No. 35

本日の例会 
2014年3月25日(火)「四つのテスト」 第2599回
◆唱歌 ひなまつり
◆献立 和食
◆委員会事項  出席表彰
◆卓話  
「因幡一宮宇倍神社」  
宇倍神社禰宜  金田祐季 氏

次週の例会
2014年4月1日(火)  第2600回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立  100万ドルミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆卓話  
「前立腺について」  早川慶子さん

先 週 の 例 会
2014年3月18日(火)

会長挨拶  
はやくも、次年度会長さんからPETSのご報告をお聞きする頃となりました。いよいよ次年度役員さん達との交代時期がきたことを強く感じます。  ところで、私は先週末から久し振りに学会に参加してきました。日本木材学会という、私のホームグラウンドのような学会の全国大会が愛媛大学であったので行ってきました。14日夜、ホテルにチェックインし、丁度寝入った頃にM6.1、震度5強の地震に襲われました。ドーンと一突き、続いてゆっさ、ゆっさ、と大揺れが1分間ぐらい続き、あとは何事もなかったのですが、さらに大きな揺れが来たらどうしようかと心配していたところに、館内放送で「エレベーターは正常に動いております」とあり、それを聞いて妙に安心し、そのまま寝入りました。何事もなくて本当に良かったです。  さて、学会では、発表をしているのは殆どが大学院生で、彼らは皆、パワーポイント(PPT)を巧みに使って、落ち着いて、短い時間内で、きちんと発表していました。一人15分の持ち時間で、1年間の研究成果を発表する訳ですから、発表に使っているスライドは見やすく、簡潔でなければなりません。とは言っても、研究の背景や目的はキチンと説明しなければならず、当然、研究方法とそれによって得られた成果は明確に示さなければなりません。近頃の若い方達は、人前で行う、このようなプレゼンは大変上手な事に感心しました。  したがって、発表会場では、若い研究者はパソコンを持ち込み、自分の発表の番が来る直前まで、発表の流れや発表スライドの内容の点検をしています。一方、古株の研究者は会場の前のほうを陣取って、発表者に質問したり、コメントを言ったりしています。学会で発表するというのは、研究者にとっては「他流試合に挑むようなもの」で、学会はその道場のようなところです。  
私自身もこのような経験を大学院生のころから始め、教員となってからも、自分の研究は自分で進めながら、学生さんの研究も指導しながら、得られた成果の発表にはリハーサルを念入りに行い、またその一部は論文と言う形で文字や写真という証拠としてきっちりと残す、ということをしてきました。  
このような自分の研究者としてのささやかな経験から考えても、昨今、世間を騒がしているSTAP細胞を巡る騒動のようなことは論外です。他人の論文の文章を無断で転用するとか、一度掲載されたデータを他の目的に使い回すとか、原データを改ざんするなどということは、研究者としては絶対にしてはならない行為です。こともあろうに、それが天下の最高レベルを自負する研究所で起こったことが誠に残念であり、腹立たしさを覚えます。この騒動の渦中の研究者には「研究者としての自覚と矜持が甚だしく欠如している」としか思えません。

幹事報告
A)到着文書
・米山記念奨学会より「よねやま168号」
・5クラブ合同例会時「各クラブより週報」
・日本学生支援機構より「平成24年、留学生交流総合推進会議」の報告書
B)例会変更
・米子RC 3/21 休会 ビジター受付なし
C)連絡事項
・RAC 3/20(木)例会
・3月理事会決定事項  
高知北RCとの交流の件  
新入会員(福田 収さん)公示期間終了

千金さんより挨拶:  
父の逝去に際しましては、会員の皆さまから多大なるお心遣いとご助力をいただきました。心から感謝申し上げます。

委員会報告
◎出席率報告  
3月18日 会員49名中 欠席12名 75.51%
◎結婚記念日等御祝  
田中英教さん 田邉賢二さん 古川郁夫さん  入江敏夫さん 小林弘尚さん 田村文男さん  香月三郎さん
◎創業記念日等御祝  
野田英明さん(退職創業)  
村上保雄さん 岡森 裕さん
*スマイル報告(本日15,000円 累計426,500円)
古川郁夫さん 今日は遅めの花粉に悩まされています。皆さんはいかがですか。
山田雅文さん 春が近づき、暖かくなりました。この時期、毎年花粉症で困っています。何か特効薬がありませんか。
笹野眞紀さん 野田さん、3月15日は大変お世話になり、有難うございました。
千金周一さん 3月10日に亡くなりました父の通夜・葬儀におきまして、北ロータリークラブの方々には大変お世話になりました。ロータリーの友情に感謝です。
香月三郎さん ロータリーで結婚記念日を再確認させて頂きました。有難うございます。
早退 2件
*四大御祝(本日14,000円 累計236,000円) 
古川郁夫さん
入江敏夫さん
小林弘尚さん 結婚記念日等
田邉賢二さん
香月三郎さん
野田英明さん 創業記念日等
岡森 裕さん
*ワンコインスマイル(本日10,349円 累計83,924円)

卓話
「PETS報告」            入江敏夫さん  
3月15日・16日、益田市民学習センターで開かれたPETS(会長エレクト研修セミナー)に参加しましたので報告します。2690地区、67クラブ100%の出席で盛会でした。  ホァンRI会長エレクトが掲げる2014-15のRIテーマは「ロータリーに輝きを」です。ホァン会長エレクトは、ロータリーをもっと輝かせよう、地域や社会を輝かせるにはロータリアン自身を輝かせよう、と主張しておられます。そのために、ロータリー・デーを設けて活用したり、会長賞を設けて活動ポイントが多い人を表彰したり、というように活性化を図りたい考えのようです。  
2690地区のガバナーエレクトは、松本祐二氏(61歳)です。目標として掲げられたテーマは、「笑顔でService」でした。Serviceは、原語の意味、即ち、「訳に立つこと、貢献、尽力、奉仕、世話、有益な活動」のことです。これまで、日本語で使われてきた「サービス」とは違う意味合いで捉えてほしい、と説明されました。  ガバナーエレクトは、3%の会員増強を力説されました。当クラブに当てはめると、1.5人に相当します。頑張っていきましょう。  当クラブにおいても、次の年度の具体的な目標を掲げて取り組みたいと心に決めて、帰ってきました。

「ロータリーと俳句」           秦野諭示さん  
ロータリークラブに入会させて頂いてから、丸7年たちました。7年間を振り返ってみると、ロータリーは「未知のことに出会える場」だったと言えます。どんな未知と出会ったかというと、それは様々な職業のロータリアンの皆様です。私は過去、会社勤めを30年、大学勤めを13年してきましたが、どちらも限られた狭い世界でした。限られた世界から飛び出すことができたのは、このクラブのおかげと思います。  
もうひとつの出会いは、俳句です。当クラブには俳句同好会がありますが、先輩の前田清介さんと松田剛さんのお誘いで入会しました。同好会は、元ガバナーの谷口薫さん等が、平成2年に立ち上げられたと聞きました。現在では、会員が少なくなって3人です。他に、前田さん、谷口薫さんの奥様、主宰の武田先生の3人を含めて、6人の小所帯です。クラブ同様、会員増強を願っているところです。  
文献を調べてみると、県東部からは著名な俳人が多数誕生しています。岩美町出身の坂本四方太、河原町出身の田中寒樓、鳥取市出身の尾崎放哉、そして倉吉市出身の河本緑石などです。鳥取県東部には、俳人を産み出す特有の風土があるのかもしれません。              (担当 秦野諭示)