No.17
本日の例会 
2014年11月4日(火) (四つのテスト) 第2626回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆卓話  
鳥取県農業農村担い手育成機構  
理事長 上場重俊氏
※例会終了後 定例理事会「梨花の間」

次週の例会
2014年11月11日(火) 18:30  第2627回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 和食
◆夜間例会  明石家(岩井)

先 週 の 例 会
2014年10月28日(火)

会長挨拶  
本日はロータリーデーについてお話しします。  
国際ロータリー会長が、「ロータリーに輝きを」をテーマとされ、そのためには、「ロータリーデー」に参加してロータリーを輝かせてください。と言われました。  ロータリーデーとは、地域社会の人々に楽しみながらロータリーを紹介し、活動内容を理解してもらい更にクラブ入会に関心を持ってもらう事が目的です。今回の事業が、ロータリーデーのまたとない機会になればと思っています。先回の例会で概要を説明いたしましたが、内容が煮詰まってきましたので、報告いたします。当年度は、鳥取北ロータリーが、幹事クラブとなっており、当クラブの発案から始まったこともあり森本幹事には、大変ご苦労をお掛けいたしています。それでは、報告いたします。  
日時: 11月2日(日)午前10時?15時まで  
場所: 鳥取駅前バードハット  
趣旨: 山陰海岸ジオパークフェスティバルに5RC合同で後援しロータリーを広く知ってもらうこと  
内容: 
・クラブのノボリ旗を立て、パネルとポスターを展示
・各クラブの紹介チラシを来場者に配布
・ポリオの広報と募金
・「鳥取の水」にロータリーシールを貼り北クラブの持ち時間に配布
・各クラブ委員会から1名は、ブース担当者として参加
・北クラブはこの事業をメークアップの対象とする。
条件は、当クラブの担当時間(12時?13時)内に来場しポリオ募金(1,000円以上)をする事  
以上どうぞ宜しくお願いします。

幹事報告
A)到着文書
1)松本ガバナー事務所より  
公式訪問のお礼 
RI会長ゲイリーC.K.ホァン御夫妻をお迎えしてのジャパンロータリーデーの開催の御案内  
2015.2.4(水)ホテルグランパシフィック  締切り11/28(金)
2)国際ロータリーより  11月のロータリーレート1$106円
3)鳥取中央RCより  10/26の東部5RCゴルフ大会収支報告書
B)例会変更・メークアップ情報 クラブ名 日にち・会場
境港RC 12/16(火)境港ビアガッセ
米子東RC 12/17(水)ホテルサンルート米子
C)その他 なし

山本潔さんの退会ご挨拶  
誠に勝手ながら、また非常に残念な思いを持ちながら、退会の挨拶をさせて頂きます。  
わずか3年と半年の間でありましたが、会員の皆様にはいろいろな場面で、このような私にでも、お声をかけていただいたり、楽しいお話や、大変勉強になるお話をいただき、なによりもどんな時も大変可愛がっていただいた事ばかりが思い出されます。  
今後、体験や苦労話ができるほどの身になった時、お許しを頂ければクラブに戻りたいと思います。よろしくお願いいたします。  短い間でしたが、大変お世話になり、誠にありがとうございました。

委員会報告
◎出席率報告  
10月28日 会員50名中 欠席11名 78%  
10月14日 補正後   欠席8名 84%
◎出席表彰  
前田清吉さん(3年)
香月三郎さん(2年) 

*スマイル報告(本日9,000円 累計227,000円)
入江敏夫さん 芦谷支社長様お会いできて光栄です。卓話を楽しみにしています。皆さん、ロータリーデーに来てください。待っています。
森本美明さん 鳥取の休日の楽しみの一つは愛菜館での買い物です。やはり何処へ行っても市場見物が一番楽しいですね。
田邉賢二さん 本家さん、先日はお世話になりました。今朝は日本海新聞に御活躍の記事が掲載され、しっかり拝読しました。心より拍手。
竹田達夫さん 入江先生お世話になりました。
笹野眞紀さん 森下さん、先日はお世話になりました。
福田 収さん 長い稲刈りも無事終わりました。
※四大御祝(本日4,000円 累計106,000円)
伊藤教史さん 創業記念日等
福田 収さん 創業記念日等(8月)


