No.40
本日の例会
2015年5月12日(火)「四つのテスト」席籤引き第2649回
◆ロータリーソング
 君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項
 誕生日御祝
◆IMの報告
※例会終了後
 理事会1階「梨花の間」

次週の例会
2015年5月19日(火)   第2650回
◆ロータリーソング
 鳥取北RCの歌
◆献立 洋食
◆委員会事項
 結婚記念日等御祝
◆卓話
山田雅文さん 田中和夫さん
※例会後
 次年度理事会「梨花の間」

前 回 の 例 会
2015年4月21日(火)
会長挨拶
 一昨日地区協議会が岡山であり、出席してきました。又、昨日は早朝から山菜取りに青谷まで出かけました。午後、雨になり、午前中に採取した山菜を捌いて料理し食しました。山菜といっても、名前だけは聞いていたことがありましたが、こんな葉っぱや木についているとかと思いながら、山菜の先生についてもらって色々勉強しましたけれど、30〜40種の名前を聞いても全く、1〜2種しか憶えていません。殆どの葉っぱや根は食べられるのではないかと感じました。
 さて、先週吉田松陰の話を致しましたが、中途半端に終わったと感じていましたので、今日は吉田松陰の没後の鳥取藩での出来事を紹介したいと思います。幕末の文久3年(1863年、明治の初めまで5年前)8月、京都で「本国寺事件(因幡二十士事件)」で犠牲となった5人の鳥取藩士(5烈士)らを悼む150回忌法要が、新品治の景福寺で営まれたとの新聞記事を以前見て、自分なりに興味を持ちましたので報告いたします。まず、この事件を話す前に当時の鳥取藩の状況を話しますと、そのときの鳥取藩主は池田慶徳でした。慶徳は水戸藩主徳川斉昭の五男で江戸幕府最後の将軍となる徳川慶喜の兄でしたが、池田藩主の没後跡継ぎがなく、幕命により13歳で鳥取藩を相続し藩政の改革を積極的に行いますが、長州の攘夷論に賛成の立場をとり、幕府から目をつけられていました。しかし家柄も良し、朝廷にも内通していて、意見を云ったり聴かれたり、相談される位置にいたようです。このような情報通でもあった藩主は、攘夷の立場に立ち、幕府を批判していましたが、本意はあくまでも幕府に反省を促すことにあり、幕府は朝廷と協力し、挙国一致して攘夷を実行すべきだと考えていました。
 一方、藩内の青年藩士には幕府を排除し、朝廷の権威を強化して攘夷を実行すべきとする勢力があり対立していました。さて、本国寺事件ですが、1863年8月17日に京都警備のため藩主と上京し、本国寺に宿泊していた藩の重鎮5人を青年藩士が襲ったのです。藩主を支える側近(5人)が同じ側近(二十士)に斬殺されるという藩政史上類例のない事件が世を騒がせました。実行グループは「因幡二十士」と呼ばれています。このときの首謀者の一人山口謙之進政次は藩命により江戸で西洋砲術を習い、勝海舟の門下に入り、海軍修業にあたっていました。この政次の墓が安長の森の中にあり、二十士の碑が同じ安長集落の中にあり、縁の人が二十士の資料を大事に保存し、護っておられます。「幕末の若獅子二十士」が日本の将来を考え、大きな志をもって立ち上がったことは、鳥取の誇りだと思いました。


幹事報告 
A)到着文書
 1)岡山北ロータリークラブより
パストガバナー高知床志様が
4月19日逝去されました。享年98才
   告別式4/21(火)エバーホール岡山にて
 2)鳥取ローターアクトより
   4/23(木)19時45分より例会
   商栄町卸センターより
B) 例会変更・メークアップ情報
クラブ名 日にち・会場
鳥取西RC 6/19(金)ホテルニューオータニ鳥取
倉吉中央RC 5/13(水)倉吉シティホテル
米子南RC 5/18(月)米子全日空ホテル
6/29(月)米子全日空ホテル
境港RC 6/23(火)境港マリーナホテル
米子東RC 6/24(水)ホテルサンルート米子
C)連絡事項
1、理事会にてポリオ寄付 1人当り2,000円全員登録が決まりました。5月例会で国際奉仕委員会が徴収します。
2、クラブ運営計画書の原稿の〆切りが本日までです。
3、4/28、5/5は休会です。
4、4/26(日)合同IMが倉吉にてあります。参加の方は忘れないように。

委員会報告
◎出席率報告
 4月21日 会員48名 欠席9名 81.25%
 4月7日 補正後  欠席6名 87.50%
◎創業記念日等御祝
 小林弘尚さん 笹野眞紀さん 坂根 徹さん
 秦野諭示さん 前田清吉さん 松本啓介さん
◎出席表彰
 竹田達夫さん(45年) 坂根 徹さん(16年)
 田中 彰さん(15年) 入江容子さん(9年)
 乾 康彦さん(9年) 宮ア正彦さん(7年)
 福田 収さん(1年) 松原雄平さん(1年)
メークアップ
4/19 地区協議会 坂根 徹さん 入江容子さん
入江敏夫さん 笹野眞紀さん 塚田 隆さん
松本啓介さん 
*スマイル報告(本日10,000円 累計469,390円)
入江敏夫さん 昨日は山菜採りに行ってきました。30種類の山菜を採り、疲れ、食べ疲れ、飲みつかれ、寝不足です。明日から沖縄です、遅れないようにします。
森本美明さん 5月の連休は、東京にて10日間ほどゆっくり過ごす予定です。どこで遊ぼうか今から楽しみです。
早川慶子さん 明日が91才の誕生日です。喜んでよいやら笑ってよいやらわかりません。場所取りにだけは、もう少しの間お世話になりましょうか。
山田雅文さん 先週卓話をするようになっていましたが、急きょ例会欠席になり、いろいろご迷惑をお掛けしました。
早退 2件
※四大御祝(本日24,000円 累計292,000円)
坂根 徹さん 笹野眞紀さん
松本啓介さん 小林弘尚さん 創業記念日等
田中 彰さん 入江容子さん
竹田達夫さん 松原雄平さん 出席表彰
宮ア正彦さん 坂根 徹さん
道上正矢見さん 宮ア正彦さん 結婚記念日等

