No.16
本日の例会
2008年10月28日(火)第2350回
唱歌 もみじ
献立 和食
委員会事項 出席表彰
卓話 「内蒙古の砂漠化について」
   米山奨学生 白那日蘇(バイナルス)さん
※例会後、CLP・内規規定委員会
VIPルームにて

次週の例会
2008年11月4日(火)第2351回
ロータリーソング
献立 パーティー料理
IDM「CLPについて」
※例会前、17:15〜
 定例理事会VIPルームにて

先 週 の 例 会
2008年10月21日(火)

会長挨拶
 今日はビジターもなく内輪です。今週26日いよいよ地区大会、朝が早いですがよろしくお願いします。
 最近のニュースでは、金融…世界恐慌…最近特に気になるのが9月の旧暦8月十五夜のつきは、ほてりが残り賑やかでいいですが、今ごろの月が陰暦の9月のお月さんは空気が澄んでいて、煌々と光っているのが印象的です。
 お月見には二つある。8月十五夜の月見、9月十三夜の月見、大きな違いは、だんごの数15個、13個供えなさいと本に書いてあります。
 月の満ち欠けを見ていると、十五夜を過ぎて十六夜はいざよい、十七夜が立待ち月、十八夜は居待ち月、十九夜は寝待ち月、そして二十夜を更け待ち月と言うそうです。さらに更けて待つ?今夜は二十三夜の下弦の弓張り月でお月さんが真半分になっております。昔の人は、お月様に名前をつけて風情を楽しむ余裕がある。
 少々の金融恐慌は何千年の歴史から見ると、些細な事と思ってロータリークラブを楽しんで下さい。

幹事報告
A)到着文書 なし
B)例会変更
  倉吉RCより 平成20年11月4日(火)
  (定款第6条第1節により)
  ビジター受付なし
C)連絡事項
 ・10月28日(火)例会終了後VIPルームでCLP・内規規定委員会を開催します。委員の方はご予定を空けて下さい。
 ・11月4日(火)は夜間例会に変更。午後6時より開催。例会後CLPに係わるIDMを開催する。なお当日の理事会は午後5時15分より開催致します。理事の方は時間が少し早いですがご協力お願い致します。
 ・10月26日(日)地区大会、AM6時30分
  フコク生命前集合です。朝早いですが、
  よろしくお願い致します。

委員会報告
◎出席率報告
10月21日 会員54名中 欠席14名 74.07%
10月7日 補正後 欠席8名 85.19%

◎創業記念日御祝
植田哲朗さん 福石幸市さん 
入江敏夫さん 宮崎正彦さん

◎ゴルフ同好会
11月16日(日) 集合 午前8:00
スタート時間 午前8:30
東部5RC合同コンペと第3回霜村会長杯
鳥取カントリークラブ吉岡温泉コースにて
出席が少ないので、多数の出席をお待ちしています。

メークアップ
10/16 RAC 朝倉通憲さん
       田中和夫さん 
       森下耀雄さん

スマイル報告(本日24,000円 累計338,500円)
霜村哲男さん 楽しい地区大会となります様に!
竹田達夫さん 感謝!
坂根 徹さん 白岩さんのご冥福をお祈りいたします。母親同志がいとこということも有り、いろいろとかわいがっていただきました。
 日本酒好きと反骨精神にDNAを感じたものです。本当に残念です。合掌。
秦野諭示さん 小さい良い事がありまして!

創業記念日
福石幸市さん 入江敏夫さん
宮崎正彦さん 植田哲朗さん

結婚記念日
中村孝男さん 小谷 寛さん

松下栄一郎さん 誕生日

卓話
「教授職について」 
古川郁夫さん
 最近の教授職を取り巻く大学環境の変化について
1.1990年代〜:
 「大学改革」の嵐
大学設置基準の大網化、大学院教育の重点化 21世紀COE
2.2004年〜:
 「国立大学法人化」
大学間競争時代への突入、「学長」「学部長」のリーダーシップの制度的強化。大学教育、研究環境に「市場原理」が導入された。
1.教授職の仕事:
「専門分野の研究」「学位論文の指導」が主な仕事。これ以外として管理運営、地域貢献等に関する種々の仕事がある。
2.教授の資格:
1.日本における「教授の資格」は法令によって定められている
 A.学校教育法第92条
 B.大学設置基準
2.大学院教員の資格(修士課程及び博士課程の担当区分毎に資格審査あり)
 1.マル合(<MG CHAR="○","合" SIZE=70.0>)教員:Mマル合教員、Dマル合教員(講義及び学位論文の指導)
 2.合教員(講義及び学位論文指導の補助)
 3.可教員(講義のみの担当)
3.客員教授、客員准教授、特任准教授
 (大学の内規で規定)
4.名誉教授
 (学校教育法第68条3の規定に基づいて)
5.教授職に就く者に「四つのテスト」を適用してみると…
「言行はこれにてらして」:
1)真実かどうか?
   教授職に就く者の最も重要な倫理基準は「言行が真実かどうか」です。
2)みんなに公平か?
   教授職に在る者においては、特定の学生を「えこひいき」したり、「ハラスメント」したりしてはならず、学生の評価にも勝手な手心や私情を挟んではならない。
3)好意と友情を深めるか?
   この基準は、こと教授職に就くものにとってはその適用はケースバイケース(教育面では必要、研究面では必ずしも必要でない)ですが、大学内にあって教員間、教職員間で「意思の疎通」が欠けてはなりません。
4)みんなのためになるかどうか?
   最近はこの基準が大学にとっては重要になりつつあります。いまや大学は象牙の塔でありません。地方の大学は、より地域のニーズに答えられる大学へと変わっていなければなりません。
6.おわりに
 現在の大学の教授職に就く者の個人的資質(とくに倫理規範)の改善には「四つのテスト」の適用が有効かと思われます。また、教授職を取り巻く大学の教育・研究環境の改善には「法人化の制度設計を手直しする」ことも必要ではないでしょうか。現在の大学には、現在社会の抱える諸問題(格差社会、リストラ社会など)がそのまま反映しているというのが実感です。こんな状態が続けば、この先、息の長い、地味な基礎研究の果てにしか到達できない「自然界に潜む真理の探求」といった仕事(研究)は、地方では育ちにくいと思われます。
 しかし、社会の多様化がさらにすすむと、社会のニーズに即した実務型学位も増え、大学にも多様な専門を必要とする教授職が創られるようになるでしょう。
(担当 本家勇子)