No.6
本日の例会
2010年8月10日(火)  第2431回
ロータリーソング 我等の生業
献立 和食
委員会事項 結婚記念日御祝
卓話 第1グループガバナー補佐
   谷岡 浩氏(鳥取中央RC)
※10:30〜 クラブ協議会2階「鳳翔の間」

次週の例会
2010年8月17日(火)  第2432回
ロータリーソング 鳥取北RCの歌
献立 パーティー料理
納涼夜間例会 18:00〜
※送迎バス フコク生命前 17:30出発

先 週 の 例 会
2010年8月3日(火)

会長挨拶
 皆さん、今日は。本日は、お盆も近いので三蔵法師のお話をしたいと思います。皆さんは三蔵法師といえば、「西遊記」にでてくる猪八戒等を引き連れて天竺まで行った玄奘のことを良くご存知かと思います。三蔵法師とは「経蔵」「律蔵」「論蔵」の三蔵に精通した僧侶のことのようです。なぜ私がこのお話をするのかと言いますと、3年ほど前に、中国仏教4名山の一つ、山西省「五台山」に家族と山西省太原出身の私の会社の中国人職員を連れて行ったときのことです。何気なく訪れた霊境(リョウトウ)寺というお寺の片隅にころがっていた板切れに墨書で書かれた文字にふと目が留まりました。そこには「日本」という字があるように見えたので、会社の職員に通訳させたところ、それには、日本人でただ一人の三蔵法師「霊仙(リョウセン)」のことが書かれてあったのです。「霊仙は唐の第14代皇帝憲宋に仕え、皇帝の死後、五台山に逃げのび、この寺で殺害された」と書いてあると言いました。私、気になるものですから、日本に帰ってから色々と調べてみると面白いことが解ってきました。
 霊仙は、空海、最澄らと共に804年、第18次遣唐使として、中国に渡ったようです。そして、霊仙、最澄は今で言う国費留学生、空海は国費と私費のミックスのようですが定かではありません。霊仙は長安で勉学に励み、811年に三蔵法師の称号を与えられ、憲宋に仕えたのですが、帰国は許されませんでした。最澄は天台山で学び半年位で帰国し、空海は長安に滞在中、般若心経の「般若三蔵」に師事し、真言密教以外にも土木技術や薬学の知識と多くの経典を携えて、20年かかるところを2年間で帰国しているようです。今日、拝まれている「般若心経」は霊仙三蔵や空海の努力によるところが大きいように思われます。私は僧侶ではありませんので詳しいところは田中英教さんがお元気になられてからお聞きいただければ、もっと良く分かると思います。
 いずれにいたしましても、日本人にも「霊仙」という三蔵法師がおられたということを皆さんにお知らせいたしまして、本日の会長挨拶を終わりたいと思います。

幹事報告
A)到着文書
 ●ガバナー事務所より、クラブR財団委員長の任期を3年にとの見解が示された。
 ●米山功労賞に牧浦繁雄さんが表彰された
 ●鳥取大学 環境報告書
 ●財団法人麻薬乱用撲滅センターから広報誌
 ●高知北RCより2010-2011年度クラブ計画書
 ●浜坂RCより週報
B)例会変更
 ●鳥取西RC
  8/27→8/26 ガバナー公式訪問による例会変更
C)連絡事項
 ●2009−2010年度IM報告書を各自に配布した
 ●8/11−8/16 事務局の夏期休業期間
 ●8/5(木) 鳥取市文化センター 鳥取RAC例会

新入会員入会式
新入会員:田村博信さん(56歳)
鳥取信用金庫、理事兼経営管理部長
紹介者 霜村哲男さんの言葉 
 お見掛けどおりの大変真面目で優秀な方です。52年に入庫後、中小企業診断士、行政書士、宅建資格とよく勉強もし、また女子バレー部監督、小堀流のお茶の心得もあるという硬軟併せ持つ素晴しい方です。
本人ご挨拶 本日入会しました田村博信です。
 昭和29年生まれ、根っからの鳥取人です。経営管理部で8年、外部の人と話す機会が少なかったので、クラブでは四つのテストのなかでも、とくに「好意と友情を深めるか」という点をまず念頭に置いて、クラブに積極的に参加するつもりです。どうかよろしくお願いいたします。

委員会報告
◎出席率報告
8月3日 会員55名中 欠席6名 89.09%  
7月20日 補正後   欠席6名 88.89%  
◎8月のお誕生日祝い
牧浦繁雄さん、奥山育英さん、山本潤一さん、
山本朝子さん、森本正行さん、小谷経三郎さん
◎親睦担当より連絡事項ほか
●8月17日 砂丘ゴルフクラブにて歓迎・納涼夜間例会、17:30 フコク生命前から送迎バスあり。
●ソングリーダー千金周一さんから
本日、坂根職業奉仕担当リーダーから紹介のありました「四つのテスト」の歌について、時間を改めて練習しましょうとの提案あり。

