No.33
本日の例会
2015年３月10日(火) 第2642回
◆ロータリーソング 我等の生業
◆献立 和食
◆委員会事項
結婚記念日等御祝
◆卓話
ＰＥＴＳの報告
坂根 徹さん
米澤信也さん
次回の例会
2015年３月16日(月) 18：30 第2643回
◆ロータリーソング 奉仕の理想
◆献立
パーティー料理
◆東部５ＲＣ合同例会
ホテルニューオータニ鳥取
「鶴の間」
※3/17（火）休会
先 週 の 例 会
2015年３月３日（火）
会長挨拶
本日の例会日、３月３日は、楽しいひな祭りの日となりました。楽しみの１つ目は、白岩さんの入会式であります。もう１つは、米山奨学生リュウ・レイさんの北ロータリークラブ、卒業記念卓話の日であります。私事ではございますが、昨日は早朝から地域の人たちと２万本の梅と16基の古墳が共生する綾部山梅林に行ってきました。場所は竜野市御津山町黒崎です。梅の花は、５分咲きといったところでしたが、瀬戸内の海と島と街が観え、しかも天気は良し、観光バスの中は、歌声と酒で休みなしでありました。それでもキューピーマヨネーズ工場、白雪酒造見学もありと、日頃の仲間と、楽しい１日を過ごさせて頂きました。
さて米山奨学生のリュウ・レイさんにも楽しい想い出を頂きました。リュウ・レイさんとは、益田市での大会でも１泊の旅を共にし、歌も話も聞かせてもらいました。卒業後もリュウ・レイさんの事だから、意義のある日々が待っていると思いますが、国際交流の一員であることを胸に、またこれからの活躍をお祈りしている北ロータリーを思い出していただき、たまにはお便りでもいただければ幸いであります。これもリュウさんのサポートをしていただきました、カウンセラーの古川前会長の、ご尽力のお蔭であります。改めましてお礼を申し上げます。本当に有難うございました。
話は変わりまして、皆様にお願いがあります。私の年度も余すところ３分の１の４ヶ月となりました。ロータリー財団の山田担当リーダー・米山奨学会の笹野担当リーダーから、皆様お一人お一人にお願いに上がらなくてはいけないような状況がありますので、ロータリーの意図をおくみ取りの上よろしくお願いをいたしまして挨拶とさせて頂きます。
幹事報告
Ａ）到着文書
１）国際ロータリー日本事務局より
・第20回日本青少年交換研究会「富士の国」会議開催案内 ５/16（土）17（日）静岡にて
・第2690地区ＲＡＣ地区大会登録のご案内 ５/９（土）10（日）大山町総合体育館にて
２）鳥取砂丘美化運動協議会より
春の鳥取砂丘一斉清掃のご案内
３）鳥取大学より 風紋２月号
Ｂ）例会変更・メークアップ情報
クラブ名 日にち・会場
鳥取ＲＣ ３/12（木）アクティビル5階
倉吉東ＲＣ ３/12（木）倉吉シティホテル
鳥取中央ＲＣ ３/16（月）ホテルニューオータニ鳥取
智頭ＲＣ ３/18（水）鳥取銀行智頭支店
鳥取西ＲＣ ３/20（金）ホテルニューオータニ鳥取
米子東ＲＣ ６/24（水）ホテルサンルート米子
Ｃ）報告事項
鳥取ＲＡＣより例会案内
３/５（木）19：15 商栄町卸センターより
３/29（日）９：30より
地区国際交流行事開催
新会員入会式
白岩裕己（しらいわ ひろみ）さん 43才
鳥取リーガルオフィス 代表
業種：司法書士
推薦人：森本美明 宮﨑正彦
白岩裕己さん入会挨拶
皆さんに早く溶け込み、ロータリー活動をしっかりやっていきます。どうぞ宜しくお願い致します。
委員会報告
◎出席率報告
３月３日 会員50名中 欠席６名 88%
２月17日 補正後 欠席12名 75.513%
◎誕生日御祝
田中和夫さん 宮﨑正彦さん
田村博信さん 伊藤教史さん
◎地域奉仕委員会より
