No.35
本日の例会
2009年4月7日(火)第2369回
君が代・奉仕の理想
献立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
卓話 会員リレー卓話
   山田雅文さん
   牧浦繁雄さん
※ 例会後、定例理事会VIPルーム

次週の例会
2009年4月14日(火)第2370回
ロータリーソング 我等の生業
献立 和食
委員会事項 結婚記念日御祝
卓話
「2009鳥取・因幡の祭典について」
鳥取因幡の祭典
  事務局長 羽場恭一氏

前 回 の 例 会
2009年3月24日(火)

会長挨拶
 例年より10日位早い桜の開花宣言がありました。今日は花冷えで桜の花も調整しているようで、4月になったら満開になるかなと楽しみにしています。
 WBC決勝戦も気になる、成田事故、吉田邸の焼失、小沢問題と話題を考えるだけで時間がいっぱいになりそうです。
 節分二月三日です。「節分過ぎて七ユキ」の「ユキ…」は空から降ってくる「雪」ではなく、一週間が「一ユキ」、二週間が「二ユキ」、七週間が「七ユキ」と言う意味だそうです。なるほどと感心しました。これは、バスガイドさんの話です。今日が「七ユキ」だそうです。二月三日から数え七週目の二四日です。今日から春となります。
 「お土産…」は「土」「産」とかきますが、元々は「お宮」と「下がりもの」の意味で、伊勢神宮の取り壊した社とか、工芸細工を下々に下しおかれたものを、「宮下」と言うのだそうです。これも神主さんの話です。伊勢神宮にお参りして仕入れた話です。
 伊勢神宮は二〇年毎遷宮、二五年が遷宮にあたります。鳥取の護国神社の社殿も貰って建てたのです。
 畦上さんは、私が幹事を辞める年に入られたので思いがあり、色々と協力していただき、活躍頂いたことに感謝申し上げます。

幹事報告
A)到着文書
 1)次年度ガバナー事務所より
   3/7〜8日に開催、「PETS」のお礼
 2)次年度ガバナー事務所より
   地区協議会4/19のアンケート
   締切り4/1(水)
 3)国際ロータリー日本事務局より
   4月のロータリーレートは98円
 4)鳥取中央ロータリークラブ
   「IM実行委員会」より合同IMのお礼
 5)岡山RCより週報および月報
B)例会変更 なし
C)連絡事項
 1)3/31(火)は休会です。
   また、事務局もお休みです。
 2)4/5(日)は砂丘一斉清掃です。
 3)4/7(火)は例会終了後VIPルームにおいて本年度理事会を開催

2009〜2010年度 委員長、他
次年度植田幹事より敬称略
クラブ運営委員会 朝倉通憲
(プログラム担当) (朝倉通憲)
(親睦担当) 入江容子
(出席担当) 山本潤一
クラブ総務委員会 角脇篤彦
(広報・R情報担当) (角脇篤彦)
(会員増強(分類・選考)担当) 和田好生
(活動記録担当) 秦野諭示
地域奉仕委員会 福石幸市
(職業奉仕担当) (福石幸市)
(社会・環境奉仕担当) 原田克巳
(新世代育成担当) 本家勇子
国際奉仕委員会 霜村哲男
(国際奉仕担当) (霜村哲男)
(ロータリー財団担当) 松下栄一郎
(米山記念奨学会担当) 西川淳次
副幹事 田中和夫
副会計 米田由起枝
副SAA乾 康彦 中村孝男       
    松田恭子 山本朝子
畦上さん退会挨拶
 お世話になりました。今日がロータリー例会の最後になります。三年前に鳥取に来て、こんな良い街はありませんでした。ロータリーに入らせて頂いて、森下さんに弥生町に連れていって頂き、本当に楽しかったです。
 3月26日で東京に赴任します。皆様にとって私は、鳥取北ロータリークラブの東京会員、特別会員に置いといて頂いて、出張がある時東京で会い鳥取のことを話せたらと思います。3年間本当に有難う御座いました。

