No. 13

本日の例会
2013年10月1日(火)  第2577回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 100万ドルミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆卓話
 霜村哲男さん   松田恭子さん 
※例会後 定例理事会1階「梨花の間」

次週の例会
2013年10月8日(火) 18:00から 第2578回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 和食
◆移動夜間例会  明石家

先 週 の 例 会
2013年9月24日(火)

会長挨拶  
お彼岸も過ぎ、これからは本格的な秋となり、朝夕が急に冷えてきますので体調管理にはくれぐれもご留意なさってください。さて、本日は最近私が耳にした「日本国憲法についての話題を2つ」ご紹介させていただきます。  
一つは『平和憲法は、私にはお守りでした』と言われたタカトウ・ナホコさんのお話です(9月17日付NHKラジオ深夜便より)。もう一つは、昨日(9月23日開催)の憲法講演会で伊藤 真弁護士さんの言われた『日本国憲法の2大特長』のお話です。  
タカトウ・ナホコさんは、2004年、イラク・ファルージャで医療器材運搬のボランティア活動中に現地の武装勢力グループに拉致され、その後、日本国政府の支援で無事救出されたのですが、日本に帰国してからマスコミに激しい自己責任論バッシングを受けたことで、時の人になった方です。そのタカトウさんに「平和についてのインタビュー」があり、その中で『日本人が今、平和のために大事にすべきことは何でしょうか?』との質問がありました。彼女は、『平和憲法ではないでしょうか』と答え、それに続けて『それは単なる字ずらや文言ではなく、実際にこれは機能していることを知りました。私にとってはお守りです。このことは海外で働くNPOの人だけでなく、企業の人にも同じではないでしょうか。日本の平和憲法は実際に機能していて、海外ではこれによって護られているのです』と、はっきりと言われました。  
イラク戦争では、米兵は国の命令でイラク人を殺傷し、帰還してからはPTSDで悩み、自殺する兵士の数は、戦死者数を上回っているとか。日本の若い人に同じことを経験してもらいたくない、日本の平和憲法は、イラクのみならず、中東では絶賛されているのです、と語られたタカトウさんの言葉が心に残っています。  
もう一つのお話しは、9月23日にとりぎん文化会館で催された「憲法改正について考える」の講演会で、講師の伊藤真弁護士さんは、現行の日本国憲法には世界に誇る2大特長があると言われました。第1点は、個人の人権を保障するために国家権力をも拘束できる点であり、これは世界の近代憲法の正統派の流れを承継していること、第2は、積極的非暴力平和主義を謳っているのは、日本の先進性の現れで、独自のものであるということ、この2つです。この2大特長が改正という名のもとで「後退する」ようでは、改正ではなく「改悪」だとも言っておられました。この度の自民党改正案は「個人の人権保障が不安定で、世界に誇ってきた非暴力平和主義からの決別につながるもの」と、警鐘を鳴らしておられました。  タカトウさんにしても、伊藤弁護士さんにしても、現行日本国憲法のように「立憲民主主義によって非暴力平和主義」を貫いている憲法は日本以外になく、安易に捨てたり、変えたりするものではないと、いうことが私には強く心に残りました。  
タカトウさん風に言えば『効き目のあるお守りを粗末に扱えばバチがあたる』ということでしょうか。

幹事報告
A)到着文書
・鳥取RACより「8月例会報告書」
B)例会変更 なし
C)連絡事項
・元会員、松田亨さん(尾脇電機社長)の訃報
・地区大会の日程表配布、マイカーの方は事前にお知らせください。
・例会欠席連絡は早めにお願いします。

委員会報告
◎出席率報告  
9月24日 会員50名中 欠席14名 72%  
9月10日 補正後   欠席9名 82%
※受付のみのメーキャップ情報  
9/30(月)鳥取中央RC  ホテルニューオータニ鳥取
◎出席表彰  
野田英明さん(27年)山根敏男さん(27年)  早川慶子さん(14年)松田恭子さん(14年)  
米田由起枝さん(13年)森本美明さん(9年)  福石幸生さん(1年)
◎ゴルフ同好会より  
9/28(土)7:30 鳥取CC吉岡コース

