No.41

本日の例会
2013年5月7日(火)第2558回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆卓話  
地区協議会の報告
山根敏男さん
※例会後 定例理事会1階「梨花の間」

次週の例会
2013年5月14日(火) 第2559回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 和食
◆委員会事項  結婚記念日御祝等
◆卓話  
野田英明さん

前 回 の 例 会
2013年4月23日(火)

会長挨拶  
石破自民党幹事長のテレビ会談の紹介に続き、今日の挨拶が始まりました。  
ようやく鳥取駅前の太平線の大屋根の外観が見えてきました。7月7日の落成まであと少しです。  
この事業は、平成19年4月に始まった「鳥取市中心市街地活性化協議会」発足後、平成21年3月に「鳥取駅周辺地区の活性化構想」、平成22年3月より「鳥取駅前太平線再生プロジェクト検討委員会」で具体的に検討が始まったものです。 その後平成23年2月から沿線関係者の委員会が始まり出席をいたしました。当初は鳥取の気象を考えるとアーケードを外すことに抵抗を感じたのですが、色々検討をする中で賛成に至りました。この事業は総事業費12.8億円で主に合併特例債を利用しています。沿線商店街としては@自ら変化をしていくことに挑戦するA鳥取市と協働することで今後発生するアーケードの補修費等考えた時、今がアーケードの撤去のチャンスだと思ったことで積極的に事業に乗ることにしました。  
カッコよく言えば、旧態然とした何も変化のない商店街は衰退するしかない、との信念から変革を求めたというところでしょうか。鳥取大丸側には大きなシェルターが出来ます。大丸も外観の補修を始められました。屋根のない私の小さな店の前にも大きな歩道が出現しました。数年前の駐車禁止から始まり、リーマン等で売り上げの減少に歯止めのかからないエリアですが、見方を変えるとガラッと変わることに大きなワクワク感もあります。大方の方は何も変わらないよと言われるのですが、これからどうなっていくのか変化を見てみようかと思っています。  
当事者でもない何もしようとしない人が邪魔をするのは世の常、その間にこちらは黙って一歩一歩着実に前進するのも悪くはないなと思っております。  最後に、4月末で田中和志さんの退会(転勤の ため)の報告がありました。

田中和志さんの退任挨拶:  詳細は割愛

幹事報告
A)到着文書  なし
B)例会変更  
・鳥取RC   
2013.5.2(木)休会 ビジター受付なし  
・米子南RC   
2013.5.20(月)移動例会  ビジター受付 定刻定例会場

C)報告事項  
・新会員 松本啓介さんの公示終わり   4/26(金)インフォメーション  
・次週4/30(火)は休会です  
・4/28(日)地区協議会に出席の方はお忘れなく  
・5月のロータリーレート 1$98円  
・運営計画書 原稿締め切り 5/7(火) 委員会報告

◎出席率報告  
4月23日 会員50名中 欠席9名 82.00%  
4月9日 補正後   欠席11名 77.55%
◎出席表彰  
竹田達夫さん(43年)坂根 徹さん(14年)  田中 彰さん(13年)入江容子さん(7年)  乾 康彦さん(7年)宮ア正彦さん(5年)

◎職場訪問に関する報告  
5/7(火) 例会後予定 

◎ゴルフ同好会  
植田会長杯 
5/26(日)湖山コース        6/2(日)白兎コース

メークアップ  4/22 鳥取中央RC 田中英教さん       

*スマイル報告(本日12,000円 累計541,500円)
植田哲朗さん 田中和志さんの転勤は非常に残念ですが、仕方ありません。今後のご活躍をお祈りしています。今後はフェイスブックの方で楽しくお話したいと思います。
千金周一さん 田中和志さんの退会残念です。バンドで歌ってもらうのを楽しみにしていたのに…。
田中和志さん 5月1日付けで東京に転勤することになりました。1年4カ月だけでしたが、大変お世話になりました。上京された時は是非声を掛けてください。
入江容子さん 久しぶりの卓話です。いささか緊張しています。
森本美明さん ちょっとだけ良いことがありました。
坂野経三郎さん 長男 真太郎が肺炎になり、父の私の方がアタフタアタフタしています。
早退 2件
*四大御祝(本日12,000円 累計302,000円) 
入江容子さん
田中 彰さん
竹田達夫さん 出席表彰
坂根 徹さん
乾 康彦さん  
坂根 徹さん 創業記念日等
*ワンコインスマイル(本日0円 累計86,377円) 

