No.44

本日の例会
2013年5月28日(火) 第2561回
◆唱歌 こいのぼり
◆献立 和食
◆委員会事項  出席表彰
◆委員長・担当リーダー退任挨拶

次週の例会
2013年6月4日(火) 第2562回
「四つのテスト」
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 100万ドルミール
◆委員会事項
 誕生日御祝 結婚記念日等御祝
 創業記念日等御祝 出席表彰
◆委員長・担当リーダー退任挨拶
※定例理事会 18:00〜「梅乃井」

先 週 の 例 会
2013年5月21日(火)

会長挨拶  
2013-2014年度からロータリー財団の補助金は主に地区補助金とグローバル補助金になります。  
地区補助金は地区の管理のもと比較的規模の小さな活動で1年に一度、一括方式で授与されるもので、この3月にわがクラブが申請をした「砂丘への乗り入れが可能な車椅子の贈呈」がそれです。  
グローバル補助金とは、クラブまたは地区が提唱者となり、長期的プログラム、比較的高額な補助額、持続可能な成果が上がること、重点分野との合致が条件として求められます。重点分野とは「平和と紛争防止/紛争解決」「疾病予防と治療」「水と衛生」「母子の健康」「基本的教育と識字率向上」「経済と地域社会の発展」の6つです。  
公益財団法人ロータリー財団の理事長は昨年より、千玄室(先代の千宗室)氏がされており、ロータリーの友の2012年12月号には平成23年度の事業報告がなされております。ちょっと読みにくいのですが、貸借対照表と正味財産増減計算書が出ておりますので、ご一読してください。  事業としては、「ロータリーの友」からご紹介すると、地区補助金では○セブ島の子供たちに音楽を!プロジェクト(諏訪湖RC)○圓山コッカンチャップ(カンボジア)小学校校舎修繕事業(高梁RC)○カンボジア王国で高床式小学校の建設(京都伏見RC)○モンゴルの小学校での水道改修プロジェクト(あまRC)他です。大半は地区内での身近な事業ですが、この3月の締切で現在26件の申請が認められている様です。  グローバル補助金の事例は多く紹介をされていませんが、インドネシアのてんかん診療の向上を目指しての事業(東京浅草RC)他があるようです。ちょっと前には大手デベロッパーより各クラブへ井戸の掘削事業の案内が回っておりました。本日卓話をお願いしています田島様はアフリカで井戸を掘るボランティアをされているようで、お話を楽しみにしております。

幹事報告
A)到着文書
1)森田ガバナー事務所より
・国際ロータリー日本事務局事務所移転の案内
2)鳥取RCより
・パストガバナー 村江正名様 88歳の訃報(5/14)
お別れの会 5/25(土)11:00〜メモワールイナバ 
故人の遺志により、ご香典、ご供花は辞退されるご意向です。 
3)鳥取西RC
・地区協議会経費について
B)例会変更
・倉吉東RC
2013.6/20(木)夜間例会へ
2013.6/27(木)休会
ビジター受付 6/20のみ定刻事務局
・米子南RC
2013.6/24(月)夜間例会
ビジター受付 定刻定例会場
C)報告事項
・鳥取ローターアクト例会案内
・5/25(土)7:00〜鳥取市賀露「釣り例会」

委員会報告
◎出席率報告  
5月21日 会員50名中 欠席10名 80.00%  
5月7日 補正後   欠席6名 87.76%
◎創業記念日等御祝  
竹田達夫さん 坂野経三郎さん 香月三郎さん

