No. 21

本日の例会
2013年11月26日(火) 第2585回
◆唱歌 ふるさと
◆献立 和食
◆委員会事項  出席表彰
◆卓話  田村博信さん  田中 彰さん

次週の例会
2013年12月3日(火) 第2586回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立  100万ドルミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆年次総会  (ホテルニューオータニ鳥取)
※例会後 定例理事会 例会場にて

先 週 の 例 会
2013年11月19日(火)

会長挨拶  
11月はR財団の月間です。そこで、R財団のことについて少しお話しさせていただきます。R財団の目的は、いつも「世界でよいことをしよう」です。いろいろな取り組み事例が、ロータリーの友11月号にでていますので、ご覧ください。  
ところで、我がクラブのR財団活動の実情を申し上げますと、年間一人当たり寄付目標額はこの10年間(2002〜2011)ずっと140ドルで、ここ10年間の寄付実績は、1回だけ140ドルを達したことがありますが、あとは低い年で32ドル、多い年で131ドル、平均84ドルと、やや低調です。一方、R財団の支援によって実施した事業は、2004年7月のRI100周年記念社会奉仕プロジェクト事業「芝の交流広場助成事業(後日、鳥取地区4クラブ合同事業となった)」(補助金22万円)と2013年8月の地区補助金・夢計画プロジェクト事業「砂丘用車椅子の寄贈と操作支援事業」(補助金20万円)の2つだけです。  
総じて、やや低調です。R財団の寄付金の使われ方を、ごく大雑把に申し上げますと、奉仕活動事業へのR財団の支援は2分の1補助が原則です。かつてはマッチンググラントと呼ばれていたことからも分かりますように、事業費の半分をロータリアンが負担し、残りの半分を財団が支援するということを行ってきました。地区補助金事業も名称こそ変わりましたが、制度自体は変わっていないようです。  あるとき、パストガバナーさんとお話しをしていると、『財団でも米山でも、これらへの取り組みの活発なクラブは、奉仕活動も活発で、会員確保も順調という関係があるようです』と、言われたときには少し肩身の狭い思いをいたしました。  
ところで本年度、我がクラブが実施しているR財団支援による『砂丘用車椅子事業』のその後の状況をご報告いたします。本事業は、夏季の短い期間ではありましたが、あの広い砂丘で使える車椅子は、現在、我々が寄付した2台も含めて3台しかありません。使用実績は、毎日1回程度の利用ですが、砂丘上での急病人の搬出にも利用できるというメリットがあることが分かりました。なお、車椅子の操作には補助者が必ず必要で、そのための曳ベルトを、管理事務所さんで準備していただいております。これで、いつでも使用できます。  
現在報告書をG事務局に提出しています。報告書には車椅子代金支払いの領収書を添付しなければならず、そのために皆様からご協力いただいた1コインスマイルと地区補助金とを合わせても、まだ5万円ばかり足りません。どうぞ、引き続きワンコインボックスにご協力ください。なお、不足分が集まり次第、ワンコインボックスによるご寄付は終了させていただきますので、今少しのご協力をよろしくお願いいたします。

幹事報告
A)到着文書
・森本ガバナー事務所より、「奉仕プロジェクトの流れ」のお知らせ
・森本ガバナー事務所より、「地区だよりvol.5」の訂正分がBOXへ
・米山奨学会より「ハイライトよねやま164号」
・岡山RCより「週報、月報」
・高槻RCより「お礼のメール」あり
・鳥取ローターアクト11/21の例会「マイはし作り」
B)その他
・「鳥たちの音楽祭」11/24(日)の案内
・11/21、22日 事務局休み
・1コインスマイルBOXを回します

委員会報告
◎出席率報告  
11月19日 会員50名中 欠席8名 84%  
11月5日 補正後   欠席8名 84%
◎創業記念日等御祝  
森本美明さん 西浦伸忠さん
◎ゴルフ同好会  
11/17(日)三朝CC 優勝 小林弘尚さん