*スマイル報告(本日8,000円 累計174,000円)
古川郁夫さん お彼岸も過ぎ、朝夕涼しくなりますので、体調管理にお気をつけください。
山田雅文さん イカの今シーズンが終わったようです。今後出船するたびに「何を釣ろうか」と楽しみです。
竹田達夫さん 野田先生、お世話になりました。
宮ア正彦さん 松本若菜さんを起用した「トリトットリ」のテレビコマーシャル第3弾が、先週わらべ館にて撮影終了しました。10月中旬から放映されますので見てくださいね。クライアントの特権で、若菜さんとたっぷり懇親会で楽しみました。スミマセン!
松本啓介さん 昨日は三連休の最終日にもかかわらず、憲法改正のシンポジュームに、古川会長、笹野さん夫妻、霜村さん、米田さんらに参加して頂きありがとうございました。憲法は国民に義務を課するものではなく、権力を行使する者を縛るものであること、立憲主義の考えを勉強出来ました。
吉田和徳さん 先週月曜日、台風で北海道から脱出できず、翌日火曜日に朝早くから列車を乗り継いで7時間かかって東京にたどり着きました。
早退 2件
*四大御祝(本日8,000円  累計64,000円)
福石幸生さん 野田英明さん
早川慶子さん 森本美明さん 出席表彰
*ワンコインスマイル(本日0円 累計24,942円) 

卓話
「ローターアクトクラブの活動」  山本 潔さん  
地域奉仕委員会・新世代育成担当リーダーをおおせつかりました。  
今年度のクラブ・運営計画書の中におきまして、当担当といたしまして、「青少年活動月間の主催、勤労学生表彰」「青少年の指導と育成」と「ローターアクトクラブの健全な育成と発展を図り、親睦を深める」この3つを事業計画の柱としまして、出来うる限りの努力をしてまいりたいと思っております。  
現在鳥取RACの現会員は7名(男性3名、女性4名)です。平均年齢は25歳前後と思います。例会は、各月第一、第三木曜日に行い、会場は鳥取卸センター2階を主会場としています。  
今年度の活動の主なものとして、8月に実施いたしました「RAC研修会」、10月「地区スポーツ行事」、2月「国際交流行事」、3月「全国RAC研修会」、4月「こども祭」、5月「第37回地区大会」への参加を予定しています。  
8月の「RAC研修会」では、砂丘サイクリングセンターで一泊二日の日程で現役アクターとOB、総勢20名で研修会を行いました。  目的は、現役アクターをはじめOBなどの意見を聞ける機会を設け、横の繋がりの強化を図ることとし、また内容は、RACの勉強会と「全国RAC研修会」のプレゼン用の意見交換をおこないました。  
次年度以降もこの「RAC研修会」を定例化するように考えております。  
鳥取RACの現役会員は7名と小さな所帯ではありますが、積極的に学び、活動し、様々な行事を企画し、参加することで、知的財産を得、交流・親睦により人と人との繋がりの財産を得、未来の有望有能なロータリアンになることを期待できるものと思います。  
山根敏男さん、塚田さんのご推薦もあり、また前任の田中和夫さんに相談させてもらい担当リーダーを受けさせて頂きました。さらには、自分のこの目と体でRACの活動を体感してみようと、お話をいただいた翌週にRACの例会に出席し、若いロータリアンと直接接してみた上で、お受けすることを決めました。  
RACのメンバーの印象は、「若いのにしっかりとロータリーのこと、RACの活動に真面目に取り組んでいる。私が同じ年代の頃は、いい加減で何も考えず日々を暮らしていたこと、彼らを見て痛感」させられたと思うくらいでした。このめぐりあわせは、もしかしたら私に一からロータリー精神を学べ!との神からのお示しかもしれない。とも感じております。  出来うる限り彼らと一緒に学び、見守り育成と発展に協力してまいりたいと思っております。ロータリアンの皆様に、RACに目を向けていただき、育成にご協力・ご指導をお願いしたいと思います。

「ロータリーの友を読んで」   野田英明さん  
本年度、プログラム担当となり、毎月発行される「ロータリーの友」を読んで読後感を紹介してはどうかと提案した。本クラブでも、かなり以前にはこうした紹介がなされていたことを思い出したからである。まず「隗より始めよ」である。  
ロータリーの友2013年9月号のロータリーアットワーク21〜22頁に「闘?神社の清掃と樹木の手入れ」という一文があった。会員の皆様にはほとんど無関心な話題であることは承知のことではあるが、私にとっては非常に懐かしい話題である。「闘?(闘鶏)神社」は和歌山県田辺市にある。私は昭和15(1940)年〜19(1944)年はこの田辺に住んでいた。闘?神社は西暦419年に熊野本宮大社を勧請したことに始まる。その後熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)が勧請され「田辺宮」と呼んでいた。
皆さんにも興味あると思われる「闘?」の由来は次のようである。12世紀末の源平合戦のとき、田辺宮の別当であった湛増(弁慶の父)は社地の鶏を紅白二色に分けて闘わせ、白の鶏が勝ったことから源氏に味方することを決め、熊野水軍を率いて壇ノ浦へ出陣したということから「闘鶏権現」と呼ばれるようになった。明治になって「闘?神社」を正式の社名とした。              (担当 古川 徹)