No.31
本日の例会
2011年2月20日(日) 第2456回
ホテルニューオータニ鳥取
 13:30〜18:00
創立50周年記念講演会・記念式典・祝賀会
※2/22・3/1 休会

次回の例会
2011年3月2日(水) 第2457回
18:30〜ホテルニューオータニ鳥取
ロータリーソング 奉仕の理想
献立 パーティ料理
東部5RC合同例会

前 回 の 例 会
2011年2月15日(火)

会長挨拶
 皆さん今日は。エジプトは30年間ムバラク政権が続きましたが、ロータリーの役員は1年間で終われるのでとても良いですね。
 さて、皆さんは子どもの頃、習字を習われていた事があると思いますが、字が綺麗に書けない時、筆や墨のせいにしたりしたご経験をお持ちと思います。そして、先生や親によく『弘法は筆を選ばず』という話を聞かされたことと思います。
 しかし、弘法大師は皇太子、後の淳和天皇(じゅんなてんのう)に狸毛(たたげ)の筆を献じた際に、次の様なお話をされております。『良工は先ず其の刀を利(と)くす、能書は必ず好筆を用いる。』この意味は、腕の良い職人は、先ず最初に刃物を研いでから作品の製作に入り、腕の良い書道家や絵描きは書体によって用いる筆も変わるのだ。と言う事のようで、弘法大師はけっして筆を選ばずと言う事では無いようであります。つまり道具を調え、良い環境の下でもっともふさわしい方法で物事に当れば良い仕事が出来るという事であります。
 あと数日後に50周年記念式典が開催されますが、弘法大師の言葉のごとく、素晴らしい50周年実行委員長の下、式典委員長の行動力で成功へと導いて頂けるものと思います。其の為には会員の皆様のご協力が不可欠です。ぜひとも良い環境の下で50周年を成功させて頂く事を祈念して会長挨拶を終ります。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー事務所
  ・日台親善会議のご案内
  ・地区関係費の振込のお礼
 2)ロータリー米山記念奨学会
  ・ハイライト米山132号
 3)公益法人ロータリー日本財団
  ・寄付金受け入れに関するお知らせ
 4)鳥取砂丘一斉清掃のご案内
  ・平成23/4/17日(日)午前9時15分〜11時
B)例会変更
  ・別紙
C)報告事項
  ・4/17のIMの出欠を今日中に
  ・鳥取ローターアクト例会案内
   平成23/2/17(木)午後7時〜
   商栄町卸センター会議室
  ・行事予定
   2/20(日)50周年記念式典
   2/22(火)休会
   3/ 1(火)休会
   3/ 2(水)東部5RC合同例会

委員会報告
◎出席率報告
2月15日 会員55名中 欠席10名 81.82%  
2月1日 補正後   欠席9名 83.64%  

◎創業記念日御祝
田中英教さん
◎出席表彰
入江宏一さん(44年)米村信哉さん(40年)
牧浦繁雄さん(34年)前田清介さん(17年)
笹野眞紀さん(11年)千金周一さん(11年)
山本潤一さん(11年)田村文男さん(11年)
塚田 隆さん(1年)

ビジター
鳥取西RC 木原一志さん

メークアップ
2/14 鳥取中央RC 植田哲朗さん

スマイル報告(本日 28,000円 累計 723,880円)
木原一志さん(鳥取西RC)初めて御世話になります。宜しくお願いします。
福石幸市さん 2月20日の我ロータリークラブ創立50周年記念日、盛大に祝い、成功させましょう。皆さんのご協力よろしくお願い致します。
山根敏男さん 創立50周年記念式典、皆さんご協力よろしくお願い致します。
入江宏一さん @2月20日、創立50周年記念式典がせまって来ました。皆様のご協力をお願い致します。A出席表彰
千金周一さん @20日の50周年事業が無事に成功しますように。皆様がんばりましょう。A出席表彰

出席表彰
 米村信哉さん 田村文男さん
 塚田 隆さん 笹野眞紀さん 
 牧浦繁雄さん 前田清介さん
 山本潤一さん
無届欠席 1件

「卓話」
小林弘尚さん
「水原監督の背中」
 日経のスポーツコラムを読みました。コーチャーボックスからベンチに帰る水原さんの孤独と孤高の姿はまさに1950年代の理想の監督でした。彼ほど「背中」に表情を持った監督はいませんでした。そういえば、元大関増位山の歌謡曲にも「男の背中」という唄があります。
 「しかし、もっと違う男の背中というものがある。」はたと平成3年の「ふそう銀行」と「山陰合同銀行」の合併のことを思い出しました。この合併は内外ともに想定外の出来事でしたが、本店営業部長、取締役として私が心に決めたことは、この合併を成功させるという強い意志を持ち、男の背中で勝負してやろうということでありました。本当の事を言えば、やることが多すぎて、時間がなかったのですが、思えばこれは非常に効果的でした。この経験があったからこそ、兵庫銀行に勤める、同じロータリアンであった友人が会社の破たんに直面した時、人生「背中で勝負せー」とアドバイスすることができたのです。

松田恭子さん
「パリのおばあさんの物語」
 今日は皆さんに絵本の読み聞かせをいたします。スージー・モルゲンステルヌ作、岸恵子訳。
 おばあさんは鏡をのぞきます。「なんて美しいの」とつぶやきます。顔は沢山の歴史を物語っています。ユダヤ一家のおばあさんは、ナチス政権の苦しい時代を生き抜いてきました。夫がゲシュタポに逮捕されたことがありました。子どもたちを修道院にかくまってもらったこともありました。苦楽という無数の顔のしわを見ながら過ぎ去った日々を思い出します。そこへ息子から電話がかかってきます。「今日はどう。元気にしている。」「良くも悪くもないわ。いつものとおりだわ。」物忘れのひどいおばあさんはそのぶん疲れます。でも眠りはなかなかやってきてくれません。そこで睡眠薬。うとうとしていると声が聞こえます。「もう一度若くなってみたい。」おばあさんは答えます。「いいえ」と。「もういちど、同じ道をたどってどうするの。だってわたしに用意された道は、今通ってきたこの道ひとつなのよ。」

朝倉通憲さん
「事実と真実」
 事実と真実は、似たようで違うもので、事実というのは、実際に起ったこと又は、存在する事柄、出来事をいうのであるのに対し、真実というのは嘘や飾りのない、つまり本当のこと、真の事実のことです。
 事実が真実であるかどうか、その見極めは難しいことですが、それは大切なことです。ある事実が真実かどうか、その見極めの判断基準として4つの見方があるといわれています。まず1つ目は、事実を歴史的に見ること。その事柄の過去の例、今までどうであったか、どんな決着をみたのかを考えて、それを参考にすること。2つ目は、常識的にみること。すなわち一般の人の感覚からみてどうなのかということ。3つ目は法律的にみること。事情・証拠からの見方です。そして4つ目は、これらをひとまとめにして総括的に見て考えることです。そうすれば、その事実が真実かどうか見えてくるというのです。わかったようなわからないような話ですが、ロータリーマンの皆さまには理解していただけるのではないかと存じます。4つのテストにある「真実かどうか」、「公平かどうか」を実践されているのですから。
(担当 田中紀章)