No. 18

本日の例会
2013年11月5日(火) 第2582回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆卓話  松長政幸さん  米田由起枝さん
※例会終了後、定例理事会「梨花の間」

次週の例会
2013年11月12日(火) 第2583回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 和食
◆委員会事項  結婚記念日等御祝
◆卓話  坂根 徹さん  笹野眞紀さん

先 週 の 例 会
2013年10月29日(火)

会長挨拶  
台風27号が過ぎた後は、穏やかな晴天がつづき、いろいろな催し物に出かけるのに絶好の頃となりました。私も昨日は正倉院展に、また先週末には3月から始めている四国88ヶ所霊場めぐり(お四国参り)に行ってきました。  
先週は伊予第44番から53番までの10ヶ寺をお参りしてきました。あと25ヶ寺残っております。私は、自分が弘法大師様のお生まれになった善通寺の近くで育ったものですから、お四国参りの風景には慣れ親しんでおり、お四国参りのことはなんとなく自分では分かっている気になっていました。  
ところが、いざ自分も巡礼者の一人となって、お参りに参加すると、これまで何も知らなかったことに気がつきました。まず、どのお寺にも巡礼者の多いことに驚きました。季節を問わず、時間を問わず、引きも切らずにお参りをしているのです。巡礼者は、バスや自家用車や「歩き」とさまざまですが、どうして、こんなにも多くの人たちを「お四国参り」は惹きつけるのかが不思議でした。  
この度、阿波1番霊場から順に回ってみて始めて、この「お四国参り」の「行」の仕掛けの凄さに気づきました。巡礼では、長い坂道、急な階段、暑い日・寒い日・雨の日・風の日もあります。黙々と自分に向かって、あるいは無心で歩き、お寺に着くと銘々で、お線香を立て、蝋燭を灯して、納経札を納め、賽銭をあげ、そして手順通りにお参りします。まず、開経偈(かいきょうげ)をあげ、懺悔文(ざんげぶん)をあげ、三歸(さんき)・三竟(さんきょう)・十善戒(じゅうぜんかい)を唱え、発菩提心真言(ほつぼだいしんしんごん)と三昧耶戒真言(さんまやかいしんごん)を唱えてから、般若心経をあげます。つづいて、十三仏真言、光明真言、大師様のご宝号「南無大師遍照金剛」を奉じ、回向文を唱えてから、銘々のお願い事をお大師さんに祈願します。そしてまた、次のお寺に向かうのです。この繰り返しがお四国さんです。  
巡礼の途中では、豊かな四国の自然と、どこか懐かしく穏やかな四国の人たちのお接待や声がけに出会え、何度も元気をいただいて、旅を続けることができるのです。  
お四国に来る人は皆、なにかしら心に願うことや悩みごとをもっているようです。それが重いものか、軽いものかはひと夫々ですが、このお四国を周ることによって癒されることは間違いありません。それが、多くの人々を惹きつけてやまない理由ではないでしょうか。  
心に願うことが生じたときには、「心願成就」とお札に書いて、お四国を周られたらいかがでしょうか。

幹事報告(村上副幹事代行)
A)到着文書  
国際ロータリー日本事務局
・標準ロータリークラブ定款が2014年度1月発刊します
・11月のロータリーレート 1$100円
B)例会変更 なし

委員会報告
◎出席率報告  
10月29日 会員50名中 欠席10名 80%  
10月15日 補正後   欠席8名 84%

ビジター  
鳥取RC 谷口譲二さん

メークアップ  
10/9 米子東RC  宮ア正彦さん  
10/16 智頭RC   山田雅文さん  
10/16 倉吉中央RC 宮ア正彦さん  
10/17 鳥取RC   田中英教さん  
10/25 鳥取西RC  森下耀雄さん    秦野諭示さん  
10/28 鳥取中央RC 植田哲朗さん