卓話
「日本のエネルギー事情」
中国電力株式会社鳥取支社  
執行役員支社長  芦谷 茂氏
 
鳥取ロータリークラブに所属しています中国電力の芦谷茂と申します。本日は「日本のエネルギー事情について」お話をしたいと思います。
(パワーポイント画面)
○日本のエネルギー消費の推移  
■エネルギー消費量は、GDPの伸びに比例し増加している(GDPの伸び2.3倍)  
■石油ショック以降、産業部門の消費量は省エネに継続的に取り組んできた結果横ばい推移していますが、家庭・業務・運輸部門は1973年に比較して消費量が倍増  
■今後は、少子高齢化の進展に加え、省エネが一定程度進展することが予想されるが、経済活動や生活水準を維持していくためにも、今後も一定量のエネルギーは不可欠 ○日本のエネルギー自給率  
■日本の1次エネルギー自給率は、2010年は20%であったものが、2011年約11%、2012年には6%と震災以降低下。(原子力を含まない場合は約5%)この比率は、OECD諸国34ヶ国中、33位と極めて低い水準。 ○特定の国や地域に、エネルギー供給を依存するリスク  
■日本の原油の約8割、LNGの約3割は中東地域に依存 ○増え続ける世界のエネルギー消費  
■世界のエネルギー消費は、2035年には現在の1.5倍に拡大の予想  
■特に、経済成長の著しいアジア(特に中国・インド)のエネルギー消費は、現在の約2倍に拡大し、世界全体のエネルギー消費を牽引していく見通し ○世界のエネルギー需要の大半は、今後も化石燃料に依存  
■地球温暖化対策の強化や高効率技術の国際展開等により非化石エネルギーの比率は徐々に高まるものの、将来的にも、依然として8割以上は使い勝手の良い化石燃料に依存するものと予測 ○燃料価格の動向  
■原油価格は、平成20年8月に最高値を更新後、リーマンショックの発生により急落したが、近年は政治不安や新興国の需要増を受け再び上昇傾向  
■アジアで取引されるLNG価格は原油価格に連動して決定、欧州ではLNG取引市場で価格形成。日本は欧米と比較して相対的に高い価格で輸入。  
■石炭価格も、中国・インドの需要拡大を背景に、過去よりも高めの水準で推移。 ○日本の電源構成の推移  
■電気は国民生活・経済活動に欠かせないもっとも基本的なインフラであり、電力会社には、低廉で良質な電気を安定的に供給することが求められている。  
■日本の電力会社は、発電用燃料のほぼ100を海外からの輸入に依存している中、石油ショックの経験を踏まえ、各電源をバランスよく組み合わせることで、安定供給の確保に努めてきている。 ○電源別発電量構成比  
■一方、火力発電の比率が増加し、昨年度は過去最高(88.3%)を記録 ○火力発電所の運転年数と出力構成  
■当社火力発電所の約5割(出力ベース)が運転開始後30年を超えている。 現在このようなエネルギー事情があります。 以下、電気の特性をお話しますと、 「電気は貯蔵できない」
■消費に応じて発電しなければならない
■使用料の変動に備え、常に予備力を確保 「電気には品質がある」
■周波数・電圧が安定していること
■停電がないこと 「電力供給は長期ビジョンが必要」
■社会生活、経済活動を支える重要インフラである
■電源開発は、長期にわたり巨額な設備投資が必要 最後に私が言いたかったことは、
@日本の電気は自給率が6%であること。大半が中東から来ていること。非常に不安定な中で私たちは生活をしているという事を再認識しなければならないという事。
A電気は蓄えることができないという事。需要と供給を見ながら提供をしており、品質が大事だという事をご理解いただきたく思います。
B発電方式には一長一短があって、日本においてはバランスよく効率的に使っていかなければなりません。
C最後に支社長としてお願いです。平成28年には電力自由化が始まります。我々はこれからも安定して、安い電気をおくりますので、中国電力の電気を買っていただきたく思います。これを言わなければ会社に怒られますので、最後に一言お願いを申しておきます。
本日は有難うございました。                (担当 植田哲朗)