No. 27

本日の例会 
2014年1月21日(火) 第2591回
◆ロータリーソング  鳥取北RCの歌
◆献立 和食
◆委員会事項  創業記念日等御祝
◆クラブフォーラム
※例会後 臨時理事会 例会場

次週の例会
2014年1月28日(火) 第2592回
◆唱歌 たこのうた
◆献立 洋食
◆委員会事項  出席表彰
◆卓話   藤田和美 氏  (和泉RC会員)

先 週 の 例 会
2014年1月14日(火)

会長挨拶  
皆さんこんにちは。今日は、「木の話」をさせていただきます。「樹木」にも「木材」にも縁起の良いものと、そうでないものがあります。これを短い時間で全部、ご紹介することはできませんので、本日はまだ松の内ですので、「縁起の良い木」について少しご紹介させていただきます。  
縁起の良い木は「ハレの木」と言い、神道や仏教関連の祭祀用の器具類とか建築材に使われる木がそれです。ハレの木の代表は「松竹梅」です。ただし「竹」は樹木ではありませんが、神聖な場所(神域)の「結界」に使われることからも、特別な植物です。「松」は、お正月の「門松(松飾ともいう)」にも代表されるように、神の依代(福の神を待つ、神が依りつく木)として神聖な木とされています。同様に「榊」もその漢字が示すように神の依代です。松も榊も、常緑性の常盤木(ときわぎ)で、しかも生命力のある木として、長寿と繁栄のシンボルとなっています。「能」のハレ舞台の背景には必ず堂々として、しかも瑞々しい松の木が描かれています。松がこのように神聖視されるようになったのは、仏教文化が日本に定着してからのことで、平安時代以降のことだと考えられます。しかし、松材が建築材に用いられるようになったのは、近畿地方が最も早く、それでも平安時代〜中世以降のことです。  
中国でも「松柏(しょうはく)」と言えば、縁起のよい木で、今も寺院の境内や宮殿の周りにだけ植えられています。この場合の「松」は「シロマツ」を指し、「柏(はく)」は、日本のカシワとは違って、「コノテガシワ(側柏)」というカイヅカイブキと同じ仲間の木(ビャクシン属)を指します。  
「梅」は中国原産で、仏教文化とともに日本に渡来し、平安時代以降に賞用された樹です。早春に、葉に先だって咲く花は、香気が高く、実は食用になり、材は硬堅で、ソロバンの玉などの高級器材用に使われます。一方、「椿(ヤブツバキ)」は日本原産の常緑樹で、春に先駆けて赤い美しい花を付け、その材は硬く重厚で、耐朽性の高いことから高床式建物の「柱材」に使われました。とくに我国の北国では、古代から神聖な樹とされてきました。  
8世紀に書かれた日本書記には、「コウヤマキ(日本原産)は棺に、ヒノキは宮殿に、スギとクスノキは舟に使え」との記述があり、これが、我国でもっとも古い、木材の樹種と用途のかかわりを記述したものです。しかし、日本書記よりも昔の我国には、文字による記録は残っておりませんが、遺跡から出土する木材(出土材)の「樹種と用途」を調べた結果、特定の樹種が特定の用途に使われることが分かっています(古川らの研究成果)。すなわち、木材の用途と樹種の間には、明瞭な「樹種選択性」があるということです。  
その1例をご紹介します。紀元前3世紀〜5世紀頃、すなわち「弥生時代から古墳時代の山陰地方」では、マツが使用される事は全くなく、スギとケヤキとスダジイとツバキが主要な木材でした。とくに、「スギ」は、「稲作農耕に関連する用途(水田維持、管理、稲作祭祀、米倉庫、神殿建築材など)」にのみ限定的に使用されていることが特徴で、注目に値します。  この「スギ材の限定的用途」こそが、「出雲大社の社殿造営材(柱用材)の選択」に影響を及ぼしていると、古川は考えております。