*スマイル報告(本日4,000円 累計225,000円)
古川郁夫さん 今日は気持ちの良い日です。宮アさんと千金さんの会員卓話を楽しみにしています。
宮ア正彦さん 昨日、鳥取銀行広島支店が移転オープンしました。広島市での営業は40年の歴史があります。現在の支店長は、その昔に鳥取西高で甲子園で1勝をした投手だった千村支店長です。ヨロシク!
福石幸生さん 山根さん、先日はゴルフをご一緒頂きありがとうございました。頑張って練習します。
*四大御祝(本日4,000円 累計108,000円)
前田清吉さん 出席表彰
宮ア正彦さん 創業記念日      
*ワンコインスマイル(本日0円 累計36,101円) 

卓話
「贅沢のすすめ」      千金周一さん  
子どもを産み育てられる女性と比べて男というのは「消耗品」であり、生殖が済んだ男は生物学的には存在価値がない…これは村上龍という小説家の「すべての男は消耗品である」というエッセイの中の一文です。一般的に男性は地位だの名誉だのにこだわるというか、それを自慢する傾向があります。それは潜在的に自分も「消耗品」であるという事実に気付いているからではないかと僕は思っています。地位や名誉の無人は、高価な物を買って自慢してみせます。それもできない人は、「愛」を自慢します。このように男というものは本来自慢せずにはいられない生き物だと思います。  
このようにスタートからして「消耗品」の烙印を押されてしまいコンプレックスを抱えている男の老後というのは女性のそれよりも何か物悲しい感じがします。子どもの頃は50歳を過ぎた自分などは想像も出来ませんでした。歳をとった男性は我がままで頑固でしかも自慢話ばかりするくせに何ひとつ自分では出来ない…というのが当時の印象でした。そんな私もロータリークラブに入ってもう13年。年齢もとうに50歳を超えています。  
実は私がロータリークラブに入って一番良かったと思える事は、自分より年上のみなさんの色々な歳のとり方を間近にみられた事です。ロータリークラブに在籍されている皆さんは基本的に元気です。70歳を過ぎても現役でソフトボールをしているおじさんもいれば、ホールインワンをしたといってゴルフの哲学を真面目に語るおじさんもいます。また地方銀行の頭取にまで登りつめたにもかかわらず「いい音が出したいから」といって嬉しそうに新しいギターを買った事を話してくれるおじさんもいます。  
この元気なおじさん達の姿を見る度に北ロータリーの人達は「贅沢だなぁ」と感じます。中高年をイキイキと元気にすごす→何よりの贅沢です。人に何かを自慢することでしか存在価値を見出せない人と比べこのおじさん達は確実にスマートでカッコいいと感じます。カッコいい歳のとり方というものがそこにあるなら、それは少なからず今の若者の生きる勇気になると思います。  
私にとってはロータリーに在籍できていることがとても贅沢なことに思えています。この元気なおじさんの集まりが新しい中高年の「贅沢な生き方」の見本となるのではないでしょうか。  ロータリーのイメージ向上、会員拡大というのは実はこういう所にカギがあるのではないかと思います。

「ドラマ『半沢直樹』現役銀行員としての考察」      宮ア正彦さん
1. 最終回で中野渡頭取が半沢直樹に出向を命ずる
(1)半沢直樹は左遷という分析
・組織の中では出る杭は打たれる
・会社一個人としての上司への振舞いには問題がある
・出向の原因は大和田への土下座強要、組織として問題である
・中野渡頭取も半沢直樹に悪事を暴かれる前に追い出した
(2)半沢直樹の出向は栄転という分析
・次長から2階級昇進の部長になった上の子会社出向
・頭取が半沢直樹を出向させて睨みを意図
・出向先で、色々な意味で修行させ本体に戻すため
・頭取の信頼度合いからすると証券会社の上昇を期待して
2. 中野渡頭取の真意をどう見るか
・派閥の力学と銀行内の融和を優先に決断したのか
3. 金融庁検査が重要な理由  
・疎開資料なんて本当にあるのか  
・黒崎検査官のようなタイプがいるのか
4. 銀行から出向を命じられたら本当に終わりなのか
5. 半沢直樹で気がついたこと  ・「いい人」より「いい男」を部下に欲しい              (担当 田邉賢二)