No.33

本日の例会
2013年3月5日(火) 第2550回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆卓話  
西浦伸忠さん  
古川郁夫さん
※例会後 定例理事会1F「梨花の間」

次週の例会
2013年3月12日(火) 第2551回
◆ロータリーソング 我等の生業
◆献立 和食
◆委員会事項  
結婚記念日等御祝
◆卓話  早川慶子さん

先 週 の 例 会
2013年2月26日(火)
会長挨拶  
本日の卓話は学生人材バンクの中川玄洋様です。本年度の「キラリ一番星アワード」のわがクラブの推薦団体でもありました。結果は残念ではありましたが、今日は卓話を頂きたいと思います。  
さて2月は大変忙しい季節となりました。勤労学生の表彰式、5クラブ合同例会です。担当の委員会の皆様には本当に御苦労さまでした。それぞれ高い評価を頂いており地区の言う「公共イメージの向上」に寄与したのではと思います。  
今日は古川副会長がご欠席ですので詳しいことは申し上げられませんが、R財団事業の実施に向けて申請の準備を致しております。具体的には理事会でご紹介した結果をお話しますと、鳥取市を含めて何れかの団体へ砂丘に乗り入れができる車椅子を贈るよう考えており、いつ、どこへ、どんな方法で贈るのかを検討しております。締め切りが3月31日なので準備は進めてはいますが、事業実施は古川年度の9、10月頃になるのではと思います。決まり次第古川副会長より報告して頂きます。  
ようやく事業も決まってきました。年度当初より毎月月末例会で「1コインスマイル」を頂き財源を確保して参りました。予定通りの金額にはなっており、最低限の事業はできることになりそうです。皆様には感謝申し上げます。来年度は第1グループガバナー補佐を出す年度で、とりあえず恰好はつけることができそうです。  
今日は月末例会です。皆様方には改めて「1コインスマイル」をお願いしてご挨拶といたします。

幹事報告
A)到着文書  
1)国際ロータリー日本事務局   
・ロータリーを語る詐欺メールについて   
・3月のロータリーレート 1$92円  
2)鳥取研未来作り推進協議会   
平成25年度地域作り関係助成事業について  
3)鳥取大学 風紋36号  
4)岡山RC 週報

B)例会変更 なし
C)連絡事項  
・地区大会ダイジェストDVDおよびCDを配布 委員会報告

◎出席率報告  
2月26日 会員51名中 欠席7名 86.27%   
2月5日 補正後   欠席7名 86.27%  
2月12日 補正後   欠席13名 72.55%
◎創業記念日御祝  田中英教さん
◎出席表彰  
入江宏一さん(46年) 牧浦繁雄さん(36年)  笹野眞紀さん(13年) 千金周一さん(13年)  
山本潤一さん(13年) 田村文男さん(3年)  塚田 隆さん(3年)

メークアップ  
2/21 鳥取RC      田村博信さん 香月三郎さん  
2/22 鳥取西RC      田村博信さん  
2/25 鳥取中央RC      田中和夫さん 秦野諭示さん  
     田村博信さん 松下栄一郎さん

*スマイル報告(本日39,000円 累計468,500円)
高知北ロータリークラブ 本日はお世話になります。(2/19分)
鳥取RAC原田会長 本日はお招き有難うございます。(2/19分)
植田哲朗さん @中川玄洋様、本日の卓話よろしくお願いします。A先日の勤労学生表彰式、5クラブ合同例会はご苦労様でした。担当の委員会の皆さんには感謝を申し上げます。
千金周一さん @本日の卓話、学生人材バンクの中川さん宜しくお願いします。A先週の5クラブ合同例会、スタッフの皆様お疲れ様でした。また、最高のオーディエンスにメンバー一同感謝しています。
松長政幸さん 5RC合同例会ご苦労様でした。翌日の高知北ロータリークラブをご接待いただいた植田会長、霜村さん、森本正行さん、森下さん、入江容子さん、本家さん、笹野さん、有難うございました。
田邉賢二さん 早川先生、今朝いただきました。大変ありがとうございました。
道上正?さん 玄洋さん今日は卓話を楽しみにしています。
福石幸生さん 先週は、皆様に応援していただき、無事、演奏を終えることが出来ました。ありがとうございました。
笹野眞紀さん 先日の5ロータリークラブ合同例会お疲れ様でした。2次会のご利用もありがとうございました。
田中英教さん 先々週分のメークアップの期限切れで、申し訳なし。
山根京子さん 合同例会では綺麗なお花を有難うございました。
早退 2件

*四大御祝(本日22,000円 累計228,000円)  
牧浦繁雄さん 千金周一さん
塚田 隆さん 田村文男さん 出席表彰
笹野眞紀さん 入江宏一さん
山本潤一さん
田中英教さん 創業記念日等
森本美明さん 誕生日
山本 潔さん
森本美明さん 結婚記念日等

