No.43
本日の例会
2013年5月21日(火) 第2560回
◆ロータリーソング 鳥取北RCの歌
◆献立 洋食
◆委員会事項 創業記念日御祝等
◆卓話
(株)タシマボーリング 代表取締役社長 田島大介 氏
※例会後 次年度理事会 例会場にて
次週の例会
2013年5月28日(火) 第2561回
◆唱歌 こいのぼり
◆献立 和食
◆委員会事項 出席表彰
◆委員長・担当リーダー退任挨拶
先 週 の 例 会
2013年5月14日(火)
会長挨拶 本
日は特別会計のお話をします。
「特別会計は周年事業に使うもの」と言われており、一般会計への繰り入れは目的外利用ではないかという思いから今年度の会計は始まりました。役員会でお話をし、結果として繰り入れ額と同程度の「四大お祝い」を一般会計の収入に入れ、「一般スマイル」を特別会計に分けて入れることにして会計を組み換え、結果繰り入れは「0」となりました。
R財団事業には特別会計は目的外利用という事で利用できないものと理解しており、それならば同じように一般会計への繰り入れも止めなければ筋が通らないと思ったからです。ご意見はあるとは思いますが、非常に単純な判断でした。
次年度はどなたがなろうとも「ガバナー補佐」を受ける順番でした。その為に「R財団事業」の申請と、財源をどう確保すべきかを考えなければなりません。そして「夢計画プロジェクト特別委員会」をつくり、財源確保のため「ワンコインスマイル」を設けたところです。お陰様で、現在、予定通りに事は進んでいるようです。
本来、自分としてはもう少しロータリーの決め事は緩やかであってほしいと思っています。その中でも特別会計の使い方は検討の余地がありです。ワンコインスマイルを続けるのも良し、特別会計の活用を今後考えるのもタブー視せず議論すべきと思います。
先日のRAC地区大会での地区代表の挨拶の中に、「今年は今年の色があり、来年は来年の色がある」と言っておりました。背骨には一本の芯が入りそれは継続するが、やり方はその年のカラーですればよい。私も同感です。わかり切った事ですが、その一本の芯とは「親睦と奉仕」だと思います。
良いことをしよう!その為に仲間を増やそう!これが私たちの共通の思いになれば良いと思っています。 よろしくお願いいたします。
幹事報告
A)到着文書
1)森田ガバナー事務所より
・麻薬・覚せい剤乱用防止広報誌 88号
2)米山記念奨学会
・ハイライトよねやま 158号 B)
例会変更
・鳥取中央RC
2013.6.3(月)夜間例会へ
2013.6.10(月)→6.15(土)へ変更
ビジター受付 6/3、6/10定刻定例会場
・倉吉RC
2013.5.28(火)会場変更
ビジター受付定刻定例会場
C)報告事項
・本日よりクールビィズとします。
・6月の行事予定
6/4(火)通常例会
6/11(火)天徳寺(移動例会)
6/18(火)夜間例会
6/25(火)休会
ローターアクト 第36回地区大会 実行委員長 田中耕平さんより
本来なら実行委員長として、皆様の前でお礼を申し上げなければならないところを、仕事の都合上、出席できませんでしたことをお詫び致します。 この度は、平井知事、竹内市長、森田ガバナーをはじめとするご来賓にご臨席頂き、大会を開催できました。ご参加頂きましたロータリアン、ローターアクターからは、賛辞のお言葉を頂戴しております。これも、鳥取北ロータリーの皆様のご指導とご協力、そして多くのご参加を頂いた結果であります。ありがとうございました。
松本啓介さん入会式 ゆうあ総合法律事務所(代表)63才 推薦者:村上保雄 植田哲朗 松本さん挨拶 八頭高、中央大学出身です。平成18年鳥取へ帰鳥し、弁護士事務所を開設しました。自分の幅を広げてゆきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
委員会報告
◎出席率報告
5月14日 会員50名中 欠席7名 86.00%
4月23日 補正後 欠席7名 86.00%
◎結婚記念日等御祝
村上保雄さん
◎クラブ運営委員会より
5/19(日)の家族会、中止のお知らせ
ビジター
鳥取RC 谷本光正さん
メークアップ
5/11〜12 RAC地区大会
入江容子さん 植田哲朗さん 岡森 裕さん 坂根 徹さん 坂野経三郎さん 田中和夫さん
竹田達夫さん 田邉賢二さん 田村文男さん 千金周一さん 塚田 隆さん 福石幸生さん
古川郁夫さん 本家勇子さん 前田清吉さん 森下耀雄さん
*スマイル報告(本日15,000円 累計566,500円)
谷本光正さん(鳥取RC)早退します。 鳥取ローターアクトクラブ 先日の地区大会、お世話になりました。
植田哲朗さん @松本さん入会おめでとうございます。A先日のローターアクト地区大会に参加の皆さん御苦労様でした。ローターアクトの皆さん、ご活躍おどろきました。