メークアップ  
11/16 鳥取中央RC創立25周年式典  田邉賢二さん 古川郁夫さん 山田雅文さん  
11/18 鳥取中央RC  田中和夫さん 福石幸生さん 古川 徹さん  山田雅文さん 田村博信さん

*スマイル報告(本日14,000円 累計276,000円)
古川郁夫さん 先週は突然のことで、クラブの皆様にご迷惑をお掛けしました。また、その節には温かいお心遣いを頂きまして有難うございました。
山田雅文さん 急に寒くなりました。風邪などひかない様に気配りをしてください。
宮ア正彦さん 寒くなりましたが今晩から日本を脱出して30℃のカンボジアに向かいます。宗教心はありませんが、アンコールワットを拝んでまいります。たしか、ヒンズー教寺院だったと思いますが、ご利益を期待しています。
松下栄一郎さん テーブルスピーチさせて頂きます。
小林弘尚さん 松長さん、ゴルフのお世話のお蔭で勝つことが出来ました。感謝します。
松田恭子さん 野田先生、受章、おめでとうございます。心を込めて!
早退 2件
*四大御祝(本日2,000円 累計134,000円)
森本美明さん 創業記念日等
*ワンコインスマイル(本日8,517円 累計44,618円) 

卓話
「年賀状」          
松下栄一郎さん  
パソコンを買うと決めたのは1991年の年賀状の季節でした。年賀状の宛名を書くときに、自分の汚い字が嫌になってしょうがない。年賀状の宛名シールだけを目当てにパソコンを初めて触りました。その後、インターネットが始まりました。  
印刷物の画像をホームページに流用してお金をもらえたらうれしいな…インターネットと紙媒体は、両方扱うことで相乗効果ができるかもしれない?しかしホームページに、会社案内の表紙をのせたら「お〜〜」と言われていたのはすぐの間で、今では、紙のパンフレットとブログやSNSなどのホームページ画面は別物です。紙媒体とホームページは共存できるが、制作や品質は別物であり、相乗効果どころかライバルです。  
幸いにも、それぞれに特質が違います。ネットは、一瞬にして大勢と共有できます。一方、紙媒体は、予算を立て、作りこまれていく中で選択を通じて価値観が織り込まれていきます。しかも千年も前の万葉集を今でも読めます。紙媒体の印刷会社はインターネットの普及には敬意を払い、利用しつつも、紙媒体に優位な場所を作り、そこで戦いたいと思います。

「我が社に於ける因州和紙 (書道用紙)の現状と今後の課題」           
前田清吉さん  
因州和紙と言われていますが、ほとんどが書道用紙の生産です。産地は佐治、青谷地区、それぞれ特徴が有り、佐治の紙は原料に三椏を使い通称{白欄紙}と呼ばれています。又青谷の紙は、原料に楮を使い通称{楮紙}と呼ばれています。特長は滲みが少なくて書き易い。反面作品に面白さが出し難いとの不評が有ります。又生産量にも限りが有り産業として、成り立ち難い面が有ります。生産量が少ない為単価が高騰し、益々売れなくなっています。因州の手漉き和紙の今後は光が見えない現状です。機械漉きはどうでしょう。書道用紙の生産量は鳥取が日本では一番です。(産地は山梨、四国、鳥取の3地区)只、子どもの数が減少と共に使用量が減少します。今後は……?  
我が社に於ける因州和紙の販売高の割合ですが、(量では管理していません)現在は、6:4で輸入紙の販売高が大きいです。輸入紙は、ほとんどが手漉きです。主産地は(中国、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア)です。書画紙は、本来は中国で生産されていました。今でも書道界でNo.1の紙と言えば中国ブランドの紅星牌です。書道界全体で使用されていました。その為、単価が高くなり、販売数量が極端に減少した現在です。今後の見通しは???です。因州和紙の衰退と共に我が社も衰退するわけにはいきません。今後も海外のメーカーと共に書道用紙の販売に注力してゆかなければ、今後の我が社の存続は難しいと思うこの頃です。              (担当 笹野眞紀)