.19%
◎出席表彰
山本朝子さん(6年)畦上 徹さん(2年)西浦伸忠さん(2年)
◎社会奉仕委員会
 6/10(火)天徳寺にて物故会員法要を行います。今年は試みとしてお酒は無し、12:30〜食事、12:45〜例会、13:00〜13:30まで法要とします。

ビジター
鳥取RC 古澤 巌さん 藤川昭夫さん
     甲斐英則さん 西田良平さん 
     伊藤 寛さん

メークアップ
5/21 米子東RC 中村孝男さん
5/23 鳥取西RC 西川淳次さん

スマイル報告(本日6,800円 累計890,300円)
古澤 巌さん(鳥取RC)お世話になります。
藤川昭夫さん(鳥取RC)本日はお世話になります。
伊藤 寛さん(鳥取RC)お世話になります。
道上正矢見さん 先週は例会を欠席して失礼しました。副会長の霜村さんには大変御迷惑をおかけしまして、すみませんでした。
職業奉仕委員会 先週の職場訪問は、みなさんに大変お世話になり、無事終わりありがとうございました。
早退1件

卓話
「ナシの話」  田邉賢二さん
 鳥取の現状、これからどうあるべきかをお話ししたいと思います。
 鳥取といえば「二十世紀」、ナシといえば「鳥取県」と「二十世紀」ナシは鳥取県の顔として全国の隅々まで知れ渡っている。
 千葉県、福島県などのナシは品種更新によって産地を維持して来たのに対し、鳥取県は問題が出るごとに技術革新によって乗り切ってきた。この「二十世紀」栽培が誇りと自信から慢心をよび、品種更新を遅らせ、「二十世紀」にかたよりすぎたのが現在の低迷につながっていった。ナシ王国鳥取をどう再生させるか。消費者の味覚の変化を考慮してこなかった。昭和30年代以後の経済成長はなやかな時代に生まれ、甘いお菓子を食べて育った世代が消費者の大半を占めるようになった現在、果物も甘い、甘いものがうまい。糖度の高いものが好まれ、「二十世紀」のように上品な味、玄人好みでは消費者に人気がなくなってきた。
 又「二十世紀」は黒斑病に弱いため、生産者は大変苦労された。そのためたいこう性の強い「二十世紀」を作ったが、生産者側の品種改良であり、消費者にはあまり好まれなく、鳥取県下の「二十世紀」ナシが今1000haを切ってしまった。産地が維持されるには生産者に「来年も頑張ろう」の再生産の意欲が湧き出るだけの収益がなければならない。そのためには消費者に好まれる「甘くてうまい」品種を生産し、提供しなければ望ましい収益は得られません。
 赤ナシで糖度の高いものは作れるが、青ナシで糖度の高いものを作るのは至難のわざです。中国の乾燥地に適したものを雨の多い鳥取で作るのは大変です。
 鳥取はなんといっても青ナシが鳥取の顔になっている。なんとか糖度12〜13度のナシが出来上りました。今年中に品種登録し、秋には皆様に試食していただければと思っています。
 これからは品種を新しくして、消費者に喜んでもらい、リピーターになってもらえる品種を出さないといけない。
(担当 入江容子)