No.28
本日の例会
2010年2月8日(月)第2408回
 18:30〜ホテルニューオータニ鳥取
ロータリーソング 奉仕の理想
献立 パーティー料理
東部5RC合同例会
※ 2/9(火)休会

次週の例会
2010年2月16日(火)第2409回
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献立 洋食
委員会事項 結婚記念日御祝
      創業記念日御祝
勤労学生表彰式

※ 例会後 50周年実行委員会 VIPルーム
先 週 の 例 会

2010年2月2日(火)
会長挨拶
 ついこの間、正月を迎えた感じですが、はや2月となりました。2月は旧暦で如月(きさらぎ)。広辞苑によりますと「生更ぎ」の意で、草木の更生すること、とあります。明日3日は節分、春はそこに近づいております。
 温帯落葉樹や多年生草花(花ショウブや菊など)では、冬の低温によって休眠が打破され、節分の頃より温度の高まりに敏感に反応して成長を始めます。「命の再始動」です。
 高齢者介護施設では、「園芸療法、Hort-therapy」が取り入れられているところも多いようです。
 花の栽培、手入れや果菜類の栽培、手入れを日課にすると、お年寄りの顔が生き生きとして来るようになり、様々な障碍の改善に効果があると聞いております。
 しかし、コスモスやヒマワリを材料にしますと、花が終り、枯れ始めると「私の人生もこの段階か」と急にショボンと力をなくすと言います。一方花ショウブや菊を材料にしますと、花が終って力を落すお年寄りに、「おばあちゃん、頑張ったから来年の命がここにもう出来ているのよ」と芽を見せてやる事で、元気が戻り、次の年も頑張るようです。
 多年生の花や花木は人生にも命を、生きる力を与えてくれます。
 さて、うれしい事に1月に続き、2月にも田村さん、塚田さんのお二人の新進気鋭の会員をお迎えする事ができました。減少続きでありました我がクラブもようやく会員増の傾向になりました。皆さんと共に喜びたいと思います。
*会長より、米山奨学生の巴さんに奨学金が手渡されました。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー・エレクト事務所より
  ・ロータリー財団未来の夢計画について
 2)財)ロータリー米山記念奨学会
  ・確定申告用領収証送付の件
B)例会変更
  ・倉吉中央RC例会場変更
   2/3(水)・2/10(水)
   →ホテルセントパレス倉吉へ変更
  ・倉吉RC
   3/30(火)休会 ビジター受付なし
C)連絡事項
  ・2/ 8(月)東部5クラブ合同例会
  ・2/ 9(火)休会
  ・2/20(土)次年度R財団の研修会(岡山)
   次年度 会長、幹事、R財団委員長 事務局出席

新入会員入会式
田村文男さんの挨拶
 鳥取大学農学部で梨の研究をしています。田邉会長が話されたように、梨は冬の寒さを経て目を覚ます性質があります。温暖化が進んで寒さがなくなると冬が過ぎても目が覚めないという現象が出てきます。これに打ち克てる技術とか品種を作ることが今の夢です。そういった分野で地域や農業に貢献できればと考えています。今後共よろしくお願いします。

塚田 隆さんの挨拶 
 鳥取に帰って建築設計事務所にいた頃、山根敏男さんからローターアクトの入会を勧められ、21歳から28歳までの8年間活動させてもらいました。その間、タイとシンガポールのローターアクト会員との友好関係を目的に海外研修をさせてもらいました。研修報告を例会の場で発表させていただいたことを鮮明に覚えています。一生懸命やっていきたいと思います。

