No.20
本日の例会
2009年12月1日(火)第2400回
君が代・奉仕の理想
献立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
年次総会
※例会後、定例理事会及び次年度理事会 VIPルーム

次週の例会
2009年12月8日(火)第2401回
ロータリーソング 我等の生業
献立 和食
委員会事項 結婚記念日御祝
職業奉仕賞表彰式

先 週 の 例 会
2009年11月24日(火)

会長挨拶
 民主党内閣が発足して、概算要求の見直しが「公開」で行われ、連日テレビ、新聞紙上をにぎわしております。高級公務員の受皿としか思えない、何とか財団や、何とか基金など、多くの省庁ひも付き団体の見直し、廃止については異論はありません。
 しかし、文部科学省の大事な要求である大型科学研究の要求に、必要なしとして予算の打切りや減額が「公開審議」の名のもとに民主的にやっているジェスチャーを一般大衆に示しながら、平然と進められています。
 これは弁護士をつけずに素人裁判官が被告を裁く暗黒裁判そのものと言えます。
 わが国は資源の乏しい国ですから、最先端の技術を開発し、技術立国、最先端ものづくり国家でなければ生きて行けません。
 新政権党、内閣は国家100年の計を持たず、描かずして、将来必ずや国益、国民の自信につながる研究予算、国家基盤構築の事業を切捨て、愚民にアメ玉をなめさせて人気をとる事ばかりをやっていては、早々に国は潰れてしまいます。
 まずは国家に「入るるを画り」経済立て直しを計ることが必要でありますが、そちらを放棄して、大事な予算、国家の命運にかかわる予算を切ったり、縮小しての「アメ玉」作りは笑止千万です。前にも申しましたように、素人の衆愚政治そのものに見えて仕方ありません。
 この頃の時事ニュースの所感を述べさせていただきました。

幹事報告
A)到着文書
 1)国際ロータリー
  ・12月ロータリーレート 1ドル90円
  ・ロータリーワールド10月号
 2)ロータリー米山記念奨学会
   ハイライトよねやま117号
 3)県民の警察を励ます会 コウバン秋号
 4)岡山ロータリークラブ 週報・月報
B)例会変更
  ・倉吉中央RC
   平成21年12/16(水)→夜間例会
   平成21年12/23(水)→休会
   平成21年12/30(水)→休会
   ビジター受付12/16のみ 定刻事務局
  ・米子RC
   平成21年11/27(金)→夜間例会
   ビジター受付 定刻定例会場
  ・境港RC
   平成21年12/15(火)→年忘れ家族会
   平成21年12/29(火)→休会
   ビジター受付12/15のみ
   境港マリーナホテル1階
 ※ 1月以降は一覧表にて後日配付します。
C)連絡事項
  ・12/1(火)は年次総会です。

委員会報告
◎出席率報告
11月24日 会員50名中欠席9名 82%   
11月10日 補正後欠席8名 84%   
※欠席の連絡は必ず前日迄に事務局へ。
 メーキャップをお願い致します。

◎創業記念日御祝
 宮川敬学さん 
 森本美明さん 
 西浦伸忠さん

◎出席表彰
 森下 耀雄さん(45年)
 松下栄一郎さん(20年)
 植田 哲朗さん(18年)
 入江 敏夫さん(7年)

メークアップ
 11/19 米子中央RC 貞永 智さん
 11/20 鳥取西RC  山田雅文さん
            前田清介さん

スマイル報告(本日 25,000円 累計 397,000円)
田邉賢二さん 鳥取こども学園藤野様、本日はお世話になります。
植田哲朗さん 1.先週の明石家さんでの夜間例会ありがとうございました。山本さんお世話になりました。2.出席表彰
朝倉通憲さん 鳥取こども学園園長、藤野興一さまには、卓話を頂きありがとうございます。
山本潤一さん 先週はありがとうございました。
米村信哉さん
早川慶子さん 先日は立派な花束をいただき有難うございました。やっぱり長生きはするものだと嬉しくなって飾っています。
入江宏一さん 何故か長寿祝の花束をいただきました。まだ若いつもりですが。
笹野眞紀さん 先日の明石家さんの後の2次会での御利用、ありがとうございました。
竹田達夫さん 西高、竹田文庫のことが新聞に載っていたぞ!と言われました。
森下耀雄さん 年がたつにしたがって居心地がよくなり、ボケ防止に役立っています。(出席表彰)
入江敏夫さん 出席表彰
森本美明さん 創業記念日
霜村哲男さん 結婚記念日
早退 1名

卓話
「子どもの最善の利益」を実現することが日本の未来を拓く
 〜貧困や虐待の連鎖を断つことが必要〜
鳥取こども学園長 藤野興一 氏
 いつもお世話になり、今日はこのような機会をいただき感謝申し上げます。と言いますのも、鳥取こども学園のような施設のことがあまりにも知られておらず、社会的にも取り残されているひどい施設の現実があるからです。
 施設現場にいると、秋葉原殺人事件や鳥取の連続殺人事件などの荒んだ事件はよそ事には聞こえません。日本の子育て文化は荒廃しています。
 貧困や児童虐待等は世代間連鎖するといわれています。この負の世代間連鎖を断ち切ることが福祉や教育の使命だと思うのです。
 児童養護施設、乳児院、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、自立援助ホーム、母子生活支援施設、里親等の社会的養護に措置されている子どもたちは、満員です。それらの施設等は、時代が生み出す児童問題の受け皿です。今の子育て文化の荒廃の代表選手のような子どもと親たちを引き受けているのです。
 今の児童問題の深刻さは、三世代くらい前からの負の世代間連鎖の結果としての子どもと家族の問題です。今、この世代間連鎖を止めなければ、虐待や貧困等の児童・家族の問題は更に拡大再生産され、日本の未来を危うくします。
 月々26,000円の子ども手当もいいですが、終戦直後からあまり変わっていない施設にピンポイントでお金をつぎ込み、野戦病院のような施設を改善し、負の世代間連鎖を断ち切ることを訴えています。
 鳥取県に日本一と言われるような施設等の体制を作ることが、「子育て王国鳥取県」を作ることになると思うのです。ご支援ください。
(担当 小谷 寛)