*ワンコインスマイル(本日9,116円 累計76,340円) 

卓話  
特定非営利活動法人、  学生人材バンク代表:中川玄洋氏  
まず最初、中川さんの略歴紹介がありました。鳥取大学連合大学院農学研究科を平成12年に修了後、平成14年に学生人材バンクを設立、代表に就任、その後、平成17年から鳥取県のボランティア・コーディネーターや鳥大工学部のものづくりセンターの特任教員、鳥取県文化振興財団評議委員を務めて現在に至っている。  
学生人材バンクの主な活動の紹介:大学生は勉学のみならず、大学生活において学生相互の交流や地域の人々と連携した活動が必要であり、またこうした交流によって大学生が人間として成長するはずであって、こうした活動を支援する目的で当バンクが設立されたものである。学生人材バンク(学生JB)はメールを活用して、学生相互、地域におけるボランティアへの参加等の派遣申し込みを仲介するとともに、学生JBのスタッフもこうした活動に一緒に参加します。平成25年2月現在、メール登録者は2,000名であり、鳥取の大学生(鳥取大学および鳥取環境大学)の約30%が登録者です。一方、学生スタッフはプロジェクト数によって若干変わりますが、現在約30名(アルバイト学生を含む)であり、OBスタッフは延べ約60名に達しています。その結果、従来年間延500人のボランティア・メンバーが主に農業関連の活動に参加してきました。  学生JBの活動拠点は鳥取大学近くの湖山街道、鳥商高校前に面した「鳥取情報市場」(かまどやの隣)にあり、学生の進路や学生活動、就職、卒業論文等の話を聞き、相談にのっています。  
鳥取情報市場では、学生や地域の人々とはメールを活用して情報を交換し、例えば、地域からボランティアの派遣申し込みがあれば、登録学生にメール配信により参加者を募り、ボランティアを派遣します。前述したように、学生JBのスタッフも一緒に参加します。2002年〜2012年の間、活動した地域は、ほぼ鳥取県全域に及んでいます。(図★参照)。  
つぎに、現在まで活動しているいくつかの実例を具体的に示します。
a)農村16きっぷプロジェクト:このプロジェクトは4つの分野に大別される。すなわち、
(1)ボランティア作業:主として農業用水路の清掃活動です。
(2)自主イベント:学生JBが自主的に企画立案した計画を実行する。
(3)広報誌の発行:定期的に情報紙を発行するとともに、インターネットを通じて学生JBのホームページを作成、掲載する。
(4)学生からの相談を聞き取り、相談内容についてアドバイスをする。  である。また、農村体験交流で重要な要素は都会の学生に鳥取の大学生が加わり田舎を実体験することである。
b) 田舎応援戦隊「三徳レンジャー」  これは地域活動の一環として、地域を限定して米作りから販売までの一連の活動を行なう。
c) 地域で仕事を、若者を地域へ!  
鳥取大学の学生の80%は県外出身者であり、卒業後、これらの若者が、この地域に残存するためには、この地域で仕事があるか?という大きな問題に突き当たる。学生JBでは農業関連の事業や農作物の活用、中山間地における「空き家」の利用等を目標にして、農山村ボランティア事務局を2004年に立ち上げ、農山村ボランティアからの発展を図った。すなわち、農村交流会(2004〜)や神馬移住(2008)→農家民宿(2010)、三徳レンジャー(2009)、日野移住(2009〜)、農拡機動隊(2011)等の活動を通じて仕事の場を提供してきた。こうして得られた経験は「続けることで広がってきた可能性」である。これらを纏めると表のようである。
提供作業 労働力 企画力 1〜2年目 ボランティア作業 話を伺う 3〜4年目 お祭りの手伝い 農村体験 企画調整 5年目 企画労働 空き家活用 こうした活動が地域の人々の信頼を得、次の発展に繋がった。
d)日野町楽園モデル  鳥取大学出身の高田昭徳さんがI-ターンして日野町へ、ここで農業を志す。それをサポートしているのが、高校教師を務めた後、地域の農業や、コミュニティ・ビジネスの仕掛け人の小谷博徳さん(日野町出身)。学生JBを中心に日野町役場と連携して高田さんが学生JBと情報を共有・相談しながら、かつ小谷さんの指導・補助を受けて、「農業をしたかったら日野に来い!」と若者の紹介・募集を行ない、仲間を求める活動を展開中。
次の10年を目指して(全国know村サミット)
◎先行する人材の育成が重要、
◎家族も「楽しい」を共有できる仕事、
◎地域の大人のサポート(人を紹介する、仕事を紹介する、学生を便利屋にしない、生存確認(ご飯を食べさせる))
◎学生側も、現場に赴くフットワーク
◎スキルを会得して仕事を ◎人が集まり、繋がり新しい動きを創る、などである。
(担当 野田英明)