メークアップ
7/29 米子中央RC 貞永 智        
7/30 鳥取西RC  田中和夫 村田誠治   
          秦野諭示 岡森 裕   

スマイル報告 (本日 24,000円 累計 142,500円)
福石幸市さん 毎日暑い日が続きますが、クラブの皆様にはご自愛下さい。
松下栄一郎さん 今日は仏滅。
山根敏男さん 前田さん、乾さん、松下さん、ローターアクトへの会員紹介ありがとうございました。
千金周一さん 宮崎さんの信条は「ムーブ・ユア・ハート」ではなく「ムーブ・ユア・マネー」だと思います。
前田清介さん 今日は卓話でお耳を汚します。どうぞゆっくりお休み下さい。
宮崎正彦さん 7月31日に山陰放送テレビの特別番組「61年目の初心」で、自分が主役の番組があり、自宅のテレビの前に正座して見てました。今後とも宜しくお願いします。
小林弘尚さん 宮崎さん、7月31日のT.V拝見。
初初しさと緊張感が伝わってきました。「MОVE YОUR HEART」どうぞ私に大蛇型チョコレートで素晴らしい感動を与えてください。
田邉賢ニさん @先週は屋久杉の勉強に行ってきました。2000年から7000年も生きる強さを学びました。A出席表彰
霜村哲男さん 田村さんの入会をお慶び申し上げます。ロータリーを楽しみましょう!
山本朝子さん 64才の私!17才の頃の私と何がどう違ってきたのでしょうかって、自身に問うている毎日です。この人生に満足しているのだと言える生き方をして毎日を活きます。
山根京子さん 私の元上司が入会されます。どうぞ宜しくお願い致します。
牧浦繁雄さん
山本潤一さん 誕生日
岡森 裕さん 出席表彰
早退 1件

「誕生月会員卓話」
前田清介さん
 本年度のトップバッターです。(トップバッターになったのは)「親をうらみンさい。7月に生まれたけぇあんただ」と、入江敏夫担当リーダーからのご指名でした。本日は、旅のつれづれに感じたことをお話しします。旅とはどこかに行ってみることだとすれば、私は若いころから営業活動であちこちと随分、旅をしました。しかし、出張は旅とは違います。出張ではほとんど観光ということをしたことはありません。日本でも、外国でも、中国、安徽省に仕事で行った時さえも、近くの有名な観光地の黄山にも行っておりません。その意味で、私の旅はいつも仕事優先でした。
 旅の楽しみは、「いろいろな人に出会うこと」、「(あまり経験はありませんが)名所旧跡を訪ねること」、そして「食べること」です。とくに好物の食べ物には目がありません。その料理も「レストラン」や「ホテル」で有名な料理を食べるよりも、できればその土地の家庭料理が一番です。多少のリスクを犯してでも、「気分よく、楽しく食べれば、バイキンも吹っ飛ぶ」と思います。残り少ない感性を持って、旅を続けたいとおもいます。
山本朝子さん
 本日は卓話というよりも、挨拶をさせていただきます。明後日が自分の誕生日で64歳になります。最高の誕生日を迎えられそうです。
 実を言うと、5年前に母を送りました。母は私に、「心の遺産」を残してくれました。それは、母から贈られた山本周五郎の言葉です。その言葉を額にして事務所にいつも掛けてあります。その言葉とは、
 「いかに 天与の人間でも/ ふまれ 傷つき 泣き 悲願のどん底に/ 人生の悲哀を 体験しなければ/ 本当の人間にはなれない」、というものです。
 こんなにも素晴らしい会員皆様の前で、あさって誕生日を迎えられることを本当に幸せに思っています。元気な顔を見せられるだけでクラブ会員の資格ありと、今は思っています。ありがとうございます。

牧浦繁雄さん
 誕生日スピーチを始めます。
 8月4日が私の誕生日で、昭和14年生まれです。
 RCには歌があります。本日も4回、歌いました。奉仕の歌は毎月第1週に歌います。季節の歌というのも子どものころを想い出し、懐かしく歌っております。
 子どものころの懐かしい歌は「村の鍛冶屋」です。遷喬国民学校に入学した当時、真向かいには県立中央病院があり、まだ木造校舎でした。学校の近くの鍛冶町に、一軒の鍛冶屋があり、学校の帰り道、よくそこで道草をしておりました。鍛冶場で包丁を打つのを飽きずに眺めたものです。
 現在そういった光景をみることはほとんどありません。昭和30年代から機械化が進み、鍛冶屋での農機具類の生産も激減し、昭和50〜60年代には鍛冶屋もなくなり、かじやの歌も歌われなくなりました。これらの鍛冶屋では家庭用とか農業用の刃物を打っていましたが、刀鍛冶というのもあります。刀鍛冶で有名なのは砂鉄を使ったタタラ製鉄です。ご存知、奥出雲の鉄山師としては田部家、桜井家、絲原家の御三家と伯耆の近藤家を加えた4家が有力な鉄山師です。昭和52年に文化庁は美術刀剣保存協会を設立して、横田町にふたたび玉鋼が復活しました。
 現在わが国の自動車産業もこのような優秀な鋼伝統技術の恩恵にあずかっているのであります。
(担当 古川郁夫)