No.26

本日の例会 
2015年1月20日(火) 第2635回
◆ロータリーソング  鳥取北RCの歌
◆委員会事項  創業記念日等御祝
◆献立 和食
◆IDM報告会

次週の例会
2015年1月27日(火)  席くじ引き  第2636回
◆唱歌 ふるさと
◆委員会事項  出席表彰
◆献立 洋食
◆卓話   
乾 康彦さん  伊藤教史さん

先 週 の 例 会
2015年1月13日(火)

会長挨拶  
まだ松の内ですが、120年ぶりに民法の大改正が2月の通常国会で議論されるようです。民法の改正は、国民生活や経済活動に、大きな影響を与えますから、慎重に検討してほしいものです。最も国民に密着した法律だけに国会に出す前に改正内容について国民に関心を持たせるべきではないかと思います。そうすれば興味がわき理解ができやすくなるはずです。そして読みやすくて解りやすくして頂ければ大改正大賛成です。  
さてそのことに関連して、昨日1月12日は、成人の日でした。テレビで新成人にインタビューしたその答えに  ・選挙権ができた ・酒が飲める ・一人前になった 
・責任を持たないといけなくなった  
・自分に非がなくても謝らなければいけない人になった 
・涙の意味がわかる人 等がありました。  
新成人に直接関係する選挙年齢、性差別、結婚年齢問題、罪に対しての問題、等々選挙年齢を下げるには今が改正のチャンスかも知れないと思いました。高校を卒業したら、就職しようが、進学しようが社会人としての自覚を持って接すれば、世代間の格差も薄まってくるように思います。18歳になれば心も体も充分大人です。ちょっとだけ早く大人として認めて、迎え入れてやることが我々大人のやるべきことではないかと考えさせられた成人の日でした。そして来年の成人式は、18歳と19歳の同時成人式となり2日連続しての祝日としてみんなでお祝いができれば最高だと期待しています。  

会長より、入江宏一さんにポール・ハリスフェローが贈られました。

幹事報告
A)到着文書
1)ガバナーノミニー境港RCより   
ガバナーノミニー事務所開設のご案内
2)鳥取大学中国留学生会長より   
2月7日(土)に春節祭を開催のご案内
3)ロータリアン誌 1月号
B)例会変更 クラブ名 日にち・会場
倉吉東RC 1/29(木)倉吉シティホテル
倉吉中央RC 1/21(水)倉吉シティホテル
境港RC 1/27(火)境港マリーナホテル
境港RC 2/10(火)境港マリーナホテル
C)その他
1)新入会員 
大山茂生さん  日本通運(株)鳥取支店長  理事会より承認されました。異議のある方は7日以内に書面にて幹事宛に提出してください。
2)1月理事会報告
・勤労学生表彰式 2/10(火)の例会で行います。
・1/20(火)はIDMの報告会です。委員長は準備をお願いします。
・事務局のパソコン購入 委員会報告

◎出席率報告  
1月13日 会員48名 欠席9名 81.25%  
12月16日 補正後  欠席6名 87.76%  

メークアップ  
1/8 鳥取RAC 福石幸生さん 

*スマイル報告(本日12,000円 累計358,000円)
入江敏夫さん まだ松の内です。最初の卓話を特別な意味を込めて浜田あけみさんにお願いしております。あけみさん宜しくお願い致します。
森本美明さん スムースジャズ(ジャズとフュージョン)が融合した音楽ですが、これを聞くことが私にとって毎日快適に過ごせる源泉です。
植田哲朗さん 先週の例会を欠席致しました。改めて新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
笹野眞紀さん 先日の2次会では、大変お世話になり有難うございました。
米田由紀枝さん 浜田さん、本日は卓話有難うございます。久しぶりに顔が見えて嬉しいです。毎週来ませんか?
早退 4件
※四大御祝(本日4,000円 累計180,000円)
田中 彰さん 誕生日
古川郁夫さん


卓話
「損しない年金」
社会保険労務士 浜田あけみ氏  
平成14年頃当クラブでお話をさせていただいた事があります。その場におられた方が内容まで覚えておられて、ビックリしたところです。  
今日は「30分でわかる!!年金の話」というタイトルですが、下の方に透明な字で「わかるわけがない!!」と書いており、複雑な年金制度をお話しすると2〜3日かかると思います。  
何故年金制度がややこしいかと申しますと、公的年金制度は明治8年頃の軍人恩給から始まり、戦時中の昭和17年に現在の厚生年金制度が始まったのです。その後平和な時代になると、様々な年金制度がつくられ大変複雑な制度になってきました。結果として、厚生省・厚生労働省が平成9年には基礎年金番号制度を導入し、一本化に向かっています。  

皆さんからの質問で多いのが
@「ほんとうにもらえるの?」  
年金受給は現在3,900万人の方が受けておられ、国民の3人に1人が受けています。その内半分以上は遺族年金と障害年金です。残りの方が老齢年金を受けておられるのが実情です。  キチット年金を払われたら受け取ることができます。
A「年金はいくらもらえるの?」  
モデルケースで平均231,648円、このようなケースは減ってきてはいます。  年金制度は世代から世代への所得移転。働いている人から働いていない人への所得の移転が制度の根幹です。しかし、若い方の年収を300万円前半としますと、それに比べ年金をもらっている高齢者が65歳以上で所得が400〜500万円となっていて、給料の少ない若いものから集めて高齢者へ分けているのが現状です。  目指してきた目的と少し違った現象が起きています。
B「いつからもらえるのか」  
スケジュールは決まっていて、当初50歳の平均寿命で55歳支給が、85歳で65歳支給になっておりますが、今後変わってこざるを得ないと思います。
C「あの人より、少ないのはなぜ?」  
年金をケーキに例えると  
基礎年金…………………スポンジ  
報酬比例年金……………クリーム  
職域加算・年金基金……イチゴ   
人により働き方によって様々な年金制度があり、それによって年金額には差が出てきています。 D「年金はこれからどうなるの?」  平成16年に年金100年安心プランが決まりましたが、2105年には収支トントンになるプランですが、現状年金54兆円、年金収入34兆円で、いつまでもつのか心配でもあります。  
平成26年改正では   父子家庭にも遺族基礎年金   産前産後休業中の保険料免除  
平成27年改正予定では   報酬比例年金を、厚生年金制度に一本化  
平成28年改正予定では   10月から改定予定ですが、大企業のパート も厚生年金の担い手になるようになります。     
以上、お話をさせて頂きましたが、この年金制度は皆で守っていかなければならないと思っています。  
本日は有難うございました。              
(担当 植田哲朗)