No.19

本日の例会
2012年11月13日(火) 第2536回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 和食
◆移動夜間例会  
「明石家」18:30から
・鳥取駅南フコク生命前  17:25出発

次週の例会
2012年11月20日(火) 第2537回
◆ロータリーソング  鳥取北RCの歌
◆献立 洋食
◆委員会事項  
結婚記念日等御祝  
創業記念日等御祝
◆卓話 
田中英教さん    
松田恭子さん

先 週 の 例 会
2012年11月6日(火)

会長挨拶  
東京都知事選挙の話題がマスコミを賑わしております。どうも筆頭副知事の猪瀬直樹さんが候補の第一人者のような報道ですが、どうなるでしょうか。  
私と猪瀬さんの出会いは、1987年の鳥取JCと鳥取市の主催、長野県豊田村の共催で開催した「日本のふるさと音楽会」が始めでした。私が「岡野貞一」の調査をしていたものですから、NHKの「月刊ウイークス」の方とお会いすることになりました。「月刊ウイークス」の副編集長と、そこで初めて「猪瀬直樹事務所」の女性スタッフと会うことになったわけです。  
「猪瀬直樹」さんを全く知らなかった私としては軽い気持ちでお会いしたわけですが、本を構想中なので協力してほしいとのこと。こちらとしては「岡野貞一」のイメージアップにつながると思い快諾。著名なノンフィクション作家とも知らず、交流が始まったのです。実際お会いしても生意気な「あんちゃん」程度の認識しかなくて、こちらも生意気に思われたのかもしれません。何も知らんという事は恐ろしいことです。  
今日のとこは、それ以上詳しい内容には入りませんが、本を書くことについて感じたことを紹介しておきます。  
猪瀬直樹さんは、常に何冊かの本を執筆なり構想が同時進行しています。彼の頭の中がスタートで、その下にアンカーマンがいて、直接実地調査をするデーターマンがいます。その時のアンカーマンは当時東大大学院在籍の学生で、「桐」を自由に扱いデーター集積や整理をします。データーマンは2人いて、そのうち1人は後に週刊誌に連載を載せ本を出版した作家の卵でした。  
1人で書く人もいれば、多くのスタッフを抱えて本を書く人もいます。どちらにしても、昼と夜が逆転をした生活をしているという事を猪瀬さん本人が言われていたのを、今でも思い出します。  
意外とワンマンのように見えて、結構人を使い慣れている方かもしれません。どうなるのか興味津々というところです。

坂野さんへお子様の誕生祝いを贈りました。

幹事報告
A)到着文書  
1)ガバナー事務所   
・地区大会の礼状   
・地区大会ダイジェスト放送予定の案内    
日本海ケーブルネットワーク    11/17(土)、11/18(日)、11/25(日)  
2)パラリンピック招致ご協力のお願い   
バッジとリーフレットの配布がございます。
B)例会変更  
・倉吉ロータリークラブ   
2012年11月27日(火)会場変更  
・倉吉中央ロータリークラブ   
2012年11月28日(水)夜間例会   
ビジター受付 定刻事務局にて
C)報告事項  
・ガバナー月新5号に当クラブが掲載されています。必要な方は机の上の月新をお持ち帰りください。  
・次週は明石家さんです。送迎バスをご利用の方は鳥取駅南を17:25出発致します。  
・例会終了後、理事会がございます。

鳥取ローターアクト宮下会計より例会の報告がありました

委員会報告
◎出席率報告  
11月6日 会員52名中 欠席9名 82.89%  
10月23日 補正後   欠席8名 84.62%
◎誕生日御祝  
野田英明さん 入江容子さん 秦野諭示さん  田中紀章さん 田中和志さん 
◎クラブ運営委員会(西川さん)より  
次週の送迎バスは、鳥取駅南フコク生命前を17:25出発します。産業会館前と日本海テレビ前に止まります。宜しくお願い致します。

