No. 42

本日の例会 
2014年5月27日(火)第2606回
◆唱歌 こいのぼり
◆献立 洋食
◆委員会事項  出席表彰
◆委員長・担当リーダー 退任挨拶

次週の例会
2014年6月3日(火)第2607回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 和食
◆委員会事項  誕生日御祝
◆物故会員法要例会  (天徳寺) 

先 週 の 例 会
2014年5月20日(火)

会長挨拶  
今年は、他クラブの周年事業(倉吉中央RC20周年、智頭RC50周年、倉吉RC60周年、高槻RC60周年)に参加する機会がたくさんありました。我がクラブも再来年には創立55周年を祝うことでしょう。そこで、近年のRC周年事業の感想を述べてみたいと思います。  
どこのRCの周年事業にも共通する特徴は、「簡素化」、「実質化」、「ミエル化」といったところです。ここにも「ロータリーの不易流行」が見て取れます。例えば、記念講演では、特に有名人ではないけれども地域で頑張っている人を発掘してその方のお話を聞くとか、記念卓話と称してRI理事経験者のお話しを聞くなどです。また記念事業も「地域に貢献した人を顕彰する事業」とか「我が街の往古の姿を知ってもらうための看板を設置する」などです。智頭の周年事業では、森林セラピー体験ということで、智頭の森林資源を体と舌で体験してもらうといった企画のようでした。  祝宴も、豪華さを競うよりも、軽めのコース料理とか、普通のテーブル料理が多く、アトラクションも地元の人による演奏など、地産地消的な要素が多くなってきています。  
このように総じて、RCの周年事業は、近年「地産地消による地域貢献」に繋がるような事業を行う傾向が強くなってきています。ひと頃のような、◯◯基金の創設とか有名人による講演といったものは蔭を潜め、ロータリー活動の「地域貢献」と「ミエル化」がより鮮明になってきているようです。  本日は、近年のRC周年事業の感想を一言述べさせていただきました。
 
ポール・ハリス・フェロー賞が、霜村さん(2回)と植田さん(2回)に授与されました。

幹事報告
A)到着文書 なし 
B)例会変更 右に記載
C)連絡事項
・鳥取ローターアクト例会  
5/22(木)19:45から商栄町卸センター2階
・5/27(火)例会後 職場訪問
・6/3(火)天徳寺(湯所)より例会です
〈例会変更
・メークアップ情報〉 クラブ名 日にち・会場
倉吉東RC 6/19(木)倉吉シティホテル
米子RC 5/30(金)米子全日空ホテル
鳥取中央RC 6/2(月)ホテルニューオータニ
鳥取 6/9(月)ホテルニューオータニ鳥取
鳥取西RC 6/13(金)ホテルニューオータニ鳥取
倉吉中央RC 6/18(水)倉吉シティホテル3階
米子東RC 6/25(水)ホテルサンルート米子
境港RC 6/24(火)境港マリーナホテル
米子RC 6/27(金)米子全日空ホテル
米子南RC 6/30(月)米子全日空ホテル

委員会報告
◎出席率報告  
5月20日 会員52名中 欠席12名 76.92%
◎創業記念日御祝  
竹田達夫さん 西浦伸忠さん 香月三郎さん
*スマイル報告(本日13,000円 累計499,500円)
古川郁夫さん 霜村会員と植田会員の2回目のポールハリス・フェローの認証おめでとうございます。
山田雅文さん 5月と言えば総会の時期です。私は今週3つの総会があります。総会と言えば飲食が付き物です。体調を崩さない様にしましょう。
森下耀雄さん 野田さん、送って頂きありがとうございました。
乾 康彦さん 昨年、職業奉仕賞を受賞した職員、勝原の開発した化粧品が日本海新聞に紹介して頂きました。本当に有難うございます。
田中英教さん 会員増強の成果に敬意。
田邉賢二さん お蔭様で第1グループの周年祝賀会が倉吉RCの60周年記念を最後に全て終了しました。
植田哲朗さん 先日聖祭りが終わりました。連休明けより毎週練習が続き、反省会と言って大社教にゴザを敷き、夜10時過ぎまでの反省会ならぬ飲み会でした。ようやく解放されました。
中村達哉さん 5月より入会させて頂きました。ロータリアンにはほど遠い自分ではありますが、どうか宜しくお願い致します。(ゴルフ優勝)
早退 3件
*四大御祝(本日4,000円 累計308,000円) 
乾 康彦さん 結婚記念日等 出席表彰(4月)
*ワンコインスマイル(本日0円 累計83,924円)

