No.1
本日の例会
2015年7月7日(火)   第2656回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項
 誕生日御祝
◆新役員就任挨拶
※例会後 定例理事会
 1階「梨花の間」

次週の例会
2015年7月14日(火) 四つのテスト 第2657回
◆奉仕の理想
◆献立 パーティー料理
◆委員会事項
 結婚記念日等御祝
◆佐藤ガバナー公式訪問
◆新旧役員歓送迎会
※集合写真撮影 18:00〜

前回の例会
2015年6月23日(火)

会長挨拶 
 最後の例会となりました。不安な思いでスタートいたしましたが早いもので、今考えると「アッ」と言う間の1年でした。
 皆様ロータリアンの「善意と寛容」の精神のお蔭で無事最終日を迎える事ができ、今は「ホッ」としております。表情にもきっと表れていると思います。明日からは、少し迷惑をかけてきた公民館長としての仕事、保護司としての役割、お寺の事、友人達との付き合いができると嬉しい面もあります。
 少し時間を頂いて、最後に私の好きな「愛」についてお話をさせて頂きます。ロータリーは親睦と友情を基調としながら「奉仕の理想」を実践するために結び合った人々の集まりで、様々な事業を行っています。「超我の奉仕」・「奉仕の理想」という言葉で表現されていますが、その根底には愛がなくてはいけません。「無償の愛」「無条件の愛」を理想とすれば「超我の奉仕」に通じてくると考えられます。
 しかし「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」は、私の理想としている「無償の愛」とは、相容れないものがあります。菩薩の理想は、「慈悲の心」だと言っています。ロータリーは、「善意と寛容」だといっています。儒教では、愛に生きるならば、覚悟が必要だと言っています。愛や奉仕にもいろいろな種類や形があります。この、さまざまな種類や形の愛や、奉仕を理解し合えば、私の好きな愛と奉仕の溶合となり、愛でたし、愛でたしと言うことで最後の挨拶とさせていただきます。


幹事報告 
A)到着文書
 1)松本ガバナー事務所より
 2017-2018年度ガバナーとして倉敷南RCの池上氏決定のお知らせ
 2)岡山後楽園RCより 創立25周年記念誌
B)例会変更なし
C)その他連絡事項
 ・留学生 ?さんより結婚されたと報告が届きました。手紙を回覧致します。
 ・最終例会です。例会終了後、ボックスを空にして名札を事務局へ返却下さい。
 ・次週 6/30は休会です。

委員会報告
◎出席率報告
 6月23日 会員49名 欠席6名 87.76%
 6月9日 補正後  欠席14名 71.43%
◎創業記念日御祝
 牧浦繁雄さん 松下栄一郎さん 古川郁夫さん
 乾 康彦さん 道上正矢見さん 霜村哲男さん
 田村文男さん 松原雄平さん
◎出席表彰
 角脇篤彦さん(30年) 古川郁夫さん(13年)
 本家勇子さん(9年) 村上保雄さん(6年)
◎次年度社会奉仕リーダー 乾さんより
 7/5(日)青島一斉清掃です。8:30には現地に集合下さい。
◎ゴルフ同好会より
 第6回入江会長杯優勝 松長政幸さん
*スマイル報告(本日16,000円 累計563,390円)
入江敏夫さん 最終例会となりました。皆様には本当にお世話になりました。坂根年度の御健闘をお祈り致します。
坂根 徹さん 入江会長、森本幹事一年間お疲れ様でした。いよいよバトンタッチです。
森本美明さん 本日が最後の例会となります。皆様、一年間大変お世話になりました。次期坂根年度に期待をしています。
岡森 裕さん 本年度最終例会に当たり、総務委員会でいろいろお世話になりましたこと、心から感謝申し上げます。
早川慶子さん 本年度もいよいよ最後となりました。大変お世話になりました。
霜村哲男さん 入江会長、森本幹事さん、一年間ありがとうございました。
植田哲朗さん 入江会長、森本幹事、一年間ご苦労様でした。次年度はゆっくりして下さい。
田中 彰さん 本日で入江会長年度が終わります。会長、理事各位及び、クラブ運営委員会の皆様ご苦労様でした。坂根年度の御健闘をお祈りします。
福田 収さん 田植えの為、長期欠席させて頂きました。おかげ様で無事終わりました。
白岩裕己さん 今日は、早朝5時からゴルフをしてきました。清々しくて気持ちよかったです。
乾 康彦さん 本日の協議会は大変失礼致しました。7月5日、青島よろしくお願い致します。
山根京子さん(事務局) 入江会長、森本幹事、一年間大変お世話になりました。
早退  1件
※四大御祝(本日24,000円 累計358,000円)
牧浦繁雄さん  霜村哲男さん
乾 康彦さん  古川郁夫さん 創業記念日等
道上正矢見さん  松原雄平さん
松下栄一郎さん   
角脇篤彦さん  本家勇子さん
古川郁夫さん  村上保雄さん 出席表彰
福田 収さん         出席表彰(4月)

