No.33 本日の例会 2010年3月16日(火)第2413回 唱歌 春の小川 献立 洋食 委員会事項 創業記念日御祝 卓話 田村文男さん 次週の例会 2010年3月23日(火)第2414回 18:00〜 ロータリーソング 鳥取北RCの歌 献立 パーティー料理 委員会事項 出席表彰 厚生年金お別れ会 先 週 の 例 会 2010年3月9日(火) 会長挨拶 昨日から寒に逆戻りして寒い日が続きますが、皆様体調をくずしてカゼを引かれませんようお願い致します。 今日は雨で幸いですが、雪ですと「3月の小鳥殺し」で、餌のなくなった小鳥が梅や大事なナシの花芽を喰い荒らし、大きな影響が出ます。 さて、経済の低迷して久しい地方の村や町では、何とかして地域の活性化を、との思いから、他県の成功例を耳にするとすぐ「視察」に出かけ、同じもの同じやり方で我が町おこし、村おこしを始める例が多くあります。 しかし導入するに当っては、地域の気候や人材を十分に考慮しておかなければ、補助金も労働も無駄に終ってしまいます。 今花盛りのウメの話になりますが、鳥取にもナシ、カキ、ブドウだけでなく、特産果樹としてウメを育てようという事で、和歌山の「南高」と徳島の「鴬宿(おうじゅく)」を導入しました。いずれも表日本の最たる温暖地の品種で花はパッと一斉に満開し、3〜4日で終ります。鳥取県内で栽培しますと、この3月の低温と開花期が重なった年には著しく結実不良となり、満足な収穫は3年に一度程度で安定しません。 これに懲りて、鳥取と同じ裏日本の福井県のウメ「紅映(べにさし)」を導入して栽培したところ、毎年結実が安定し、産地ができています。 「紅映」は2月中旬から3月中旬まで約1か月間にわたって、ダラダラと少しずつ咲き、しかも自家和合性の品種です。 1か月のうち天気のよい日に開花した花が受精・結実するような特性をそなえており、まさに裏日本向きの品種です。 今日の寒戻りで思い出した話ですが、地域おこしには、模倣100%ではなく、常に地域の環境、作りこなせる消化できる人材の有無を考慮した上での事業でないと成功しないという事です。 幹事報告 A)到着文書 1)ガバナー事務所 ・財)麻薬・覚せい剤乱用防止 「ニュースレター」第82号 ・バギオ便り17号 2)国際ロータリー ・ザ・ロータリアン3月号 3)岡山ロータリークラブ ・週報・月報 B)例会変更 境港RC 3/30(火) 夜間例会 ビジター受付は定刻マリーナホテル1階 委員会報告 ◎出席率報告 3月9日 会員53名中欠席8名 84.91% 2月23日 補正後欠席6名 88.68% ◎結婚記念日御祝 野田英明さん 田中英教さん 奥山育英さん 田邉賢二さん 古川郁夫さん 入江敏夫さん 小林弘尚さん 田村文男さん ビジター 鳥取RC 松本俊久さん 山田行男さん 鳥取中央RC 玉川海潤さん メークアップ 3/4 RAC 本家勇子さん スマイル報告(本日 27,000円 累計 664,000円) 松本俊久さん(鳥取RC)初めて鳥取北RCの例会に出席させていただきます。よろしくお願いします。 山田行男さん(鳥取RC)本日はお世話になります。 田邉賢二さん 1.寒に戻りましたが、皆様体調をくずされませんようにお願い致します。 2.結婚記念日 植田哲朗さん 先日は田邉会長、松長さん、田中和夫さんありがとうございました。 竹田達夫さん 山根さん、宮崎さん、大変お世話になりました。 田中 彰さん オオチ谷公園の梅が満開です。 入江敏夫さん 1.今日はサンキュー(39)の日です。3月7日の遠征ゴルフコンペ参加ありがとうございました。4月には第4回田邉杯を計画しますので楽しみにしていて下さい。2.結婚記念日 小林弘尚さん 1.先日生まれた孫娘、お爺さんに似ていると言われ嬉しさと心配が交互に心をよぎる今日この頃です。2.結婚記念日 野田英明さん 古川郁夫さん 結婚記念日 田中英教さん 田村文男さん 山本潤一さん 出席表彰(2月) 早退 2件 「卓話」 「日本語とアナウンス」 NHK鳥取放送局アナウンサー 児林大介氏 放送の文化を楽しんでもらえたらと思い、いくつかの話題についてお話します。 共通語のアクセント 放送のアナウンスでは、明快さと自然さが要求されます。明快さのみを追及すれば、一音一音をはっきりと発音することになります。しかし、それでは自然ではありません。自然さを求めると、意味のまとまりとか、自然なアクセントを意識しないといけません。自然であることが説得力を生んで、人を動かすことにつながります。明快さと自然さ、この二つを兼ね備えた話し方を目指しています。 NHKには、アクセント辞典というものがあり、これにはほとんどすべての日本語のアクセントが載っています。アクセントは、1.多くの人に違和感なく自然だと受け取ってもらえるように、2.伝統的な日本語の響きを大切にするように、決めています。 言葉は、慣れれば慣れるほど一つのものとしてとらえようという思考が働くようです。例えば、「JR九州」は、馴染みのない人は「JR」と「九州」を分けて発音しますが、九州の人は一体の言葉として発音するようです。 意味どおりのアナウンス 「努力を惜しまず働く労働者をないがしろにしている」という文章を、「努力を惜しまず働く労働者を、ないがしろにしている」と読むのと、「努力を惜しまず、働く労働者をないがしろにしている」と読むのでは、意味が全く異なります。このように、文章を切る場所によって意味が違ってきます。 意味のかたまりの中で、徐々に音を下げていくと自然な話し方になります。「緊急の措置をとる必要がある」という文章では、それぞれの言葉がすべてつながっていますから、音が徐々に下がっていくように発音します。このように発音することが意味どおりのアナウンスということになります。 しかし、こう話すべきだと理想を意識してしゃべると、すべてのアナウンサーが同じような話し方になってしまいます。その結果、個性がないと言われるようになってきました。そして今では、声優、俳優、等がナレーションを担当する時代になってきました。あるものはクセのある読みですが、「味があってよい」との声もあります。 スポーツ放送 TVとラジオどちらが難しいかとよく聞かれます。「ラジオはしゃべりっぱなしだから難しいでしょう」といわれますが、実はTVのほうが難しいのです。TVで放送する場合、予測・種まき、実況、検証、を繰り返し行っています。TVでは、付加情報が入っていること、画面でわかること以上の内容が含まれていることが問われているからです。もしそれがないと、レベルの低い誰にでもできるアナウンスになってしまいます。 今後の放送 朝の連続ドラマ小説で「ゲゲゲの女房」が朝8時から始まります。 鳥取放送局の新番組として「√るーと」という番組が始まります。来年度、月2回のペースで放送します。その直後の時間帯には、「星空散歩」という番組があります。さじアストロパークにカメラが入ってそこで撮影した天体映像などを紹介します。そのほかにも、ガイナーレ鳥取の開幕戦の中継、米子のバンドが出場する「熱血、オヤジバトル」、「ここはふるさと旅するラジオ」など、地域に関連する番組を数多く放送します。 「ルソンの壺」では関西の元気な企業を紹介します。鳥取の企業も紹介する予定ですのでぜひご覧ください。 (担当 秦野諭示)