卓話
「ロータリーライフを振り返って」           松長政幸さん  
今月22日が誕生日で70歳(古希)を迎えます。  
この節目を一区切りと考え、会社人生からの延長でありましたロータリーライフを古川会長年度(2014年6月)を以って退会することを決め、鳥取北ロータリークラブ定款第12条第8節の規定により退会届を提出致しました。  
2009年6月に旧明治製薬株式会社(現明治HD)退社、帰省後、田邉会長年度の2010年1月に入会させて頂きましたので、4年6ヶ月(クラブ運営委員3年6ヶ月、SAA1年)の在籍となります。  
会員の皆様には、心からのご指導やご鞭援を賜り本当に有難うございました。入会前の面接も兼ね、幸旅館で小林弘尚さん、霜村哲男さん、田邉賢二さんとご一緒に郷土料理と地酒で、楽しく語り合ったことを懐かしく思い出します。40数年ぶりに故郷に帰り、事業家や学識経験者等地元のトップの皆様とロータリーライフをご一緒出来ましたことは、貴重な経験でしたし、大変有意義で楽しいことでした。感謝して心よりお礼申し上げます。有難うございました。  今後はローコスト、スローライフに徹して、より充実した生活を送りたいと考えております。  最後になりましたが、鳥取北ロータリークラブ様のますますのご繁栄と会員皆様のますますのご健勝とご発展を心より祈念申し上げます。 感謝

「STAP問題と研究論文」         野田英明さん  
理化学研究所、小保方晴子研究ユニットリーダーといえば、STAP細胞ということになります。STAP細胞は存在するのか?ネイチャー誌に掲載された論文に不正があったのか?等、マスメディアで取り上げられ大変な騒動になっています。その発端はネイチャー誌掲載後になされた記者発表であります。  
何故、掲載直後に大々的に記者会見して発表する必要があったのか、一研究者としてやや疑問に感じます。論文集に投稿するには、編集委員会に原稿を送り、数名の査読者による審査を経て掲載の可否が決定されます。掲載後も、疑問を持つ読者は著者に質問状を送り、著者はそれに回答して、その結果は討議ノートとして論文集に掲載されます。  完璧な論文など存在しません。発表すべき論文は、何がどこまで解明されたか、またどの部分が未解明かを明確にする必要があります。そのためには、研究経過(実験や計算、考察)を克明に説明し、同じ研究を進める研究者に理解してもらう必要があります。わからない点は、理解を深めてもらうための努力と時間を要します。それにもかかわらず、今回は何故急がれたかよくわかりません。  
もちろん、他人の論文から文章を丸写しすることは、それが一部分であっても、許されることではありません。ただし、著者名、論文名、発行雑誌名、発表年月、何ページか等、引用文献の詳細を記していれば許されます。若い研究者は、他人の文章に引かれてついついコピーをすることがあります。こうした点の注意は、若い研究者を育てる際に非常に重要です。  
小保方さんは会見の中で、STAP細胞の作成に200回成功したと述べておられました。その中で、この実験には“コツ”があるとも述べられていました。しかし科学者が「実験にはコツがある」というのは私には理解できません。論文には、実験の過程を詳しく説明し、誰でも同じ実験を実施すれば、同じ結果が得られる必要があります。STAP細胞については再現実験に成功した研究者がいません。今後、検証実験がおこなわれるとの報道があったが、それらの結果を見守る必要があります。いずれにしても、若い研究者を育てて、一人前の研究者として独り立ちできるよう心がけることが大切でしょう。              
(担当 田邉賢二)