No.27
本日の例会
2012年1月24日(火) 第2498回
◆ロータリーソング 
 鳥取北RCの歌
◆献立 和食
◆委員会事項 
 創業記念日等御祝
◆卓話
 鳥取市企画推進部
 文化芸術推進課
   西村朋之 氏

次週の例会
2012年1月31日(火) 第2499回
◆唱歌 雪
◆献立 洋食
◆委員会事項 
 出席表彰
◆卓話
 前ANA成田空港支店副支店長 
    山脇彰子 氏

先 週 の 例 会
2012年1月17日(火)
会長挨拶
 今日は、阪神大震災の起こった日です。大災害では神仏も居ないものかと思うこともあります。
 若い頃に「天上に神は居ない」と感じたことがありました。
 21歳で、一人で冬山に登った時のことです。標高が高く、天気が好いと空が澄みます。斜め上に見える空は、吸い込まれるような青空でしたが、真上を仰いだら、真昼なのに空が漆黒に見えました。吸い込まれそうな黒い色にショックを受け、しばらく心臓がどきどきしました。標高が高く、空気が澄んでいたので、宇宙がぼんやり見えたのでしょうか。宇宙の闇を感じた…気がしました。
 この時から、私にとっての「天」の実感は、恐ろしいものに変わってしまいました。「宇宙は生命体の想いなどは歯牙にもかけないに違いない」と思うようになりました。
 宇宙飛行士は、どのように宇宙を見たのでしょうか。宇宙から見た地球や、宇宙に浮かぶ遊泳中の人間など、地球や、地球から生まれた仲間の話ばかりが報道されます。地球と反対側の暗闇をどう見たかは、あまり報道されません。多分、宇宙や天に神はおらず、私たちが求めるような神は、天ではなく地上にだけ居るのだと思います。
 ロータリー理念の中には、キリスト教的な神の愛が見えます。しかしそのような愛は、天上の神でなく地上の神、広い世界ではなく身近な故郷を大切にする中で、始めて存在し得るのでしょう。

幹事報告 
A)到着文書
 1)ガバナーエレクト事務所より
  ・PETSのご案内
   2012/3/3(土)〜3/4(日)倉敷アイビースクエア
 2)ロータリー米山記念奨学会
  ・ハイライトよねやま142号
 3)鳥取大学より
  ・メキシコ海外実践教育プログラム成果報告会開催について
B)例会変更
  なし
C)報告事項
 1)2/7(火)は午後6時よりホテルモナークにて、創立51周年記念・例会2500回記念祝賀会を行います。
 2)2/21(火)は、午後12時半よりホテルニューオータニにて、創立51周年記念例会を行います。
   記念卓話は平井伸治 鳥取県知事です。
 3)3/15(木)は5RC合同例会です。
   3/13(火)の例会は、お休みとなります。
 4)田中和志さんの所属委員会はクラブ運営委員会となります。

委員会報告
◎出席率報告
 01月17日 会員55名中 欠席13名 76.36%
 12月20日 補正後   欠席08名 85.19%
 12月13日 補正後   欠席10名 81.48%
◎誕生日御祝
 田中 彰さん 古川郁夫さん 乾 康彦さん  西浦伸忠さん 山根英和さん 田村文男さん  湯浅浩司さん
◎結婚記念日等御祝
 坂野経三郎さん 高吉慎一さん
メークアップ
 1/16 鳥取中央RC 山根敏男さん

スマイル報告 (本日24,000円 累計501,000円)
松下栄一郎さん 久しぶりの青空です。
坂根 徹さん いよいよ本格的な受験シーズン到来です。本日は鳥大附中の入試です。環境大は志願者が初の1000人越えだそうで、御同慶の至りです。
田邉賢二さん 明けましておめでとうございます。時期遅れで失礼ですが、新年の御挨拶を申し上げます。先週は、日華親善の為訪台し、烏山頭水庫(うざんとうダム)を訪れ、八田興一の業績を視察してきました。
入江宏一さん 辰年です。人生最後の年男になるでしょう。
松田恭子さん みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
笹野眞紀さん 昨年は色々とお世話になりました。本年もよろしくお願いします。
田中英教さん 阪神大震災から17年、東日本大災害の記憶が薄れる日はいつ来るのか?
田中 彰さん
古川郁夫さん  誕生日
田村文男さん  
高吉慎一さん  結婚記念日等
坂野経三郎さん
山本潤一さん  創業記念日等

卓話
「高齢化社会に向けて 〜問題点と解決法?〜」
田中 彰さん
<高齢化の進展>             
 ・未曾有の超高齢化社会へ突入
 ・世界一の長寿 
 ・高齢人口の増加
 ・高齢化率↑
<急速な日本の高齢化の解決方法は?> 
 1)介護保険制度:
   H12年施行⇒ 「家族で看るから社会で看る⇒!?」
   いつのまにか「自助⇒共助⇒公助」? 
   高齢者単独世帯↑⇒本当は誰が看る?
   「介護保険は熱気球」(飛び続けるには軽くしないと・・・) 
   ⇒介護保険(国、自治体)の役割低下
   ⇒民間事業の依存への方向転換
   ⇒再びPPK(ぴんぴんころり)を考えることが必要
 2)「地域包括ケアシステム」:「スエーデンモデル」を目指して在宅へ転換
   国の財政危機⇒介護保険の役割を縮小
   ⇒民間の努力とリスク負担によるサービス提供への転換
   住み慣れた家での生活をするための5項目のサービスの整備
  ○亡くなる場所:自宅死亡13%(病院80%)を、スエーデンモデルの自宅死亡(51%)にするための整備が果たして可能なのか??

「徳島県上勝町訪問記」 
野田英明さん
 「葉っぱの町」としてNHKで紹介された上勝町を訪れる機会をえた。この町はほとんどが、山間地であり、その面積は約11平方Km、人口は1,911(男912、女999)人であり、65歳以上の人口は923人(高齢化率49.3%)に達している。わが国における数十年先の高齢化率を先取りしている町である。こうした地域では、限界集落とか、地域崩壊といった言葉で表現されるように、生活基盤が失われ、ここに住む人々を危機に陥れる恐れがある。こうした危機を回避し町を活性化するために上勝町が採ってきた方策の一部を紹介したい。その一つとして、「つまものビジネス」=「葉っぱビジネス」が1987年にスタートした。山にある葉っぱを集めて高級料亭に卸す−今や全国的に知名度の高い「いろどり事業」。高齢者がパソコンやスマートフォンを使いこなしている点でも注目度は高い。こうした「葉っぱビジネス」で取り扱っている葉っぱは320種類である。なぜこんなものが売れるかというと、都市部には季節感が無いということである。都市部の人々に食事をしながらこういった季節感を楽しんで頂くためである。さらに、農林業に経験豊富な高齢者(生産者)と情報処理に精通し本社機能を担う若者との分業化を図るとともに、それらの協力によって消費者(料亭等)のニーズに適した商品を供給するというシステムを確立し、高齢者のやる気と若者の定住を促すという活性化策に成功している。
(担当 秦野諭示)