「第2690地区研修・協議会報告」
 坂根副会長:本日は地区研修・協議会の概括的な報告を致します。一昨日、雨でしたので、ゆっくり、じっくり勉強できた研修でした。本クラブからは私、幹事の代理として入江容子さん、職業奉仕の塚田さん、社会奉仕の代理で笹野さん、国際奉仕で入江敏夫さん、および青少年奉仕の代理で松本さんの計6名が参加しました。わがクラブが幹事クラブとなり、バスを用意して鳥取地区の各クラブ24〜25名で参加しました。
 最初が全体会議で佐藤次期ガバナーが基調講演をされ、次いで部門別協議会にそれぞれ分かれて研修しました。会長研修では、次期ガバナーが大変厳しい方で一人1分ずつ自分達の方針を述べよということでした。タイム・キーパーで1分間が過ぎると、ベルが鳴り、67人の次期会長で約1時間半を要しました。われわれは第1グループですから、早くに終わり、あとは聴くだけでよいと考えておりましたが、次期ガバナーは無作為に指名されました。私の場合、指名は後半で、長時間緊張して待たされ疲れ果ててしまいました。
 最初の方々はその報告が抽象的であったため、もっと具体的に述べよと要求され、2回も指名された次期会長もおられました。私の場合、独自色を具体的に示すため、例会における食事時間12時30分〜45分を48分まで3分延長すること、その分会長挨拶を短くする予定であると述べ、“Simple is the best”ということで、ゆったり例会を楽しみたいということを述べました。
 会議後、出雲RCの方から私の意見に賛同するとおっしゃって頂きました。そのあと、全体会議で各部門別の報告があり、予定より早く午後4時半に会議は終了しました。
松本啓介さん:青少年奉仕部門
 福石さんの代理で青少年奉仕部門の研修会に出席してきました。部門別研修会では、各クラブで実施している奉仕について事前アンケートをとり、その集計結果が報告され、指名されたクラブがその結果を報告しました。この会では五つの報告例が紹介されました。題目のみを紹介すると次のようです。(1)高校生による岡山の歴史・文化研究フォーラム、(2)中学2年生の作文コンクール、(3)ペットボトルのキャップ集め(小学生対象)、(4)ローターアクトクラブ、(5)インターアクト(私立高校の英語科、海外留学援助)です。
 スポーツ大会などへの関りは通常大会に参加している子供に問題はなく、むしろ、問題児に援助する必要があるのではないか、また就職支援や少年友の会等への財政支援が必要との意見がありました。大学とインターンシップ協定を結び、大学生の受け入れや地元での就職を支援している、等です。我がクラブでも青少年のために何をすべきでしょうか?
塚田 隆さん:職業奉仕部門
 職業奉仕部門はその理念を語るという、大変な世界でした。まず、「職業奉仕とは何か」というテーマで会議の半分ほどの時間を使い、出席者の意見を聴取することでした。例えば、RCにおいて職業奉仕というのは樹木の幹の部分に当たります。枝葉は青少年奉仕や社会奉仕、クラブ奉仕があり、その根幹にあるのが職業奉仕だということです。ロータリアンは職業を通して地域や社会の人々に奉仕するという、いわゆる“I serve”の実行であるということでした。理念を語る中で、皆様にお伝えしたいのは「四つのテスト」の第2の「みんなに公平か」(Is it FAIR to all concerned)のなかの「みんな」とは誰のことかということがありました。英語では“all concerned”すなわち「全ての関係者」ということで、全世界の人々を対象にして公平かどうかではなく、仕事の相手方といった関係者であるという表現のようでした。
 最後に、ロータリアンの行動規範として新たに4項目の提案があり、そのうちの3項目は職業倫理についてでありましたが、第4は「ロータリーやロータリアンの品位を落とす行為は避ける」ということでした。最後に、「四つのテスト」の合唱を促すこと、「よろず相談」を実施しているクラブのあること等が紹介され、今後の参考になりました。

笹野眞紀さん:社会奉仕部門
 私も本家さんの代理で社会奉仕部門に出席してきました。やはりアンケートを回収されており、パストガバナーの質問もありました。
 社会奉仕部門の活動内容の大きな柱は地域交流、環境保全、生活支援です。地域交流では県民の警察を励ます会、南海トラフ地震に備えての勉強会、環境保全では鳥取砂丘清掃、森のプロジェクト(植樹)、里山保全、河川清掃、棚田保全等であり、生活支援では東日本大震災被害のあった気仙沼よろず相談会の開催、在日外国人に対する相談等、趣向を凝らせた内容の活動が各クラブでなされていました。私が特に関心を持った活動はEM菌による水質浄化です。出雲RCや益田RCでは塩素の入ったプールの水にEM菌を混入し、塩素を除去して、河川に放流する方法で、近隣河川にホタルが戻ってきたとのことでした。益田でも4小学校で同様の事業を実施しているとのことです。
 最後に、2015〜16年度の計画について、各行政機関、NPO法人等と連携し、継続して事業を進めて欲しいと要望されました。さらに、補助金の活用についても頑張ってほしいとのことでした。
(担当 野田英明)