春の鳥取砂丘一斉清掃 ４/12（日）９：15～、たくさんのご参加をお願い致します。
メークアップ
３/１ 米山奨学会送別会 古川郁夫さん
＊スマイル報告（本日7,000円 累計409,000円）
入江敏夫さん 白岩さんいらっしゃい、仲よくやりましょう。リュウ・レイさん楽しい日を有難う。今後の活躍を期待しております。
坂根 徹さん ①白岩さんのご入会をお祝いして。②?さん 鳥取大学大学院のご修了おめでとうございます。日本でしっかり頑張ってください。
森本美明さん 白岩裕己さんの北ロータリークラブの入会を歓迎します。ウェルカム！
田中 彰さん 本日は欠席の予定でしたが、例会に出席しました。３月５日に切れるビジネス航空券でハワイにと無理して計画しましたが無理は、やはり無理。航空券は期限切れでパーになりました。
早退 １件
※四大御祝（本日6,000円 累計234,000円）
伊藤教史さん
田村博信さん 誕生日
笹野眞紀さん 出席表彰
卓話
「中国人民銀行の独立性に関する研究
－法制度の発展を中心に－」
米山奨学生 ?蕾さん
日本政府はアベノミクスでインフレ目標を掲げ、異次元の金融緩和を唱え、日銀運営の改革にも言及しています。
各国で国内貨幣の供給量を調整する中央銀行の金融政策は大事です。
中国も社会主義国ですが、実際には市場経済原理も機能しています。中国での中央銀行にあたる中国人民銀行は、1952年までは国務院直属の組織で、財務委員会の指示で動いていました。
政府の影響は大きく、さらに1953年からは「大躍進」の政策の下、国務院財政部に吸収されて縮小しました。1978年の改革開放以来、中央銀行から一般金融部門を分離し、組織や法の整備がなされてきました。
1998年のアジア通貨危機などを経て、国際金融市場での経験を積むとともに、現在中国の市場自由化の進展は、中国人民銀行の政府からの独立性を強く求めるに至りました。
2003年には中国人民銀行法が改正され、独立性が大きく改善されました。しかし2003年以降もなお、金融政策の政府からの独立性という点で、まだ問題は多くあります。例えば中国人民銀行に内在する問題として、金融政策の目標が不明確という問題があります。
これら金融の独立性の不足による問題を明らかにします。例えば金融の政府からの独立性が不足するとバブルを生じやすいというような問題があります。
そして次に金融政策の独立性を高めるための提言をします。金融政策の独立性を高めるためには、金融政策を決定する際に、全国人民代表大会と国務院は、多くの権限を中国人民銀行に与える必要があります。加えて、中国人民銀行が実際に持っている権利を明文化し、法的に明確にすべきです。
そのために中国人民銀行の条法司（法律の制定に関する部門）は責任を持って、中国の国情に適合した中央銀行としての独立性を担保するための権利と義務を法的に明確にすべきです。
一方、貨幣政策委員会は現状では諮問機関としての立場ですが、今後は政策金融に関する最高意思決定機関になる必要があります。加えて、金融政策の客観性、公正性、正確性をたもつためには委員会の構成メンバーを充実する必要があります。
現在は貨幣政策委員会のメンバーに行政府のメンバーが多く、全員が北京市から出ており、任期も政府より短く不安定です。メンバーに経済の専門家を増やし、各地方、各業界からの代表も加える必要がある。さらに任命を透明化し、任期を明記して政府より長く安定させる必要があります。
委員会情報の透明性を確保するためには、情報公開と監視の仕組みを導入する必要があります。
金融政策の決定権について、国務院から貨幣政策委員会に対してもさらに多くの権限の移管が必要です。
（担当 松下栄一郎）