No.21 本日の例会 
2014年12月2日(火) 第2630回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立  100万ドルミール
◆委員会事項  誕生日御祝
◆年次総会
※例会終了後 定例理事会1階「梨花の間」       
次年度理事会1階「梨花の間」

次週の例会
2014年12月9日(火) 第2631回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 和食
◆委員会事項 結婚記念日等御祝
◆卓話  
鳥取大学 農学部獣医学科  
鳥由来人獣共通感染症疫学研究  
センター長 伊藤壽啓 氏

先 週 の 例 会
2014年11月25日(火)

会長挨拶  
衆議院が解散され、事実上の選挙戦が始まっています。  
安倍首相は、記者会見で今回の解散を「アベノミクス解散」と名付け、「アベノミクスを前に進めるか、止めてしまうのか、それを問う選挙だ」と自らの経済政策を争点の前面に押し出しました。  
それに対して野党は、「アベノミクスで本当に国民は、豊かになったか、集団的自衛権・秘密保護法・消費税・原発再稼働・沖縄基地問題」と安倍政権の暴走体質そのものを問わなければならないと言っています。  
この師走の忙しいときに税金だけで700億円も使って国民に「信を問う」だけの大義があるのか。選挙理由の曖昧さと、与野党の力の差がはっきりしている現状では、しらけと、無関心になってしまいそうです。  
何れにしろ、やりかけた事にブレーキをかけたりせず進んでほしかったのだけれど、解散してしまったのなら、形式的な儀式だけに終わらせないよう、日本の未来に夢を抱かせてもらえるような政策論を是非聞かせてほしいと切に願っているところです。

幹事報告
A)到着文書
1)鳥取県留学生交流推進会議より  
H26年度鳥取県留学生交流推進会議開催について
2)鳥取県未来づくり推進局より  
H26年度鳥取力創造運動活動表彰に係る対象事業の募集について
B)例会変更・メークアップ情報
クラブ名 日にち・会場
倉吉中央RC 12/10(水)倉吉シティホテル
境港RC 12/16(火)境港ビアガッセ
米子東RC 12/17(水)ホテルサンルート米子
鳥取RC 12/18(木)アクティビル5階
C)その他
・早いですが新年祝賀会の出欠もお願いします。
・12月ロータリーレート 1ドル 112円

鳥取北ロータリー 行事予定表
2014年12月…
12月2日 火 通常例会・理事会
12月9日 火 通常例会
12月16日 火 年忘れ家族会
12月23日 火 休会
12月30日 火 休会
2015年1月…
1月6日 火 新年祝賀会・理事会
1月13日 火 通常例会
1月20日 火 通常例会
1月27日 火 通常例会

委員会報告
◎出席率報告  
11月25日 会員49名中 欠席8名 83,67%  
11月11日 補正後   欠席12名 75.51%
◎出席表彰  
森下耀雄さん(50年)  
松下栄一郎さん(25年)  
植田哲朗さん(23年)  
入江敏夫さん(12年)

◎ゴルフ同好会 千金幹事より  
第2回入江会長杯12/13(土)、たくさんの御参加をお願いします。

メークアップ  
11/21 鳥取西RC 田邉賢二さん

*スマイル報告(本日18,000円 累計278,000円)
入江敏夫さん 選挙戦が始まりました。明るい未来が期待できる話が聞きたいものです。今日は中山さんの話に期待しています。
坂根 徹さん 中山様、本日は卓話お疲れ様です。期待しています。「辛口」でお願いします。
森本美明さん 遊びと仕事?毎日忙しい日々を過ごしています。皆様お身体を御自愛ください。
森下耀雄さん 止めたい時も有りましたが、なんとか辿り着きました。
田中英教さん 中山さん、途中退席お許しください。
笹野眞紀さん @中山さん、本日は卓話よろしくお願いします。A岡森さん、色々とお世話になり有難うございました。
早退 2件
※四大御祝(本日10,000円 累計144,000円)
森下耀雄さん 
入江敏夫さん
植田哲朗さん 
松下栄一郎さん 出席表彰
森本美明さん 創業記念日等

卓話
「日本料理について」  
味楽庵なか山 中山政光 氏  
料理の道に入り、50年になりますが、この道は奥が深く、今でも学ぶことばかりです。  
日本料理を修業する立場から言いますと、昔から、名門と言われる店に最初から入るのは難しいことです。回り道をしながら、コネを得て入ることになります。私は運のよかったことに、全国調理師連合会の有力な方に師事することができました。  
修行のはじめは「うろうろ3年」と申しまして、鍋を洗ったり、先輩の言われたままに動いて過ごします。この間に、季節の食材、季節の旬を覚えていくことになります。  
日本料理を作る現場は、「追い回し」「焼場」「脇板」「向板」「揚場」「脇鍋」「煮方」といった分担があり、その上に「立板」が、最上位に「料理長」が存在します。  「うろうろ3年」を卒業もしないで独立して商売を始める者も多いのですが、それで、日本料理とも洋食とも言い難いようなものが出回ることになってしまいます。  
日本料理の特徴は花鳥風月、日本の季節を大切にすることです。季節以外のものを出すようでは、日本料理は成り立ちません。  
春は山笑う、夏は山滴る、秋は山粧う、冬は山眠る。12か月の季節は24節気に分れ、さらに約5日ずつの3つに分けた72候、この季節をとらえていきます。  24節気の中で祭事や行事にまつわる料理の考案も大切にしています。  向付とは、1汁3菜の中でなま物や酢でしめた物など、膳の向う側に配するもの、またその容器のことです。向付で表現するのに、1月はすいせん、2月は梅、梅に水仙を配するものを双清と言います。3月は春草、4月は桜、こうして12月は雪笹となり、器の絵付けが定まっています。  
日本料理は器も大切です。1点を盛るのに、活きたように盛るのは、何十年してきても難しい。少し下手をすれば、活きないで死んでしまう。  
日本料理は出汁も重要です。一番はカツオと昆布。昆布の白い粉は水で洗ってはいけません。ふき取って前日から昆布を水に漬けこみます。翌日のお客様の顔を見てから昆布を入れた状態で煮始めます。沸騰直前に昆布を引き上げ、カツオを入れてカツオが沈むのを待って越します。お客様に出す直前に出汁をとります。搾ったら味が死にます。自然に濾さないといけません。  
上げた昆布とカツオを再度水に入れて30分程度煮詰め、カツオを少々補いますとよい2番出汁となり、煮物や茶わん蒸しに使います。  私が鳥取に御縁を頂いたのは、笹野さんのお父さんのお店にお世話になった事からです。当時は鳥取や地方の店は軽視される風潮がありました。笹野さんのお父さんの経営されていた「池田侯」は、大阪に出しても一流で通用するようなお店でした。  
鳥取のような地方が軽視される中でも、誰にも負けない店を作るんだと信じてやってきました。これからも精進し、鳥取できちっとしたものを残すことが、地域にとっても大切だと思います。  
季節と関わりの深い日本料理を見直して頂きたいと思います。             
(担当 松下栄一郎)