千金周一さん 松本さんの入会を心より歓迎いたします。早く皆様と仲良くなってください。
山根敏男さん 先週は、職場訪問にお越し頂きありがとうございました。
牧浦繁雄さん 松本さんの入会を祝して。
角脇篤彦さん 松本さん、ご入会おめでとうございます。
田中和夫さん 先日のローターアクト地区大会には多数の方に出席して頂き、ありがとうございます。
米田由起枝さん 松本さん、ご入会おめでとうございます。毎週お目にかかれ、うれしいです。
坂野経三郎さん 原田会長、大成功、おつかれ様でした。
*四大御祝(本日2,000円 累計310,000円)
村上保雄さん 結婚記念日等
*ワンコインスマイル(本日0円 累計94,881円)
卓話
「津波」 野田英明さん
平成23年3月11日午後3時前、東北地方を襲った「東日本大震災」による津波は1万5千人強の死亡者を出しました。あの震災からすでに2年が経過しました。その後、多くの検討がなされ、従来わからなかった多くの知見が得られるようになってきました。この卓話ではそれらを含め、また鳥取県においても、震災対策の一つとして、津波に対する種々の施策が発表されています。今日はこれらの結果についてお話したい。
「津波」は英語でも“Tsunami”と言われ、日本語が英語になった言葉の一つであり、その後、世界共通語になりました。
さて、津波の発生原因は海底地震による海底の隆起・沈降が大部分を占めますが、山体崩壊による土砂の流出によっても発生することがあります。プレート・テクトニクス理論によると、特に日本ではユーラシアプレートの下に、北米プレート、さらにその下に太平洋プレートとフィリッピン海プレートが潜り込むという複雑な地形のため、しばしば大きな地震に見舞われるとともに、津波も発生することになります。太平洋側では、北米プレートの下に潜り込む太平洋プレートによって、東北地方にしばしば津波を伴う地震が起こります。また、関東から東海、南海地方ではユーラシアプレートや北米プレートの下に潜り込むフィリッピン海プレートによって東南海や南海地震が発生します。また日本海側では、ユーラシアプレートの下に潜り込む北米プレートによって、新潟から北海道に及ぶ地域でプレートの潜り込みによる地震が発生します。鳥取沖ではこうしたプレートの移動による地震はみられませんが、直下型の地震による津波が想定されています。これらの地震以外に山体崩壊による地震も記録に残っており、とくに、「島原大変肥後迷惑」といわれた津波は1792年5月に雲仙岳の噴火、眉山崩壊によって、島原湾に大津波が来襲しています。
過去におけるいくつかの地震・津波について説明します。東日本大震災に匹敵するといわれる西暦869年の貞観地震、878年の関東地震、887年の南海地震等については近年研究が進められてきましたが、地震・津波の規模や被害等についてはまだ不明な点が多いようです。その後、元禄関東地震(1703)や宝永南海・東海地震(1707)については歴史的事実があるだけで詳細は分からないようです。
昭和・平成の時代になってからの津波を伴う地震はつぎのようです。昭和東南海地震(1944年、昭和19年、津波の高さは熊野灘沿岸で8m)、昭和南海地震(1946年、昭和21年、静岡沿岸〜九州沿岸、津波の高さ、最大6m)、十勝沖地震(1952年、昭和27年、厚岸湾で津波の高さ6.5m)、十勝沖地震(1968年、昭和43年、三陸沿岸で津波の高さ5m)等があり、日本海側では、新潟地震(1964年、昭和39年、新潟で津波の高さ4m)、日本海中部地震(1983年、昭和58年)、北海道南西沖地震(1993年、平成5年、津波の高さ、16.8m、遡上高は奥尻島で30m)、東北地方太平洋沖地震(2011年、平成23年、津波の高さ9.3m、遡上高さ40.1m)などです。なお、特異な津波として、チリ地震津波(1960年、昭和35年の遠隔地地震による津波)があります。
津波を知る上で重要な要素は、津波の進む速さ、津波の高さ、津波の遡上高さであります。津波の進む速さは震源地から対象地点に津波が到達する時間を予測するのに重要ですが、この速さは水深や湾の幅に関係するので、計算はかなり複雑になりますし、わが国沿岸で発生した津波はかなり短時間で到達する可能性が大きいので、迅速に計算して、住民に伝える必要があります。つぎに、津波の高さは津波の規模や範囲を予測する上で大変重要です。さらに、避難場所や避難経路をあらかじめ定めておく上でも、大変重要な事項です。最後に、津波の遡上高さです。これは津波が上陸した後、海抜何mまで這いあがってくるかという高さを予測するものです。安全な避難場所の決定等に役立つ情報です。これらの詳細については卓話の中で述べましたが、紙数の関係で省略します。
「天災は忘れた頃にやってくる」という寺田虎彦の名言を思い出しながら、津波の話を終わります。
(担当 本家勇子)