No.37

本日の例会
2015年4月7日(火)   第2646回
◆唱歌 さくら
◆献立 お花見弁当
◆委員会事項
 誕生日御祝
◆お花見移動例会
 (鳥取シティホテル)
※例会後 理事会「鳥取シティホテル」

次週の例会
2015年4月14日(火)   第2647回
◆ロータリーソング
 我等の生業
◆献立
 100万ドルミール
◆委員会事項
 結婚記念日等御祝
◆卓話
 山田雅文さん
 塚田 隆さん

先 週 の 例 会
2015年3月31日(火)
会長挨拶
 桜の開花宣言も聞かれ心の弾む良い季節となりました。来週は「花見例会」ですが、明日からまた天気が悪くなるということで、桜も雨の強さの具合で変わりそうです。枯山水ほど無駄をそり落として世界を表現しているものはないということで、今日は枯山水の話をするつもりでしたが、枯山水よりむしろ、私と関係のありそうな「無駄」という言葉について考えてみました。
 辞書によると、「無駄」とは――役に立たないこと、それをしただけの甲斐がないこと――です。英語では“useless, no use”,では「徒労」です。類似語に無駄足、無駄話、無駄骨等があります。
 世の中「無駄なことは何もない」とも言われていますが、経済学的に言えばできるだけ「無駄」を省いて効率化を図り、利益を追求することが、求められています。「骨折り損のくたびれもうけ」という諺がありますが、経営においては「損失利益」に当たる無駄遣いです。私たちのビジネスシーンには良くあることです。何故このようなことが起こるのでしょうか?
 日本の文化を振返ってみれば、俳句・川柳・日本画・枯山水・能楽等のように洗練された無駄のない文化、簡素化・合理化していく文化には長けていると思うのですが、欧米の合理主義を、真似ることを良しとされている近年の傾向があるのが残念でたまりません。
 ビジネスでも政治でも、話し合いをするときは、9割は聴いて、1割を話すぐらいの余裕が欲しいものです。そうすれば思い込み、勘違い、不注意、知識不足、情報不足のために的確な発言ができず後悔せずにすむと思うのですが、・・・。特に安倍総理には、自分の話しをする前に9割の人の話を聴いてもらって、少しぐらい無駄な努力もして欲しいと思います。この場で何を言っても無駄だと思いますが、「世の中、無駄なことは何もない」ということで挨拶とさせていただきます。

幹事報告
A) 到着文書
 1)ガバナーエレクト事務所より
次期地区会員増強・R財団合同セミナーのご案内
2015.5.30(土) 岡山プラザホテル
 2)国際ロータリーより
  4月のロータリーレート 1$ 118円
 3)鳥取県未来作り推進局より みんなで勧める鳥取力の募集について
B) 例会変更・メークアップ情報  
クラブ名 日にち・会場
米子東RC 6/24(水)ホテルサンルート米子
C) その他連絡事項
 ・2014年度報告書の原稿依頼、締切り4/21必着
 ・次週4/7は例会・理事会ともに鳥取シティホテルです。

次年度村上幹事より
2015年度クラブ活動運営計画書の原稿依頼。締切りは4/21(火)
委員会報告
◎出席率報告
 3月31日 会員49名  欠席6名87.76%
 3月16日 補正後   欠席13名73.47%
◎出席表彰
 山田雅文さん(18年) 
ビジター
鳥取RC  安住庸雄さん
メークアップ
3/29 鳥取RAC 塚田 隆さん 森本美明さん
        入江敏夫さん
3/30 鳥取中央RC 伊藤教史さん 秦野諭示さん
*スマイル報告(本日12,390円 累計433,390円)
入江敏夫さん 桜の花が一気に開きました。気分も弾んできます。ミツバチたちも喜んで飛び回っています。
坂根 徹さん 長男に孫が生まれ埼玉に行ってきました。桜が満開でした。鳥取はまだと思っていましたら、今朝一気に咲き乱れましたかね。まことにきれいです。
森本美明さん 春ですね。イオンモール岡山へ行ってきました。帰り際、車を駐車場のどこに置いたかわからず右往左往してしまいました。年は取りたくないですね。
牧浦繁雄さん 尾道東ロータリークラブよりロータリーの本を分けて頂きました。
田中英教さん 卓話の時、声が持つかどうか……。
宮ア正彦さん 明日4/1は50名の新入行員を迎える入行式と歓迎会があります。若者の雇用やUターンを促進するために、例年より15名程度多く採用しました。明日はTVが入ると思いますので、キリッとした顔で映りたいと思います。(笑)
福石幸生さん 暖かい季節になりましたが、近日中に、皆様に良い報告が出来そうです。北ロータリー内に親族ができます。
早退 1件
※四大御祝(本日4,000円 累計252,000円)
山田雅文さん  出席表彰
村上保雄さん  創業記念日等

