No.18
本日の例会
2009年11月17日(火)第2398回
18:45〜 岩井温泉「明石家」
ロータリーソング 我等の生業
献立 和食
移動夜間例会
・出発 17:30 フコク生命ビル前

次週の例会
2009年11月24日(火)第2399回
唱歌 紅葉  献立 洋食
委員会事項 創業記念日御祝
      出席表彰
卓話 「子どもの最善の利益」を実現することが日本の未来を拓く
   鳥取こども学園 園長 藤野興一 氏

先 週 の 例 会
2009年11月10日(火)

会長挨拶
 2週間ぶりの例会です。昨週11月3日は文化の日で、昭和39年(1964年)東京オリンピックの開会式が行われた10月10日と共に気象学的には特異日、晴天となる確率が90%以上という日です。しかし今年の文化の日は、前日から2日続きの大荒れで特異日返上でした。それが暗示するかのように、のどかで平和な鳥取で全国紙の一面トップに出るという推理小説、サスペンスドラマ以上の大事件が発生しました。また、お隣の島根県浜田市でも、これまた新聞、テレビのトップとなる残忍な事件が発生し、平和で静かな山陰地方が不名誉な事で有名になってしまいました。「おかしな飲み屋には行くなよ」と福井県の兄から早速注意の電話が入ってきたくらいです。
 おめでたい事は多いほどうれしい事ですが、こんな忌まわしい事件は由々しき問題で即刻返上しなければなりません。いとも簡単に人の命を奪ってしまう行為は絶対に許す訳にはいきません。命の大切さを何とも思わない人間が非常に増加していること、また相手が思い通りに動かない、言うことをきかないとすぐに手を出して殺めてしまう。そういうパソコンゲームそのものの思考しか出来ない人間が多くなっていることも事実です。身近な鳥取県の教育に思いを致すとき、算数、英語の教育以前に、命の教育、しつけ教育、そして親の教育を早急に見直し、実施しなければと思うこの頃です。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー事務所
   米原正博様「お別れ会」のご案内
   11/25(水)14:00〜16:00
   ホテルニューオータニ鳥取 鶴の間にて
 2)美作RC 義捐金の御礼
 3)倉吉東RC 創立40周年の御礼
 4)鳥取いのちの電話 広報誌30号
 5)日本・エクアドル友好協会
   エクアドル友好協会物資支援事業収集品目回収のお願い…11/20まで
 6)鳥取大学 広報誌「風紋」22号
 7)倉吉中央RC 創立15周年記念誌
B)例会変更
  ・鳥取中央RC
   平成21年11/18(水)→11/15(日)へ
   平成21年11/25(水)→夜間例会
   ビジター受付 定刻事務局
  ・米子東ロータリークラブ
   平成21年12/16(水)夜間例会
   平成21年12/23(水)休会
   平成21年12/30(水)休会
   ビジター受付は12/16のみ
   定刻サンルートフロント
  ・米子南ロータリークラブ
   平成21年12/7(月)移動例会
   平成21年12/28(月)休会
   平成22年1/4(月)→1/7(木)へ
   平成22年1/11(月)休会
   ビジター受付は12/7、1/4のみ定刻定例会場
C)連絡事項
  ・来週11/17移動夜間例会に高知北RCより会長・副会長・幹事 が参加
D)理事会報告
  倉吉RCより次々年度地区大会の全員登録とコホストの要請を承認
E)報告
 ・10/28 GSE受入が無事終了
 ・11/ 1 倉吉東RC40周年、会長・幹事出席

委員会報告
◎出席率報告
 11月10日 会員50名中欠席9名 82%  
 10月20日 補正後欠席7名 86%  
◎誕生日御祝
 野田英明さん 入江容子さん 秦野諭示さん
◎結婚記念日御祝
 前田清介さん 松下栄一郎さん 霜村哲男さん
 山田雅文さん 笹野眞紀さん 村田誠治さん
◎50周年入江実行委員長
 お願いとお知らせが有りました。
◎クラブ運営委員会・親睦担当リーダー
 11/17(火)移動夜間例会「明石家」さんにて多数ご出席下さい。

ビジター
鳥取RC 伊藤 寛さん

メークアップ
10/29 鳥取RC 霜村哲男さん
11/ 9 鳥取中央RC 田中英教さん 山田雅文さん

スマイル報告(本日 23,000円 累計 342,000円)
伊藤 寛さん(鳥取RC)お世話になります。
田邉賢二さん 山田さん、今朝はありがとうございました。次の機会にお願いします。来週は久々の夜間例会です。多数のご出席をお願い致します。
植田哲朗さん 先日GSEの受入れ無事におえる事ができました。楽しかったです。
入江宏一さん 50周年事業について、お話をさせてもらいます。
前田清介さん 結婚記念日も44回ともなると、お互いさわらないように…。でも、孫の花束に思わずニッコリ。
坂根 徹さん 先日は霜村さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。
笹野眞紀さん 1.村田さん、この度は色々とお世話になり、ありがとうございました。2.結婚記念日

