No.17
本日の例会
2011年11月1日(火)第2488回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 和食
◆委員会事項 
 誕生日御祝等
◆卓話
 伊藤文利ガバナー講話
※例会後 定例理事会
 1F「梨花の間」

次週の例会
2011年11月8日(火)第2489回
◆ロータリーソング
 我等の生業
◆献立 米山ミール
◆委員会事項 
 結婚記念日御祝等
◆卓話
 田邉賢二さん 
 森本正行さん

先 週 の 例 会
2011年10月25日(火)
会長挨拶
 明治9年、浜田県と鳥取県が島根県に併合され、明治14年まで、鳥取県は島根県の一部でした。明治の都道府県大合併の後、各地に県再置運動が起こりました。小さな運動は無視すれば、明治23年まで8件が再置され7件は消えました。
 例えば、鳥取県と同じく、交通が不便で、人口や産業規模の少ない地方に、筑摩(ちくま)の国がありました。筑摩の国は、今の松本市周辺と飛騨地方から成っていましたが、長野県に併合されました。筑摩県再置運動は、鳥取同様に元老院を42対6で通過しました。ここまでは両地方は同じ道を辿りました。何故、筑摩県は消えたのか?
 議会で再置OKの後、内務省は激しい巻き返しを図りました。その一環として予算をネタに、飴とムチの行政指導もします。
 例えば鳥取での教育関係の動きが記録されています。当時の鳥取の中学生には、島根の中学生よりも高額の学費が求められていました。行政は「大変だろう?落としどころを話さないか?」と言って学費軽減を匂わせ、保護者を懐柔するのです。県令(今の県知事)に、当時の鳥取中学保護者の返答文が残っています。
『学費ハ生徒自ラ弁ス可キモノニシテ、官ニ依頼セルハ素ヨリ論ヲ俟ズ』 (学費は本来、自前で払うべきもので、役人の予算に依存して、教育を論ずるのは語るに足りない)
 このような、指導に対する毅然とした攻防が各所で行われたのです。
 鳥取県の再置という問題で、民主主義の最後の擁護者は議会でした。今や予算が惜しいから議員を減らせという論調もあります。議会は無視して住民が直接参加をという風潮もあります。
 マスコミ等に「民意尊重」という言葉が切り札のように使われます。しかし「法治国家」としての日本の仕組みを考え、地方自治を守ろうとするなら、「民意尊重とは何か?」と先ず問うべきではないでしょうか?
 「議会を通じての決定」「議会制民主主義」を守る事で、一度は抹殺されながら独立を勝ち取ったのが鳥取県の歴史です。

幹事報告
A)到着文書
 1)国際ロータリー第2690地区ガバナー伊藤文利様より
  2013−2014年度 ガバナー候補者について
  津山ロータリークラブ 森本信一会員の立候補の届け出があり、地区指名委員会においても承認されました。
 2)智頭ロータリークラブ様より
  「クラブ活動・運営計画書」をいただきました。
B)例会変更
 ●智頭ロータリークラブ
  2011/11/30 例会変更
  ビジター受付は定時定例会場にて
C)報告事項
 1)11月1日(火)はガバナー公式訪問です。
  写真撮影は例会終了後となります。宜しくお願いいたします。
 2)11月6日(日)は鳥取ローターアクトクラブ創立40周年記念式典です。10時開会式。14時30分終了予定。参加者があまり多くないとのことです。まだ間に合いますので、積極参加お願いいたします。
 3)わがクラブは一昨日の地区大会で「地区目標達成賞」を受賞し、盾をいただきました。
 4)2011年11月のロータリーレートは、1ドル=78円です。
 5)岡田克夫さん、前田清吉さんの名簿シールを配布しています。

委員会報告
◎出席率報告
 10月25日 会員54名中 欠席11名 79.63%
 10月11日 補正後   欠席7名 87.04%
◎出席表彰
 奥山育英さん(19年) 山根英和さん(4年) 
 湯浅浩司さん(1年)