ビジター  
鳥取RC 岡嶋公則さん
*スマイル報告(当日7,000円 累計227,500円)
岡嶋公則さん(鳥取RC)お世話になります。
植田哲朗さん 穏やかな11月をむかえました。ロータリーの地区大会も終わり、後半戦へ向けてのエネルギー補強の月です。来週は明石家さんで食事を楽しみたいと思います。
千金周一さん 今月はクラブ奉仕、クラブ総務、SAAのIDМが行われます。また、年忘れ家族会も近いのでクラブ運営委員会も忙しいと思います。皆様頑張っていきましょう。
田村博信さん 本日はごゆっくりお楽しみください。
乾 康彦さん ガイナーレに頑張ってほしいので、11月12日バードスタジアムのセミナーでお話しします。よかったらご参加ください。
*四大御祝(当日8,000円 累計110,000円) 
入江容子さん
田中紀章さん 誕生日
野田英明さん
福石幸生さん 創業記念日等
*ワンコインスマイル(当日0円 累計37,477円)

卓話
「名取市閖上の津波被害」           
田中 彰さん
1)住民1万人のうち千人が死亡  
津波が来たのは地震から一時間後。地域の緊急通報システムはすぐダウンし何らの警報も伝えられなかった。  
このため、地域の人には津波に対する現実のものとしての警戒観は少なく、家族を助けに津波(海岸)方向に走った人も多かった。  
いったん平地に津波が入ったら海側だけでなく3方向から囲まれ逃げる場所は前方だけだった。
2)平地に安全な避難所はなかった  
高速道路が津波の防波堤となり、高速道路でようやく津波が止まった。  
松林の松の上を越えて見えた巨大な津波。  
普段の予測では1?3mと言われていたが、実際は7m以上。  
避難場所とされてた日和山の頂上には、流されてきた家の屋根が乗っていた。  
後日その丘の上に嘗ての津波記念碑が見つかった。  
津波は引き波の被害も大きい⇒多くの人が沖にさらわれて死んだ、案内の商工会職員のお婆さんは数ヵ月後に沖合で、お爺さんは1年後に千葉県で発見された。  
高速道路分ける明暗 
西側は緑に稲が育っているが東側は茶色の荒野
3)犠牲者
・住民 ・卒業式が終わり帰宅させたばかりに中学の14名が死亡
・地域の要介護者の心配をした民生委員
・消防団で海岸に警戒、水門を閉めに行った人、警察
4)当時と現在の様子
当時:津波情報が全くなかった→避難の混乱(閖上中学体育館→校舎へ)
現在:市民には家を撤去せよと言いながら市長の家は残っている 壊れた商店のたてものを撤去しないのは宣伝のため??との悪口 ⇒助け合っていたコミュニティーは崩壊し、人の心は荒んだ 名取の市民意識調査 ・危機意識の欠如→105名中34名津波は来ないと思っていた ・避難場所の丘も水没
5)死亡者は3カテゴリ−
要援護者高齢者、職責を全うした人、避難意識が希薄だった人が犠牲になった
6)高齢者施設の明暗 特養2施設 津波により内部は全壊→閉鎖 1施設では死者20名、 他方は死亡0名 理由 
@津波訓練をしていた
Aとにかく全ての車に乗せるだけの入所者を載せて脱出。絶対に戻らない引き返さない。一度だけの脱出 *基本的には避難はできないとの意見もあった 
7)教訓 「津波はてんで(ん)こ」親も子もない、自分で逃げる 「津波は2度見たら助からない」津波を見て逃げるときは振り返らない戻らない。戻ったものは死ぬ
8)将来の見通しと課題
・街の再生は可能か。
・住めない街(2重の堤防で囲む+高速道路より東は居住禁止)、再住希望者は高齢者
・住民の絆の崩壊 記念館と子どもによる粘土人形による津波の表現化(箱庭療法に近い??) 言語表現能力に乏しい子どもでの漠たる不安を表現させて乗り越える
・仮設店舗:仮設商店のなかの市長の店 鳥取と変わらぬ政治家の特権? 

『福島はもっと酷い!』遺体を探しにも片づけにも入れないし、帰れない。将来がない。              
(担当 本家勇子)