誕生日
 野田英明さん
 入江容子さん  
 秦野諭示さん

結婚記念日
 山田雅文さん
 村田誠治さん  
 松下栄一郎さん

卓話
「とっとり花回廊10年」 岡森 裕さん
 「とっとり花回廊」は平成11年に誕生し今年で10年を迎えました。平成2年の西尾知事時代より、鳥取県には豊かな自然や歴史はあるのに観光客を呼べる施設が少ないということで、全県公園化計画が策定され、その年次計画の中で「とっとり花回廊」が誕生したのです。
 県内7ヶ所の候補地から、現在の場所に決定した最大のポイントは大山の借景が最も美しい場所であったからです。80ヘクタールの土地を県が買収し、うち50ヘクタールを活用し、花壇の面積としては日本一であります。4年の歳月と182億円の投資により完成したもので、群馬と兵庫県の加西にあるフラワーパークを手本にして年間40万から50万人の観光客を呼べる施設を目標にして作ったものです。 平成11年4月18日に開園し、翌年の平成12年4月に私は園長となりました。その当時の花回廊は、草回廊とか、はげ回廊とかと呼ばれ、とても評判が悪かったものでした。そもそも維持管理して行くのに役所の予算執行の形ではとても季節による費用増減の対応もできないという実体でした。着任してからの私の最初のミッションは、草回廊を本当の花回廊にすることでした。まず、花の丘に赤色のサルビアを20万本植えました。また回廊のメインフラワーはゆりですが、ゆりの花には注力し15の原種すべてを見ることができるのは日本では「とっとり花回廊」しかありません。
 花回廊の中のエリア毎の名前もみなさんになじみのない名前が多かったので、分かりやすいシンプルなものに変更しました。霧の庭園、花の丘…などの名前に変えました。そして色々な取り組みを始めて、秋にやっと効果が見える形になってきたやさきの11月6日の午後1時30分、あのマグニチュード7.2の鳥取県西部地震がやってきました。点字ブロックが壊れ、鉄骨の接続用のボルトが外れ落ちるなど惨憺たる状況でしたが、幸いにも花壇だけはそのまま残ったのでした。半年から1年は休園にしなければならないとの指示に対して、私は明日にでも開園したいと思い、1週間ほとんど徹夜して再開に向けた準備をして8日後に再開園にこぎつけました。再開園をアピールするため全国に向けてFAXを流しましたが、この行動が皆生温泉のみなさんからのよろこびの声として伝わってきました。「とっとり花回廊」が再開したことで、皆生温泉への観光客の問い合わせが来たということであります。
 また、花回廊の中を遠くまで見てほしいという気持ちからフラワートレインを導入しました。このトレインはトラクターをベースにして私が指示をして完成させた自慢できるもので、20分乗って300円という世界で一番安いトレインではないかと思っています。
 来園される方のニーズに合わせて園内の食事等、色々と改善してまいりましたが2年を過ぎたら異動になりました。その後、平井副知事の時代に、招聘されて鳥取県観光事業団の理事長として帰ってきました。指定管理者制度が導入され、平成17年に公募により「とっとり花回廊」は3社の熾烈な競争の中から鳥取県観光事業団に経営が任されることになったのです。観光事業団は役所と間違われる方がいるかも知れませんが、役所ではありません。賃金レベルも民間レベルに合わせるため、20%もカットしました。営業面、広報活動、組織体制のあり方など思い切った改革をして、今までじり貧の傾向であったものを立て直して来たと思っております。来園者数も40万人から38万人36万人へと減少してきましたが、38万人へと増加に転じて、本年度は40万人を見込めるところまできました。園内でのフラワー結婚式の組数も実績を重ね100組を超えました。
 色々な新しい施策や、財団の中身の改革にも取組んでまいりましたが、来年は再度公募により「とっとり花回廊」の運営を競うことになっています。多少自慢めいた話が多かったかも知れませんが、皆さんが知られなかった「とっとり花回廊」の歴史と裏話をさせていただきました。本日お手元の封筒の中に観光事業団の施設の割引券を同封しておりますので、ご活用いただければ幸いです。
(担当 宮崎正彦)