No. 22

本日の例会
2013年12月3日(火) 第2586回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立  100万ドルミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆年次総会  (ホテルニューオータニ鳥取)
※例会後 定例理事会 例会場にて

次週の例会
2013年12月10日(火) 第2587回
◆ロータリーソング 我等の生業
◆献立 和食
◆委員会事項
 結婚記念日等御祝  創業記念日等御祝
◆卓話  
「社労士事務所をはじめて」  
長谷川労務経営事務所 長谷川 誠氏

先 週 の 例 会
2013年11月26日(火)

会長挨拶  
今日は、特に皆様にお知らせすることもありませんので、私の「マイロータリーモーメント」をやらせていただきます。  
私が北RCに入会したのは、2002年6月(角脇会長年度の終わりの頃)でしたから、ちょうど丸11年が過ぎたところです。ロータリーのことも、全く何も知らないままで入会し、まわりの会員の皆様に教えられ、導かれるままに、見様見真似で今日まで過ごしてきたというのが実情です。それでも時間が経つにつれて、「ロータリーの良さ」が少しずつ分かりかけてきました。  
まず、ロータリーは「大人」の集まりであることが私には大変勉強になりました。ロータリアンの皆さんは、礼節をわきまえ、他人事には無闇に口を出さず、しかも個人としては職業人として社会的に自立していて、一緒に協力するときには自分の役割をきっちりとこなし、人間関係はベタベタせず、ほどよい距離感と親近感を維持しながら、お付き合いできるのが、大人の社会だなと感心した理由で、私には習うことの多いところでした。  
もう一ついいなと思っている点は、ロータリーは「よそ者」にとって、地元の人と親しく交わる機会が多いことです。とくに、定年を過ぎてからでも大人の付き合いができるのは、ロータリー以外にはないように思います。学会でも、同好会でも、その他どんな会であっても、ロータリーほど自由に、しかもある程度の品位を保って、様々な専門職種の人達と知り合いになれ、そのうえ地元社会とも一定のつながりを持って、付き合うことができるのも、ロータリーならでは、と思います。私のような「よそ者」が鳥取という土地で暮らすには、とても役に立つことの多い会であります。  
このように友情と親睦が会の活動の基本にあり、しかも有料の奉仕団体は、ロータリー以外にはないと思います。この会のよさは、しばらく在籍して、ロータリーの風土になじまないと分かりにくいかもしれません。そのためにも、できれば早目にロータリーに馴染んで、その時その時に自分にできる奉仕の手伝いをしておけば、健康で他人様のお世話にならない限り、ロータリーには素敵な人生の出会いがあると思います。  今後ともよろしくお願いいたします。

幹事報告
A)到着文書
・ガバナー事務所より  「2014-15年度奨学生募集」の案内
・国際ロータリーより  12月ロータリーレート1$ 100円
・鳥取大学より「広報誌、風紋第39号」
B)例会変更
・米子東RC 
12/18(水)夜間例会  ビジター受付 定刻定例会場
C)その他
来週12/3(火)会場がニューオータニ2Fです

委員会報告
◎出席率報告  
11月26日 会員50名中 欠席9名 82%  
11月12日 補正後   欠席8名 84%
◎出席表彰  
森下耀雄さん(49年) 道上正?さん(26年)  秦野諭示さん(7年) 吉田和徳さん(1年)

ビジター  
鳥取西RC 平野敏和さん
メークアップ  
11/21 RAC 田中和夫さん    
11/25 米子南RC 宮ア正彦さん

*スマイル報告(本日10,000円 累計286,000円)
平野敏和さん(鳥取西RC)今日はお世話になります。
古川郁夫さん ミゾレが降ってきました。風邪など召しませぬように。
山田雅文さん 日曜日秋晴れの中、久しぶりに魚釣りをしました。結果ですが松長さん「参りました」。
野田英明さん お祝いを頂き、感謝・感激です。厚く御礼申し上げます。
田中英教さん 道上さん、楽しく読ませて頂きました。
森下耀雄さん 今年で在籍49年、50年まで持つかどうか。
山根京子さん 先週お休みを頂いて、東京の子どもたちと会って来ました。有難うございました。
早退 2件
*四大御祝(本日8,000円 累計142,000円)
植田哲朗さん
松下栄一郎さん 出席表彰
入江敏夫さん
森下耀雄さん
*ワンコインスマイル(本日0円 累計44,618円) 

