No.21

本日の例会
2011年11月29日(火) 第2492回
◆唱歌 たきび
 (ストレッチ)
◆献立 和食
◆委員会事項 出席表彰
◆卓話 牧浦繁雄さん
    笹野眞紀さん

次週の例会
2011年12月6日(火) 第2493回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立
 100万ドルミール
◆委員会事項
 誕生日御祝
◆年次総会

※例会後、定例理事会及び次年度理事会1階「梨花の間」

先 週 の 例 会
2011年11月22日(火)
会長挨拶
 日本のマスコミを見ていると、アラブやアフリカには「長老」と言う名の権威者が居ると連想できます。イランのホメイニさんのような長いヒゲで、宗教的な人が思い浮かびます。「長老支配」「部族社会」と言えば非民主的に思えます。しかし、実際の「長老」の姿は、ちょっと異なります。
 世襲ではないが、伝統的な複数の家柄から選ばれ、話し合って円満に決まる。村人の相談にのり、村の総ごとを主宰し、外との折衝や、普段と違う事が起きた時の判断も任される。
 貧乏な国の行政は、税金をとるだけで、福祉のお金は出ません。そこでは、日本なら行政がする福祉を、江戸時代のように、相互扶助や自治管理としてボランティアでしています。
 「長老」は嘘ではないが誤解を招く言葉。落語の「ご隠居さん」と言えば一番誤解が少ない。各村の「ご隠居さん」が集まって地域の 「ご隠居さん」を選び、さらに広域の代表を選び、最後は部族で1人の「ご隠居さん」が選ばれる。これが「長老支配」と呼ばれているものです。
幹事報告
A)到着文書
 1)カルヤン・バネルジー 2011-12年度RI
   会長様より
   第103回ロータリー国際大会のご案内
   2012年5/6〜5/9、タイ・バンコクで開催
 2)倉吉東ロータリークラブより
   クラブ活動・運営計画書並びに週報

B)例会変更
 ・鳥取西RC  2011/12/16 夜間例会
  ビジター受付は、定刻定例会場にて
 ・倉吉中央RC 2011/12/14 夜間例会
  ビジター受付は、定刻事務局にて

C)報告事項
 1)2011年12月のロータリーレートは、
   1ドル=78円です。

委員会報告
◎出席率報告
 11月22日 会員54名中 欠席16名 70.37%
 11月8日 補正後 欠席12名 77.78%
 11月1日 補正後 欠席9名 83.33%
メークアップ
 11/18 鳥取西RC 田中紀章さん

スマイル報告 (本日4,000円 累計356,000円)
松下栄一郎さん 指名委員会も終わり、安堵しました。
坂根 徹さん 大石所長様、本日はようこそお出で頂きました。卓話を楽しみにしています。よろしくお願い致します。
坂野経三郎さん 大石先生の卓話を楽しみにしておりましたが、所用の為失礼してしまうことが残念です。
前田清介さん 結婚記念日

卓話
「最近の金融経済情勢について」
日本銀行鳥取事務所 所長 大石正人氏
 さる3月11日の東日本大震災では、震災そのものの被害(特に社会インフラのダメージ)が大規模かつ広範囲にわたったうえに、原発事故やその余波により、夏場の電力不足の影響が加わり、企業活動(特に物流や製造業のサプライチェーン)に広範囲かつ深刻な波及が及びました。経済主体のマインドも先行き不透明感から慎重化しました。足許までの動きをみても、3月から夏場にかけて大幅に悪化する指標が相次ぎました。その後、「現場」での創意工夫と相まって、応急対応も含め予定通りないしやや前倒しで復旧が進み、概ね震災前の水準を回復し、今後は従来の回復軌道に戻っていく段階にあります。

 今後日本経済は、復興需要と従来から拡大を続けている海外需要とに支えられる形で、次第に持続的な成長経路に復帰していくとみています。それをしっかり支えるためにも、日本経済が直面している懸案事項、即ち、長いデフレからの脱却、生産年齢人口の減少への対応や財政バランスの回復に本腰で取り組む必要があります。また厳しい国際競争の中で、グローバル需要をいかにうまく取り込むかもポイントです。この間、欧州ソブリン問題などに起因した国際金融市場の動向からも目を離せない状況です。

 この間、日本銀行としては、震災への対応として金融調節面はもちろんのこと、決済サービス面でも民間金融機関と連携しながら、復旧から復興への動きを「いつも通り」の中央銀行サービスを提供し続けることできちんと支えて来ました。強力な金融緩和の推進、金融市場の安定確保、成長基盤強化の支援という3措置を通じた、物価安定下での政策運営により、今後とも中央銀行としての貢献を粘り強く続けていく方針です。
(担当 秦野諭示)