No.20
本日の例会
2010年11月16日(火) 第2445回
18:30〜 明石家
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献立 和食
移動夜間例会
※11/23 休会

次回の例会
2010年11月30日(火) 第2446回
唱歌 もみじ
献立 洋食
委員会事項 創業記念日御祝
      出席表彰
卓話 鳥取大学大学院工学研究科
   教授 桧谷 治 氏

先 週 の 例 会
2010年11月9日(火)

会長挨拶
 皆さん今日は。私は、先週の水曜日、3日から、昨日迄6日間今回の尖閣諸島問題で抗日デモが起きている陝西省及び山西省に仕事で行きて参りました。今朝の2時頃に帰ってきた所です。そして、一部軍事地域に入らなければならない仕事でしたので、生きて帰れるかどうか心配しながら出発しました。
 山西省ではデモの気配も無く、スムーズに仕事を終える事が出来たのですが、陝西省では、毎日小規模なデモが起き、私を受入れてくれた会社の方も心配して、会議の場所を変更するなど大変な注意を払ってくださいました。そして、彼ら曰く、「外に出たら、日本語を話さないでください。貴方は黙っていれば中国人だから」と言いました。成る程と妙に納得し、その指示に従い行動致しました。また、今更ながらになぜこの様なデモが毎日起きているのか聞いてみた所、尖閣の問題は出汁で、大学等を卒業しても就職口が無い、所得が少ないなどの問題で政府に対する不満が一番のようでした。そして、抗日の事を叫べば罪にはならないと言う中国国内の事情もあるようです。
 いずれにしましても、何事も無く、生きて帰ってこられた事に感謝し会長挨拶を終えたいと思います。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー・エレクト事務所
  ・伊藤文利ガバナーエレクト壮行会のご案内
 2)鳥取西RC
  ・東部5RCゴルフコンペ収支報告書
 3)鳥取いのちの電話 広報誌32号
 4)日本・エクアドル友好協会
  ・エクアドル友好協会物資支援事業収集品
   回収のお願い
 5)岡山RC 週報
B)例会変更
  なし
C)連絡事項
  ・理事会報告
   年忘れ家族会 2010/12/21(火)
   場所 鳥取シティホテルへ変更
   会費 鳥取ローターアクトは3,000円へ変更

委員会報告
◎出席率報告
11月9日 会員55名中  欠席13名 76.36%  
10月26日 補正後    欠席6名 89.09%  

◎結婚記念日御祝
前田 清介さん
松下栄一郎さん
霜村 哲男さん
山田 雅文さん
笹野 眞紀さん
村田 誠治さん
松長 政幸さん

スマイル報告(本日 15,000円 累計 429,880円)
福石幸市さん 急に寒くなりました。インフルエンザが流行しはじめたようです。皆様健康に御注意ください。
山根敏男さん 市議選が近づきました。関係の皆様頑張ってください。
竹田達夫さん 入江先生、ありがとうございます。
田中 彰さん 久しぶりに卓話をします。適当にお聞きください。
松長政幸さん
山田雅文さん 結婚記念日
霜村哲男さん
秦野諭示さん 誕生日

「卓話」
田中 彰さん
 先日の朝日新聞に、一般の方に対して行った「日本人の死生観」についてのアンケートがありました。「延命治療」「亡くなり方」「何歳まで生きたいか」など興味を惹かれましたので、お話したいと思います。延命治療を希望したくない人は81パーセント、家族に対しても51パーセントの人は希望しない、本人の意思が不明な場合、「家族が決定していい」が72パーセント、このように延命治療に関して否定的な意見が多くなってきています。また、末期がんのホスピスでのケアについては、希望する・しないが半々で、自宅で過ごしたい方が増えている。病院でがんがん治療するという感じが抜けてきているように思います。そんな中、保険制度を決定していく際にも「死生観」について考慮していく必要性を強く思います。

田中紀章さん
 死んだことのない人が、あらかじめ死に方を決めるのも、ましてや法制度化することも難しい。しかし、空海さんが『秘蔵宝鑰』の序のなかで、「生まれ生まれ生まれ生まれて生のはじめに暗く 死に死に死に死んで死の終わりに冥らし…」と言われているように、難しいと諦めず、人として何らかの修行をして、明らかにしていくのは大切なことでしょう。「どう生きるか」というのは自分の問題でもあるし、子どもをつくれば「子育て」の問題でもあるし、「どう死ぬか」というのは、「お父さん、お母さんをどう看取るか」ということにかかっていて、そうしながら自然にそのことを学んでいける。したがって、親の世話をしなければ、自分の死に方もまっとうなものになりそうにもないと思います。今日ご紹介したいのは、鳥取市の詩人で岡川祐美子さんが書かれた『灯り消すとき』です。患者とその家族に寄り添う看護師の苦悩と安らぎが描かれています。

小谷 寛さん
 私の祖母が、私の先祖を誇りに思わせるために話した話で、どこまでが本当なのか嘘なのかわかりませんが、その話を少し申し上げようと思います。まず、私の祖父は、智頭のお寺に生まれ、教員をしていましたが、婿養子に行きました。この祖父は、学校の生徒たちを全部自宅に連れてきては、毎日風呂に入れで洗ってやって抱いて寝たというようなことをしていた。また、もう一人の祖父も婿養子でございまして、この親父が明治29年の水害で人助けをしようとして亡くなった、「政治家というものは、市民のために国家国民のために命をかけるものである」、そういう死に方をするものであると、祖母に教わってきたという思い出がありますし、そういう精神が残っています。
 また、4年前にがんになりましたが、早期発見にて助かり、ここにこうしております。「GNP」というのは、「元気ニコニコぴんぴんコロリ」だそうですが、「GNP」になるように期待しています。
(担当 松田恭子)