委員会報告
◎出席率報告
2月2日 会員53名中 欠席10名 81.10%
1月19日 補正後   欠席6名 88.24%

◎誕生日御祝
森下耀雄さん 道上正矢見さん 霜村哲男さん
小林弘尚さん 森本美明さん

◎1月米山奨学会、R財団寄付者
田中英教さん

メークアップ
2/1 鳥取中央RC 前田清介さん

スマイル報告(本日 21,000円 累計 583,000円)
田邉賢二さん 田村さん、塚田さんのご入会を心より歓迎致します。どうぞ気楽にロータリークラブを楽しんで下さい。
福石幸市さん 田村さん、塚田さんの入会を祝して!
植田哲朗さん 田村文男さん、塚田 隆さんご入会おめでとうございます。一緒にRCを楽しみましょう。
角脇篤彦さん 田村さん、塚田さん、ご入会おめでとうございます。
田中英教さん 田村、塚田両氏の入会を歓迎し…。
古川郁夫さん 田村文男様のご入会を心から歓迎いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
山根敏男さん 塚田さんの入会を祝して。
入江敏夫さん 松長さんの歓迎ゴルフコンペに多数出席ありがとうございました。今度は3月の第一日曜日に遠征を約束して別れました。皆さん空けておいて下さい。
道上正さん 太平洋戦争の始まる年の2/1の雪の中で生まれました。2月は「ニゲル」と言われているようにすぐ過ぎてしまいます。皆様も風邪などひかないようにお元気で。(誕生日)
小林弘尚さん 誕生日嬉しくもあり、嬉しくもなし。
森下耀雄さん 誕生日
霜村哲男さん
早退 1件

卓話
「ロータリー理解推進月間にちなんで」
野田英明さん
 「大人の見識」という本の中で阿川弘之氏は、日本人の国民性として、「勤勉」、「几帳面」という特性があると書いています。これは納得できる指摘ですが、一方で「軽躁」(落ち着きがなくて軽々しく騒ぐこと)という性質もあると書いています。成人式での騒動や昨今のテレビ番組を見ると、確かに軽躁は日本人の性格・DNAのひとつかもしれません。また、武田信玄の遺訓の中に、軽躁を戒める言葉があります。その反対である「静謐(せいひつ)」を重視しているわけです。
 思慮分別の規範を考えてみますと、日本人は儒教の精神、欧米人はキリスト教の精神が根本にあります。ロータリーは欧米から入ってきたものであって、基本的にはキリスト教の精神が主体になっているのではないかと思います。そういう面から考えると完全に理解ができない部分もあるのではないでしょうか。
 奉仕についての私の理解は、「奉仕は人々の役に立つ行為や活動をすることであって、対価を求めないこと」と思っています。ロータリーの標語にも「超我の奉仕」「奉仕の理想」がありますが、これらについてはロータリー情報誌に書かれていますし、抜粋を用意しましたので、参照していただければと思います。
 ロータリーでは、ロータリーの綱領に示された奉仕の理想の4部門をクラブ活動の[理念および実践の枠組み]と確定しています。即ち、1.クラブ奉仕、2.職業奉仕、3.社会奉仕、4.国際奉仕です。
クラブ奉仕:ロータリーの第一奉仕部門で、ロータリアンが自己のクラブを円滑に、効果的に、発展的に機能させるためのクラブに対する奉仕活動をいいます。ロータリー奉仕の土台をなすものです。
職業奉仕:ロータリーに職業分類を保持することから生じる義務であり機会です。あらゆる有用な職業の価値を認め、自分の職業を律し道徳的水準と品位を高めることを意味します。業務を通じて職場や地域社会で奉仕の理想を推進します。
社会奉仕:地域社会に居住する人々の文化的生活環境条件を向上させるために、思いやりや援助を、ロータリアン個人として、また多人数で行う奉仕活動を指します。例えば、環境保全、地球の保全プログラム、識字率の向上、薬物乱用の防止、高齢者への心づかい、エイズ教育などがあります。
国際奉仕:ロータリアンが国際理解、親善、平和を推進するために、実施できるすべてを言います。概念上、1.世界社会奉仕活動、2.国際レベルの教育・文化交流活動、3.特別月間と催し、4.国際的な会合、に分類されます。これらの目的達成に積極的に寄与するよう期待されています。
 クラブ奉仕と国際奉仕は分かりやすいですが、職業奉仕・社会奉仕は、なかなか難しい部分もあります。ロータリーでは、ある奉仕をしたいと思っている人は、個人であっても集団であっても、強制ではなく奉仕活動をやることになっている、と理解しています。そういう意味で社会奉仕も重要な活動ではないかと思っています。
(担当:秦野諭示)