卓話
「旅いろいろ」           入江容子さん  
私の旅は、友達とツアーに参加することであり、すでに11年も続いています。旅では、いつも何らかの事件に遭遇していますが、そのほとんどの原因が私にあります。数年前、サアーズが大流行した時の出来事です。毎日のニュースでスペインでは患者が増えている時、メキシコからスペインに飛ぶことを決めました。ただ、出発2週間ほど前に風邪をひいてしまい、医者の治療を受けたのですが、一向によくならず、出発の日を迎えてしまいました。熱がなかったので、とりあえず出発しました。ところが、飛行機の中でだんだん調子が悪くなり、何も食べられなくなりました。バルセロナに到着したのですが、空港はいつもと変わらず、マスクを付けた一団は日本人の我々だけでした。翌日、私はバルセロナ観光にはいかず、一日ホテルで休んでいました。しかし熱が出てきたので、ホテルに頼んで医者を呼んでもらい、4時頃やっと医者が来てくれ、注射と薬の処方をしてくれました。その医者は帰り際に、日本から持参した薬は服用しないようにすること、24時間後には治ると言われました。翌日は移動日、朝4時過ぎに起床、出発の準備をしたのですが、体が軽くなっており、あのえらさは何だったのかとびっくりしてしまいました。今までにない初めての経験でした。  
バルセロナ空港からアンダルシアのマラガに飛び、マラガからバスでヨーロッパの避暑地であるコスタ・デル・ソル(太陽海岸)を通り、ジブラルタルに向かいました。ジブラルタルは英国領のため、入国にはパスポートが必要です。われわれの仲間の一人がパスポートをスラれたため、彼女はジブラルタル領内に入れず、やむなく検問のところで皆が返ってくるのを待っていました。  
大きな岩山が一つあるジブラルタルは地中海を挟んでアフリカ大陸に一番近いところです。その日は大西洋側から強い風が吹いていたためアフリカ大陸モロッコ・セウナの街の家並みまで見え、その近さに驚かされました。  
セルビアでは色々なハプニングが起こりました。観光のため、朝ホテルを出発する際、ツアー仲間の御夫婦とエレベーターで一緒になり、皆さんと一緒に観光に行くところでした。歩きながらその御夫婦の奥さんが鞄のファスナーが開いていると言われ、財布は大丈夫ですかと尋ねると、「あっない」と言われ見事にスラれていました。エレベーターの中には、御夫婦と私達二人それに外国人の男性が2、3人だったと思うのですが、エレベーターの中でスラれたようです。全く気が付きませんでした。それ以後その奥さんはご主人から財布をもたせてもらえず、大変気毒でした。

「梨の雑学」           田村文男さん  
本日は、私の本業のナシの育種や植物生理の副産物として得た雑学についてご紹介いたします。いわゆる文系ネタです。まず手始めにナシという言葉から考察してみます。ヨーロッパ言語の中で、スペイン語(Pera)、フランス語(Poire)、英語(Pear)ではナシをPで始まる単語で表します。これはラテン語のPirumやPyrus(ナシ)に由来しています。ところがドイツ語では(Birne)Bで始まる単語になり、趣が異なります。ラテン語に影響を受けた言語とそうではない言語に残るナシという言葉の違いです。一方日本語のナシは「なかしろ(中が白い)」あるいは「なかす(中が酸っぱい)」に由来すると言われています。漢字の梨は鋭いという表意とリという表音に由来しています。  
次にナシの文学についてご紹介いたします。中国では、長恨歌の一節に、楊貴妃が泣く姿をナシの花が春雨に濡れる様子に模した描写があります。一方、日本では日本書紀に持統天皇がナシを植えよという詔を発したとの記述があります。また、清少納言は、枕草子に濃いも薄きも紅梅の項をしたため、その中にナシの花はどうということもない花と断じていますが、その直後に、先の長恨歌を引用して「そう言われてみれば、なるほど綺麗かな?」と述べています。  
私の見解としては、ナシの花のにおいが、すこし艶かしいから、東アジアで文芸の中での扱いが異なるのかと考察しています。
(担当 野田英明)