ビジター   
 鳥取西RC  平野敏和さん

メークアップ   
10/22.10/23地区大会  
入江宏一さん 入江容子さん  植田哲朗さん
角脇篤彦さん 坂根 徹さん  笹野眞紀さん 霜村哲男さん 竹田達夫さん  田中和夫さん
田邉賢二さん 塚田 隆さん  西浦伸忠さん 
西川淳次さん 秦野諭示さん  原田克巳さん
牧浦繁雄さん 松下栄一郎さん 松長政幸さん 道上正さん 森下耀雄さん

スマイル報告 (本日10,500円 累計299,000円)
平野敏和さん(鳥取西RC) 今日はお世話になります。
松下栄一郎さん 地区大会でビールをお土産に持ち帰りました。
植田哲朗さん @先日クラブ総務のIDMでは角脇さん、牧浦さん、竹田さんのお話を聞き良い時を過ごさせて頂きました。A地区大会出席の皆さん御苦労様でした。坂根幹事、西川副幹事、山根さんお世話になりました。
坂根 徹さん 地区大会ご参加の皆様、大変ご苦労様でした。また御協力大変ありがとうございました。
クラブ総務委員会 先週IDMを行い、有意義で真剣な議論を行いました。お疲れさまでした。
宮崎正彦さん 創業記念日

卓話「地区大会の報告」
西川淳次さん
 10月23日(日)に倉吉未来中心で行われた地区大会は、午前に本会議T、午後は本会議U、金美齢さんの記念講演、そして懇親会がありました。
 午前の本会議Tは、参加クラブの紹介、祝辞、ご挨拶などが中心でしたが、国歌「君が代」斉唱の後、フィリピン、韓国、スリランカの国歌も流れ、国際色豊かな印象を受けました。
 午後3時から、金美齢さんの記念講演がありました。演題は「日本は世界で一番夢も希望もある国です」。金さんは台湾出身の方ですから、日本の良いところ悪いところにより敏感なのでしょう。結局、これから日本を良くするも悪くするも、努力しだいと言われたかったのではないかと思います。経済は一流と言われたのも昔の話のような気がします。より一層の努力・ハングリーさが必要なのだと改めて思いました。

松長政幸さん
 地区大会の小冊子が配られたと思いますので、参照して頂くこととして、昨年の地区大会と比較しながら、感想を述べたいと思います。
1.去年も雨でしたが、今年も雨でした。
2.去年の岡山に比べて狭い会場でした。我がクラブは3階席で、講演者が小さく見えるくらいでした。
3.和紙を使った作品を展示するなど、工夫された会場設営でした。
4.ガバナーの人柄の反映でしょうか、和やかな大会でした。
5.各クラブの会長がステージに登壇したのは良い試みでした。
6.パーティーの食事は、地元の食材が多く、工夫されていました。
7.RI会長代理の講演が非常に綿密で、通訳の方も丁寧に翻訳されていました。
8.金美齢さんは、日本における光と影、差別と区別の違い、教育におけるしつけやマナー、などについて話されました。
 来年は、10月27・28日、倉敷で開催されるそうです。

森下耀雄さん
1.記念講演について
  金さんは「日本は今のままで行けば間違いなくダメになる」と冷水をあびせられました。日本人は絶体絶命な状態になった時、素晴らしい力を発揮すると私は思っています。安岡正篤さんの「どうにもこうにもぺしゃんこになってしまった時は、そこでへこたれず、必ず元気があった初心をたずねよ。そうすれば新しくまた出直すことができる」という言葉もあります。
2.懇親会の食事について
  食事が箱詰めになっていて、そのまま持ち帰れたのはよかった。
3.ホテルについて
  倉吉のホテルに前泊して大会に臨みました。 ただ、ホテルの部屋のつくりが想像したものとは違っていて、とんだ苦労をしてしまいました。
4.ローターアクトクラブ創立40周年記念式典
 メンバーがよく頑張っています。式典に参加いただくよう再度のお願いを申しあげます。
(担当:早川慶子)