委員会報告
◎出席率報告
3月24日 会員52名中 欠席10名 80.77%
3月10日 補正後   欠席5名 90.38%
◎出席表彰
山田雅文さん(12年)

ビジター
鳥取中央RC 大佐古弘之さん

メークアップ
3/19 RAC 朝倉通憲さん

スマイル報告(本日11,000円 累計755,000円)
霜村哲男さん くどい様ですが、給付金が出ますので、ロータリーに「ご寄付」をお願いいたします。
福石幸市さん 1.桜の時期になりました。2.尾崎さん、今日は(卓話)お世話になります。
畦上 徹さん 本日最終例会となりました。3年間大変お世話になりました。鳥取のことは良い思い出になりました。東京に来ましたらご連絡下さい。ありがとうございました。
山田雅文さん 出席表彰
早退2件

卓話
「現代美術について」尾ア佐智子氏
1.はじめに
 鳥取に住んで3年目です。京都に長い間住んでいて、滋賀県の近代美術館の学芸員を15年勤務、滋賀近畿は現代美術に非常に力を入れています。結婚した相手が鳥取出身で呉服屋を営んでおり、代々長男の嫁が呉服屋の後を継ぐ事になっています。現代は呉服屋、貸衣装、質屋を営んでいます。まだまだ修行中です。
・現代美術の定義
 現代美術とは、これをもって現代美術というのは難しい所があります。
 日本画は一つの技法で、紙に岩絵の具を使っています。現代美術は定義し辛い。時代的には、現代美術はほぼ戦後美術1945年以降の美術を現代美術と言っています。今現代生みだされる美術は全て現代美術のカテゴリーに入るかは難しい。定義としてアメリカを中心に展開されている
・現代美術
 現代美術の出発点は、マルセル・デュシャンの作品をきっかけに何か文化の転換期を迎えいった。今ニューヨークが美術の中心であり、そのきっかけを作った一人が、マルセル・デュシャンであります。
2.現代美術が難解な理由
(1)美術に関する価値観の変化
 「普遍的な美」から「価値としての新しさ」へ
モデルにて(近代性)の成立
(2)絵画や彫刻といったジャンルの解体
 絵画、彫刻から平面、立体へ
名状しがたい作品の登場
 例)デュシャンの「泉」1917年
日常品、環境や状況、観念や行為が作品となる
・何故好きなのか
1.非常に単純なことですが、新しい価値観を見せてくれる美術との出会いが、刺激的なワクワクする。
  美術だけでなく、新しい音楽、今までにない小説・文学を読んだ時に感じるものとかなり似ている。私の場合はそれが美術だった訳です。
  極端な話、人生が変わる、新しい価値観を見せつけられる作品に出合った事によって、人の人生が変わってしまうという事もあります。私も多感な時、デュシャンの「泉」の記事を見て、こういう作品を目の当たりにして、世の中この様な面白いことをするアーチストがいることを知って学芸員になった。人生が変わってしまうそんな力を持ったとこがあります。
2.全て現代美術を見て瞬時にその意味する価値観、メッセージが読み取れる訳でなく、見た時さっぱり訳が分からないが、何かひかれる作品も沢山ある。何とか分ろうと努力する。学芸員は、言語を使って分析するのが仕事の一つです。何か分らないが魅力的な作品を徹底的に調べて文章を書くわけです。書き始める時には、意味するところは分かってない。書いている中で、自分の知識、情報、点がいつの間にか線になり、書いている間に分かってくる、自分なりに解釈できる瞬間があるわけです。達成できた時の刺激、興奮は他のものでは得られないものがあり今までやってきた。
  人間には色々な引出、トビラがあり全ての扉が全開している訳ではない。たまたま一つの扉が開いて人生が豊かになる。その一つが現代美術に接する機会を増やして頂ければいいと思っています。
(担当 本家勇子)