幹事報告  
A)到着文書
・鳥取西RCより東部5RC合同例会のご案内 
2014/3/7(金)18:30〜  「ホテルニューオータニ鳥取」にて
・国際ロータリー日本事務局より    
国際大会早期登録割引について
・ガバナー事務所より地区活動報告書の訂正配布
・ガバナー事務所よりポリオ撲滅の為の寄付金要請について  
「ポリオ撲滅運動について」理事会で話し合いました。
現在ポリオは3カ国(ナイジェリア、パキスタン、アフガニスタン)のみです。1885年のポリオ感染数は85万件、2011年には700件を下回りました。ポリオの無い世界は実現まであと少しのところにあります。ポリオ影響下の国々や再感染の危険がある国々では、撲滅活動の資金が不足しています。よって、2013-18年度、5年間の寄付の要請が届いています。
B)例会変更 なし
C)報告事項
・1〜3月の会費をお願いします。
・ロータリーカードの申込みをお願いします。

委員会報告
◎出席率報告  
1月14日 会員49名中 欠席13名 73.47%  
12月10日 補正後   欠席11名 78%  
12月17日 補正後   欠席7名 86%
◎結婚記念日等御祝  
坂野経三郎さん 吉田和徳さん 松本啓介さん  古川 徹さん 
◎ゴルフ同好会から  
2/16(日)、第4回古川会長杯を開催します。奮ってご参加ください。
*スマイル報告(本日11,000円 累計363,000円)
古川郁夫さん @大寒にしては雪も少なく穏やかで良いですね。A道上先生の卓話を楽しみにしています。
山田雅文さん 白銀の世界になりましたが、骨折後の完治を考え、今シーズンはスキーをやめて、魚釣りでガンバリます。
道上正規さん 新年早々自慢話でお耳をけがします。
笹野眞紀さん 今年も皆様には色々とお世話になります。よろしくお願い致します。
田中英教さん うっかりしていました。
早退 3件
*四大御祝(本日2,000円 累計180,000円) 
坂野経三郎さん 結婚記念日等   
*ワンコインスマイル(本日0円 累計55,082円)

卓話
「ホールインワンの興奮!!」
          道上正規さん  
「入った!入った。ホールインワンだ」と大きな声が飛び交った。ボールを打った本人は打感といい、ボールの高さがいい感じであったので、手応えを感じていたが、まさかホールに入るとは思っていなかった。ボールがグリーンに落ちてから4,5メートル転がって消えたように見えたので、ひょっとしたら入ったかもしれないと思った。  
平成25年6月30日、美作市の作州武蔵CG播磨コース・8番のショートホールの出来事でした。ホールインワンを叫んだ同伴者のHさんは、打ち終えて少し前の方の小高い所にいたので、8番のティーグラウンドとグリーンそれに先行の組がいた9番のティーグラウンドがよく見えた。彼は50年くらいゴルフをしているシングルプレーヤーであるので、このような時の咄嗟の対応をよく知っており、先行の組にホールインワンを確かめてくれと大声で頼んだ。先行の組は9番ホールのティーグラウンドにいたが、彼らも興奮しながらそこから30ヤードくらい小走りで引き返してくれて、私たちがグリーンに上がる前にホールインワンを確認して、「ホールインワンです。おめでとうございます」と興奮して、私に入ったボールを拾い上げて渡してくれた。  
私は先行の組に礼を言って、9番をホールアウトしたらマスター室の方にホールインワンの報告をしておいてくれと頼んだ。私たちもその後すぐにマスター室に知らせるので。幸いなことに、先行の組は私たちとは何の関係もない倉敷市在住の第三者に該当する人でした。  
アリバイも完璧であるので、三井住友海上火災のゴルファー保険も出るであろうと思って勇んで書類を提出したが、保険屋の方はいちゃもんのような理由を並べて支払いをしようとしない。そこで、弁護士の松本先生と相談して年末に鳥取簡易裁判所に提訴した。その記事が日本海新聞1月10日に、またウェブにも掲載されている。              (担当 秦野諭示)