「卓話」
 田中英教さん
 大変聞き苦しい声で失礼致します。思えば、膵臓癌の手術をしてから早いもので、あと2ヶ月余りで丸5年になります。その後のあちこちの手術は別として、膵臓癌の術後5年の生存率で言えば、あと暫くとなりました。今では5%といわれる術後生存率が、手術当時の説明では3%程度だと言われていましたが、この調子だと何とかその中に潜り込めそうです。当然、私の力でできたことではなく、所謂様々なお陰を頂いて今がある訳で、こんな声でも此処に立てる幸せを感じています。15分間声が持つか心配ですが、久し振りの卓話です。頑張ってみたいと思います。暫くご辛抱ください。
 さて、愈々統一地方選挙が始まりましたが、各党ともに今後に繋がる大切な選挙と位置付け、来年の参院選の基盤作りに懸命の様子です。本県でも勝敗の決まった知事選とは裏腹に、鳥取市選挙区ではかってない定員オーバー9名の厳しい戦いの県議選がこの金曜日には告示となり、我がクラブの坂野さんも2期目に挑んでおいでです。誰が落ちても不思議はないと言われる厳しい選挙であるだけに、唯々ご健闘を祈るのみです。
 身近な地方政治から世界に目を転じると、過激派組織ISによる残虐な出来事を始め、世界各地でテロ行為が拡がりつつあることはご承知のことです。2週間前のチュニジアでは国会のすぐ傍らの博物館で高校生を含む犯人によるテロがありましたし、つい先日のドイツ・ルフトハンザの子会社の航空機事故も病気による自殺と言われましたが、実態は大規模自爆テロとしか言えないでしょう。日本では遠い国での事件と受け止める人々も多いようですが、決して他人事ではありません。ISには日本人の湯川遥菜さんと後藤健二さんが犠牲となり、チュニジアでは3名の日本人が犠牲者となり、ドイツ航空機事故では日本人2名の犠牲者に鳥取出身の永田敏さんが名簿に含まれていました。
 これらの事件の多くが心の病も含め、宗教・信仰絡みであるとの報道がなされていますが、仏教の端くれに関わる者として悲痛のきわみです。私自身真言宗教の僧侶として教義のいくばくかを学び、経を読み、葬儀に携わりはしても、仏教とは宗教とはと言うことを詰めて考えることも殆どなく、深い理解や見識を有するレベルに達しているはずはありません。私達日本人の多くは仏教徒とはいえ、八百万の神々を崇め、山川悉皆(しっかい)成仏と言って人間以外の全てにも仏性を認め合う多神教ともいえます。一方、神を唯一絶対的なものとして崇めるキリスト教やイスラム教の信仰・行為には日本人に想像し得ない面があります。
 現在の日本では政教分離と言うことで、「宗教は政治に口を出してはいけない、政治が宗教及び宗教教育に関わってはいけない」と一般に受け止められています。これは国家神道が戦争に利用され、多くの国民を犠牲にするとともに、他国に多大な被害をもたらしたという歴史の反省に立ってのことは明らかです。(中略)
 仏教は世界の3大宗教の一つと言われますが、ワシントンのシンクタンク・ビュー研究所によると、2010年時点で、世界人口の約32%(22億人)がキリスト教、23%(16億人)がイスラム教、15%(10億人)がヒンズー教、7%(5億人、内1億人が日本人)が仏教です。これから見ると、仏教は地域宗教といえるヒンズー教の半分にもならないのです。「宗派あって仏教なし……仏壇あってお墓なし」という日本に比べ、イスラム教徒は1日6回の礼拝、キリスト教徒も日曜日ごとに教会におまいりします。それでも多くの日本人は平和に生きています。これを平和呆けと言うのかも知れません。(中略)
 先祖があって自分がいる、様々な環境や人々のお陰で今があるとの思いがあって始めて真のロータリー奉仕と友情が実践できるのでは……。以上取り留めのない話でしたが、これで卓話の責を果たさせていただきます。

 小林弘尚さん
 卓話の機会を与えていただき感謝しています。さて、今年は終戦から70年、終戦の翌年昭和21年に私は小学校1年生となりました。入学したのは、鳥取師範学校男子部付属小学校で、その場所は現在の「とりぎん文化会館」の正面玄関付近が校門でした。先日、我が家で片付け物をしていたら、当時の「教育簿」(通信簿)が出てきました。母が大切に保管してくれたお陰です。その中に、身長116cm、体重17kg、胸囲57cmであり、また「明朗・活発」という表現がありました。当時、私は相当のやんちゃ坊主(腕白坊主)だったようです。物のない不自由な時代でした。腹いっぱい物が食べたい時代に学校給食で、女の子からコッペパンや脱脂粉乳の残り物を「食べんさい」と提供してもらい、人と仲良くすることが、人間関係の原点であると体験したものでした。現在でも人間関係は大事にしています。
 さて、今日はロータリーの会合ですので、本題であるRCの話を致します。私は鳥取北RCに入会するのが、RC入会の3回目です。第1回目は加古川RC(平成5〜9年)の4年間です。仕事の関係で、地元の経済人の誘いがあり、昼間の例会に比較的よく出席できました。またIDMの会場は各委員長の自宅でした。ところが、やっと馴染んだところで転勤となりました。加古川はもともと4万5千人の漁村でしたが、日本毛織(九州から多くの女工さん)や神戸製鋼(若い男子)の設置で、人口が35万人になり、町の発展に若い男女が集まることの重要さが分かりました。2回目は岡山西南RC(平成9〜10年)で、前任者の後任であったのですが、例会は夜間であったため、例会出席がままならず、ホームクラブに出席できないRC活動はそれほど意味がないと感じました。
 3回目は本クラブです。銀行を退職後2年が過ぎたときに入会しました。推薦は牧浦繁雄さんです。今まで3クラブでお世話になった経験から、北RCに対する思いは「当たり前にできるクラブであって欲しい」、「対話と触れ合いを大切に」したいと思います。北クラブは全ての面で、素晴らしい会員の方々のクラブです。ピリッとしたスパイスを利かしたクラブ文化を確立できればと思っています。
(担当 野田英明)