ビジター  
鳥取RC 安住庸雄さん 大西弘明さん  坪井秀明さん  
鳥取中央RC 荒田英毅さん

メークアップ  
5/19 次期ガバナー補佐会 田邉賢二さん       

*スマイル報告(本日11,000円 累計577,500円)
坪井秀明さん(鳥取RC)本日、お世話になります。
荒田英毅さん(鳥取中央RC)お世話になります。
植田哲朗さん 暖かくなってきましたが、体調には気を付けてお過ごしください。本日の卓話の田島大介様よろしくお願い致します。
千金周一さん 田島様、本日は卓話宜しくお願いいたします。本年度もあとわずか…宜しくお願いします。
田中 彰さん 最近欠席が多くて申し訳ありません。久しぶりの出席の様な気がします。第一生命の畦上さんが、出張で6月21日(金)に来鳥されます。B級グルメの会をしようかと思いますので、出席希望者はご連絡ください。
村上保雄さん 田島さん、本日の卓話楽しみにしております。
宮ア正彦さん 無事決算発表が終わりましたが、テレビでかなりアップで映っていたので、次回からはヒゲをきれいに剃ってから望みたいと思います。
松本啓介さん 今日から第1歩です。よろしくお願いします。
早退 1件
*四大御祝(本日6,000円 累計316,000円) 
竹田達夫さん 創業記念日等
乾 康彦さん 結婚記念日等
宮ア正彦さん 結婚記念日等(4月)
*ワンコインスマイル(本日0円 累計94,881円) 

卓話  
「ガーナ井戸掘り奮闘記」  
(株)タシマボーリング   代表取締役社長 田島大介氏  
ある日、一本の電話が掛かってきた。  「番組の企画で井戸を掘りに行きませんか。」  はじめは胡散臭い話だと思ったが、メールで送られてきた企画書を見ると凄い話であることに心が揺れた。  
周りの後押しもあり、決意するまではさほどの時間を要さなかった。  「ガーナのおばあさんの村は水が無くて困っている…助けてほしい。」 という神奈川県に住むガーナ人とのハーフの女子高生の訴えがこの話のきっかけ。  貧困や重労働に苦しむ世界の子どもや地域を日本の職人の技術で救うというコンセプトであった。
 企画のルールは、1.現地のものを利用する 2.自然を壊さない 3.技術を現地の人に伝える…。  その地でこの条件で井戸掘りを行なうということは、私が培ってきた技術はほとんど活かされない…。  今日日、井戸掘りでは当たり前なボーリング機械は使えない…人力掘りとなってしまう…。  
かなり勇気のいる話だが、挑戦する気持ちを奮い立たせ乗り込むことを決めた。  現地に行くと、見るもの感じるもの全てが新鮮だったり衝撃的だったり…また多くの感動を発見することが出来た。  村の水事情を目の当たりにしたときは言葉が出なかった…。  村の生活用水は水場の水。その水は状態が良くない…。僅かに湧いている濁った水を子ども達は容器に入れ、毎日何キロもの道のりを通っていた。またその水場では幼い子ども達が洗濯をしていた。  
だが感じたのは子ども達の明るさだ。子ども達の笑顔は太陽のようだった。辛いことも苦しいことも笑顔で乗り切る…幼いながらにも自分で辛さを乗り切る術を既に身に付けているのだと強く感じた。  この子達の夢は一体なんだろう…夢に一歩でも近づけてあげられるよう何とか井戸水を出してあげたいと思った。  
想像通り人力の井戸掘りはハードだった。選んだ井戸掘り工法は日本古来の技術「上総掘り」を応用した方法で行なった。  
村の男達は重労働な農作業を早朝終えてから井戸掘りに来ていた。また普段の水仕事は女性の仕事ということもあり、男達の井戸掘りに対するモチベーションを上げるのに正直とても苦労をした。  
だが何とか毎日を乗り切り、来る日も来る日も井戸を掘り続けた。いつの日か村人との気持ちも一つになっていた。  とにかくポンプを付けて汲んでみるまでは分からない状況に、限られた時間はギリギリまで掘る作業に費やした…。  そしていよいよポンプ取り付け、井戸水汲み上げの式典の日を迎えた。  
村中の人々が集まった。特に井戸の前に集まったのは女性や子ども。この感動の瞬間は女性や子どもが味わうべきという男達の計らいであった。  5秒前のカウントダウンを行ない手押しポンプのレバーを押した。水は見事に湧き出した。と同時に水に群がる村人達。  
まだ完全に透明ではない水を子ども達はむしゃぶりつくように口に入れた。その表情は笑顔を通り越していた…。  
たまたまのきっかけで私がこの舞台に立ったが、このように貧困に苦しむ村はこのガーナだけでも数え切れないほどある…。  
ただやはりそれを救うのもこの一歩から…アグレッシブな精神が最大の救う術ではなかろうか…。  
水が出た時の子ども達の笑顔…それは一生の私の宝となり、出来る限りその思いは伝えていかなければならないと感じた。             (担当 山本潤一)