週報36

2011年4月5日(火)第2461回
君が代・奉仕の理想
献立 100万ドルミール
委員会事項 誕生日御祝
卓話 田村文男さん 田村博信さん
   湯浅浩司さん
※例会後 定例理事会1階「梨花の間」


2011年4月12日(火)第2462回
18:00〜
ロータリーソング 我等の生業
献立 パーティー料理
委員会事項 結婚記念日御祝
お花見夜間例会

先 週 の 例 会
2011年3月22日(火)

会長挨拶(松下副会長代行)
 震災で被災された方々の救命と復旧をお祈りします。また、日夜、放射線を浴びながら、原発の復旧作業をしておられる現場の方の無事をお祈り致します。
 普段は、空気のような、あって当然の「電力」「ガソリン」が、経済と生活の全てを支えている事に気付きました。東北地方は、電子部品や製紙の大きな産地です。特に製紙工場は沿海立地でしたから、大きな被害を受けています。
 3月18日現在の紙関係の被災状況です。日本の紙の8割を作っているのは大手製紙6社です。各社とも福島以北〜青森までの工場はすべて操業停止で復旧の見込みはありません。製紙各社は過去10年間、厳しいコスト競争に晒され、人員のリストラと平行して、主力拠点工場に生産を集約してきました。集約先が、三菱製紙が八戸、日本製紙グループが石巻でしたが、共に大きな被害を受けました。また、現在紙の流通が混乱しているのは、製造工場の問題ではなく、在庫の流通が止まっているからです。卸各社とも、関東以北は入出荷停止。東京も、全部停止しています。東京が完全マヒしたのは予想外でした。これは倉庫がシステム化され、電子的故障でネットワーク全体がマヒした結果です。この復旧には、多少時間がかかります。しかし、より長期の問題は、製紙工場が物理的に壊れ、復旧のメドが立たない事です。稼動の低い各地の工場を再稼動させ、輸入紙を手当てすれば、長期的には乗り切れると思います。
 しかし、一度縮小されたヒトとモノの回復には時間がかかります。当面は、様々な困難が起こっています。

幹事報告
A)到着文書
 1)ガバナー事務所
  ・第2520地区の被害状況
  ・岩手県・宮城県での支援物資の受付
 2)国際ロータリー 会長レイ・クリンギンスミス
  ・創立50周年のお祝いの言葉
 3)倉吉東RC 週報
B)例会変更
  ・米子南RC
   2011/4/4(月)夜間例会に変更
   ビジター受付 定刻定例会場
   2011/4/18(月)休会 ビジター受付なし
C)報告事項
  ・東日本大震災義援金 3/15 ¥44,852
   本日分と50周年残金とを合わせて、ガバナー事務所へ送りたいと思います。
  ・次週3/29は休会です

委員会報告
◎出席率報告
3月22日 会員54名中 欠席12名 77.78%
3月8日 補正後 欠席5名 90.91%

◎出席表彰
山田雅文さん(14年)

ビジター
鳥取RC  小谷文夫さん
      竹内ひとみさん
鳥取西RC 山下聖児さん
メークアップ
3/18 鳥取西RC 竹田達夫さん

スマイル報告(本日 25,300円 累計838,180円)
竹内ひとみさん(鳥取RC)メーキャップでお世話になります。
小谷文夫さん(鳥取RC)お世話になります。
山下聖児さん(鳥取西RC)はじめてお世話になります。
松下栄一郎さん 一日も早い救助と復興をお祈りします。
山根敏男さん この度の大震災被災者の皆さんに心より、お見舞い申し上げます。元気で頑張って下さい。
小林弘尚さん 人の情け、思いやり、使命感、責任感のある限り少し時間が係りますが、必ず日本は元気になります。16年前の阪神淡路大震災で復興に携わった経験より。
早川慶子さん 太田先生の卓話うれしく拝聴致します。有難うございます。
入江宏一さん 太田匡彦先生の趣味をたのしみに。
牧浦繁雄さん 青少年交換学生であったハンディ・キャメロンがカナダから東北大震災の見舞電話をしてきておりました。皆さんによろしくとのことでした。
松長政幸さん この度の大震災の被災者の皆さんに心より、お見舞い致します。元気を出して下さい。
前田清介さん 春の行事が近づきました。ヤレヤレ!あとは東北関係大震災の復興が早からんことを…。
田中 彰さん 東北関東大震災にあわれた被害者の方々にお見舞を申し上げます。一日も早い復興ができますように願ってます。太田先生、本日は卓話ありがとうございます。
山田雅文さん 出席表彰
村上保雄さん 創業記念日
岡森 裕さん
田村文男さん 結婚記念日
早退 2件

卓話
さとに田園クリニック 太田匡彦 氏
「海中ジオパーク」
 岩美町の山陰海岸ジオパークの海の下にはどんな世界が広がっているのだろうかと関心を持っておりました。学生時代より趣味でスキューバダイビングをしており、伊豆・紀伊半島・沖縄などに潜りに行っていました。
 鳥取の海に興味を持ったものの、情報を発信してくれる場所がありませんでした。それで、いつか自分で潜って、調査探索ができればいいなと思っておりました。
 そんな折、昨年5月に「ブルーライン田後」というダイビングショップが網代漁港にオープンしました。そこの山崎英治オーナーも同じ思いを持っていたようで、それじゃ一緒に調査探索をしようということになりました。県内・県外の多くの人に日本海の感動を伝えたいという思いで、ビデオを撮影・編集して鑑賞用ビデオを作成致しました。
 このビデオをイベントや講演会場で見てもらったりしています。山陰海岸学習館でも、流れております。小・中・高校生など若い人に身近な日本海を知ってもらいたいと思っております。
 ある時、感動的な出来事がありました。
 海藻に集まる「ダンゴウオ」というとっても小さなかわいい魚が発見されました。スキューバダインビング仲間の間ではアイドル的な存在で、鳥取の海は海藻も多いので、いるのではないかと思っておりましたが、ついに発見されました。しかも、1匹や2匹などではなく、沢山生息しているのです。しかも、いろんな色が勢揃いです。
 このことは、日本海新聞や日本海テレビなどでも紹介されました。
 ちょうど話題の「山陰海岸ジオパーク」と重なって、私は海の中を「海中ジオパーク」と呼んでおります。
 岩美町の海の特徴を3つ挙げると、@地形の独特なフォルム、A固有の生物相そしてB季節来遊魚の存在が挙げられます。
 これからも、沢山の人に鳥取の海の素晴らしさを知ってもらいたいと思っております。
(担当 村上保雄)