卓話

「介護の世界で『倍返し』はあるか?」
田中 彰さん  
老いは金持ちにも貧困者にも平等に来る。引退後減少する収入Vs介護に必要な支出の増加、残る人生の長期間化のなかでどう老いるか?高齢化の諸問題は他人事でない。皆の問題です。  
鳴り物入りの介護の社会化介護保険の破たん?は介護の個人化を招く。借金大国である日本での高齢者の今後の生活は今後どうなる?高齢者の介護生活(福祉)の世界で「倍返し」はあるのか?
1.人口推計による将来像+日本経済の疲弊 ・2050年は高齢人口構成比1.6倍、一方支える人数は1/2に半減、高齢者一人を一人が支える肩車型社会。
2.介護保険の状況 介護保険の破たん! 2000年、社会保険制度介護保険により介護は社会で見るとはなったが……。 今後は再び、自助 共助 公助+ボランティアによる支援。(まず自助です!!)
3.今後の方向
@介護保険料の値上げ: ・現在の介護保険料を2倍値上げ(5千円⇒1万円) ・高額預金所有者(1千万円以上)、財産家の自己負担増(1割⇒2割負担)
A介護保険利用制限:
・介護認定7段階のうち2段階(金額で4700億円)を介護保険利用から除外。  
要支援1、2の介護保険適応はずし(在宅介護、デイサービスを介護保険から除外)
・特養ホームへの入居・利用制限  要介護3以上に利用を制限(要介護2以下の切り捨て)  低所得者への補助削減 ・老健の「在宅復帰推進政策」による利用制限 4.地域包括システムとは??「民間の力に依存した福祉政策」
・住み慣れた自宅での支援された生活の継続 ・早めの住み替え  民間事業としてのサービス付高齢者住宅有料老人ホーム⇒介護保険への負担軽減  問題点:在宅生活を誰がささえる?? 財源は? 質の担保は? 医療は? 5.結論 高齢社会の将来像:
@住み慣れた地域で 自助 共助 公助+ボランティア(まず自助!)
A介護保険の利用制限  高齢者はどこで?どう生きていく??誰がケアする??⇒25年に向け国が勧める「地域包括ケアシステム」  現時点ではみえる計画は半分以下!!!  どこに予算が? どこにボランティアがいる?人がいない地域での地域力とは??
Bまとめ: 「倍返し」 ・介護保険費用、介護保険料 2倍!! ・高額預金所有者、財産家の自己負担2倍増(1割負担⇒2割負担) 「半分返し」 ・高齢者一人を支える人は 肩車型(1:1.2)  1/2に半減 ・介護保険サービス利用は将来半減に切り捨て  いよいよ個人の金力(財力)が試される時が来る??  これって高齢社会化における By My Abenomics??

「NISA(小額投資非課税制度)について」            
田村博信さん  
NISAについては、信用金庫、銀行及び証券会社等で既に受付が始まっており、平成26年1月より実際にスタートします。  
制度としては、平成25年12月末で証券優遇税制(軽減税率)が廃止となるが、その代替として検討されてきたものです。また、平成25年度税制改正において、家計の安定的な資産形成の支援と、経済成長に必要な成長資金供給の両立を図る観点から、大幅な拡充がなされました。 <制度のポイント>
1.対象 満20歳以上の居住者
2.非課税対象 上場株式や公募株式投信の配当・譲渡益
3.非課税投資枠 新規投資資金で毎年100万円を上限
4.非課税期間 投資開始年を含め最長5年間
5.口座開設可能期間 10年間(平成26年〜平成35年)
6.口座開設 1人1口座
<利用にあたっての留意事項>
1.売却によって空いた枠は、再利用不可
2.一般の課税口座と損益通算できない
3.口座開設は1金融機関のみで、変更は4年間不能
4.現在保有の投信等の移管は不能
5.配当等はNISA開設金融機関経由での受取りであれば、非課税 ※制度は変更される可能性が高く、都度確認してください。                (担当 宮ア正彦)