「役員、委員長・担当リーダー退任挨拶」
クラブ総務委員会 会員増強担当リーダー 宮ア正彦さん
 残念ながら、純増を達成する事はできませんでした。あまり期待に応えられなく、十分に責任を果たすことができませんでした。
会計 秦野諭示さん
 年度当初の予算では、収入が約1,270万円(内、会費が1,200万円)でしたが、本原稿執筆時点(4月20日)では、1,255万円となり約15万円の差がでる見込みです。これだけの規模の計画が組めたのは会員の皆さまの会費納入のお陰であり、感謝いたします。
 一方の支出についてみると、全体として予算より約40万円の減となっています。これは、各委員会や会員の皆様の節約のご努力に負うところが大きく、感謝申し上げます。
 以上のように、収入は予算より少なかったものの、支出がそれ以上に少なかったことから、トータルで約40万円程度の次年度繰り越しができるものと見込まれます。
 総じて言えることは、例年通りの活動に加えロータリーデーの実施など、特徴的なロータリー活動のために、活動費を有効に使っていただき健全に支出されたであろうということです。
 例年指摘されているように、予算は会員数に直接的に影響を受けるということは、再度認識する必要があるでしょう。その意味でも、会員数の増加は欠くことのできない大命題といえましょう。
幹事 森本美明さん
 一年間をどうにか終える事ができました。皆様の御協力のお蔭でした。
副会長 坂根 徹さん
 この一年間の私の任務は、入江年度の運営方法等を学びながら、次年度の構想を練る、ということでした。12月年次総会で理事が承認され、次年度理事会で幹事、会計等役員が決定。これで事実上の次年度スタートとなります。
 3月7日、8日岡山で行われたクラブ会長エレクト研修(いわゆるPETS)で、ガバナー公式訪問が7月14日と判明して以降は、文字通り戦闘態勢突入となりました。つまり入江年度の後半は次年度準備で私の頭は一杯、ということです。
 前半の主な仕事は懇親会等での開会挨拶です。これについては先輩諸氏のような味のある∴・拶が出来得べくもなく、毎回冷や汗ものでした。やはり世の中「真面目だけが取り柄」ではなかなかうまく行かないものですね。
 次年度の会長挨拶も心配です。学校の式辞や全校集会での訓話みたいな話は皆さんノーサンキューでしょう。入江会長のように、「時事放談」をやってみたい気もしますが、キャラの違いもあり、私に出来るかどうか、といったところです。
 それにしても幹事、副会長などを務める中で、本当にロータリーの組織運営体制はよく練られているなあ、先人の知恵はすばらしいなあと思うようになりました。それぞれが役割をきちんと果たして行けば(いや果たせなくともそれなりにそっとサポートが入り、最終的には)そう大きなトラブルもなく、坦々と有機的に組織活動が展開されていきます。
 その練り上げられた組織体制、運営方法こそがロータリーの生命力、永続性の秘密なんだろうなあ、とも思います。権力者(いわゆるボス)を作らない、きわめて民主的な運営体制こそが長続きの秘訣というわけです。
 でも戦時下のロータリー活動はどうなっていたんだろうか、とふと気になり、インターネットで確認したところ、すばらしい感動的な講演と出会いました。
 2000年2月26日、札幌ロータリークラブ西條正博さんが、地区IMで「戦時下を生きぬいたロータリークラブ」と題して講演されています。
 戦前軍部や右翼が「ロータリークラブはアメリカに本部のある出先機関であり、スパイ活動をしているにちがいない」と攻撃。その攻撃をかわすため京都クラブが「例会で日ノ丸を掲揚し、君が代を歌うこと」を始め、全国に広まっていったそうです。
 卓話原稿は特高の検閲を受けるなどしていましたが、1940年米山梅吉翁が軍当局に呼び出されるに至り、ついに東京クラブも9月11日自主解散。全国のロータリーも次々と自主解散していく中、17クラブが1949年まで「名称を変えて」「例会を一度も休むことなく」運営していたそうです。岡山水曜会、神戸木曜会、西宮火曜会などがそれです。ロータリークラブは私の心の中で「本当にいとおしい存在」となりました。
会長 入江敏夫さん
 愛には様々な種類や形があります。愛のカタチを6つに分けますと、熟烈な「狂気的愛」、「ロマンチックな愛」、自分を犠牲にする「自己犠牲的愛」、好きなふりもする「目的愛」、長いつきあいからいつしか生まれる「友達のような愛」、スポーツのように楽しむ「遊びの愛」があります。自分の考える愛と相手の考える愛が一致すればよいのですが、固定観念から恨みねたみ憎悪にもなる。複雑な愛でなく単純な愛、老いてなお純粋無垢の愛があれば、奉仕に似た作用を生みます。
 さて、私の年度の本当に、これが会長としての最後の挨拶となりました。
 某喫茶店で霜村さん、植田さんに会った時から私の運命は変わりました。あの日から2年半今日を迎える事ができました。これも一重に皆様の愛あってのことと理解しています。あらためて御礼を申し上げます。
 私のクラブ方針や目標達成率のことは、今となっては取り返せないので何も言いません。新年度の運営方針を見て頂きたいと思います。私は能力の70%ほどは出せたかなと思っておりますが、足りない部分については、私を選考された皆様の責任だと解釈して頂くより仕方ありません。開き直って言っていますが、席のほうから何を言っとる私が助けてやったからだとの声が、沢山聞こえてきます。その通りです。皆様のお蔭で間違いございません。再度ですが、有難うございました。
 私の最大の功績はと考えれば、ただ1つ「その気になれば、誰にでもできる」と言う事です。ロータリー歴11年、幹事経験なし、不良会員、これといった取柄のない人間でも勤め終わる事ができました。このことが、皆様に勇気と希望を与える事が出来たと自負しております。結びに「人生を最高の生きる、ロータリーはそれを可能にしてくれる」この言葉を添えて、お一人、お一人お名前を挙げてお礼を言いたいのは山々ですが、再度壇上で御礼を申し上げて退任の挨拶とさせていただきます。有難うございました。
(担当 松下栄一郎)